CDタイトル↓をクリックするとチェックリストに入ります。
発言者の名前をクリックすると、その人の他のCDレビューが読めます。
(旧形式-更新停止)
DANCE OF DEATH / IRON MAIDEN
13作目。いよいよこのバンドも大作が魅力的な叙情プログレバンドに近づいてきたのかも。
初期〜中期の頃のようなコンパクトな疾走曲の魅力が低下して、5分を超えるような場面展開が激しく情景豊な曲が良いな、とアルバム数回聴きとおして思いました。
ブレイズ時代には折角のプログレ風の佳曲が全く生かされてなかったけど、ブルースの復帰で凄く映えるようになりました。流石ブルース!序盤は楽曲のテンションが低いけど、中盤あたりからメイデンらしさが発揮され盛り返します。7曲目を1曲目にもってきたら良かったのかな?と個人的に思います。最高傑作とは言わないけど、傑作です。
前作同様、大作が目立つ作品。前作は全部とおして聴くと疲れたが今回は、それがなかった!全体的に曲のクオリティが高く、↑のおっしゃる通り中盤から盛り上がりダルさを感じさせない傑作!
中でもHallowed Be Thy Name,FEAR OF THE DARKを想起させるタイトル曲DANCE OF DEATHは名曲じゃないですか?!
1聴したときは、マジで駄作かと思った。
しかし何度も聴くうちに、どんどんハマってしまった。
今作では「ライブ録音」をより一層強めた印象である。音の1つ1つがすごく生々しく、荒々しく、アグレッシヴに聴こえる。前作と違い、ギタリストが3人もいるという特性を生かしていると思う。音が分厚く、ギターの絡み合いも素晴らしい。2曲目・4曲目・7曲目は、コンパクトながら、MAIDENファンなら気にいるであろう佳曲。
ニコの変な声(笑)から始まる1曲目Wildest Dreamsはちょっと駄曲かな。盛り上がっといて、サビがあれだもんなあ。The Wickermanの方がまだいい曲だと思う。
後半続く長く壮大でプログレッシブな曲らは聴き込みを要するが、絶品であることは間違いない。
ただ、MAIDENのアルバムにしたら「普通」のような気もする。もっと緊張感・メロディが豊かな曲が欲しかった気がする。
全体的にみて、私は85点かな。ファンは間違いなく「買い」でしょう。
みなさんはどう思われます?
ブルース復活後のスタジオ・アルバム2作目。
大作志向が強く感じられる曲が目立つが、エイドリアン作曲ならではのサビがキャッチーな「WILDEST DREAMS」、イントロのリフが格好いい「RAINMAKER」、「SIGN OF THE CROSS」や「BLOOD BROTHERS」を想起させるヘヴィさと曲展開の「NO MORE LIES」、怒涛のリフで始まり、高いキーで歌うブルースの歌唱が魅力の「MONTSEGUR」、メランコリックなリフが印象的なドラマティック大曲「DANCE OF DEATH」、イントロが「LORD OF THE FLIES」に似ている正統派ナンバー「GATES OF TOMORROW」、ニコが作曲に関わったストレートな疾走曲「NEW FRONTIER」、映画のサウンドトラックのような雰囲気と複雑な曲展開を持つ「PASCHENDALE」、ニコのバスドラをバックに壮大に曲が展開される「FACE IN THE SAND」、ギターソロ、その後のリフと歌メロの展開が素晴らしい「AGE OF INNOCENCE」、「PRODIGAL SON」にも似た美しさを持つアコースティック・バラード「JOURNEYMAN」と、曲のクオリティは高く、駄曲もない。
しかし、ここ最近の作品で感じることであるが、今後に語り継がれるような名曲は今回も発見できなかったというのが私の正直な感想である。
荒々しいライヴ感のある音作りも個人的には苦手。
LIVEで実際に聴いてみたいですね。
IRON MAIDEN最高!!
スゴイ良いアルバム!!
大作のクオリティが高いし、コンパクトな曲も良い!!
DANCE OF DEATHとRAINMAKERはスゴク良い!!
IRON MAIDENを好きになってまだ一年ちょっとの初心者だけど、
このアルバムはかなり好きになりました!!!どの曲も良くて
特に2,5,9,10の曲は最高だと思います!!これぞメタル!!!
最高!
流石MAIDENって感じのアルバムです!前作も最高だったけどまたやってくれた
色んな曲が楽しめてバラエティにとんでいて前作とは違った味を出していると思う
特に⑩は美し過ぎる!
①は「どうかな〜?」って思うけど
①は収録せず②から始まるアルバムだったらもっとよかった。
ジャケットは前作がよかっただけに今回はダメだ〜
1つ言い忘れた。
前作から思ってたけどIRON MAIDENはヘヴィメタルをやっていないと思う。もちろんハードロックでもない。
IRON MAIDENはもう既にIRON MAIDENというジャンルの音楽を作ってしまった!
こんな曲奴らにしか書けないよ!特にスティーブハリスという男!
確かによくつくりこまれたアルバムなんだけど…
なんか往年の「ギリギリ」感が足りない。でもいいよ。「DANCE OF DEATH」なんか絶対ツボでしょ。上にも書かれてましたが、LIVE見たいですね
起伏の富んだメロディはさすがハリス!
なんかIron Maidenらしさっていうか、70年代を感じさせるようなダークな感じが出てませんよね!?まぁ、これはこれでイイのかもしれませんけど・・・。もちろん嫌いになったわけじゃないですけど、Maidenっていうバンドはあのころを思い出させてくれる唯一のバンドだとおもっていた私としては少々物足りないかなぁ。
前作の流れがかなり強いと思う。
確かに軽いプログレ風味。
ドラマティックをかなり意識してると思われる。
曲の方は相変わらずクオリティが抜群に高い。
①がキャッチーで良いカンジ。⑦もかなり良い出来。
中盤に時折聞き覚えのあるイントロとかフレーズがあるがご愛嬌ということで。
ライブはかなり盛り上がりそうですね。
いつまでたっても衰えるどころかパワーアップし続けるマクブレイン師匠に敬礼!
そしていつまでも絶対神のメイデン万歳!
『BRAVE NEW WORLD』よりは断然良いです。速い曲は往年のパワー感があると思うし、大曲の出来も前作以上全盛期並みに感じました。『Rainmaker』『Dance Of Death』はBESTを作るなら入れたい曲ですね〜。『Wildest Dreams』もサビ以外はGOOD! このアルバムで日本に来るときは絶対に武道館でやってほしい!
世界中にいったい何人いるであろうファンの期待を毎回(例外もありましたが)いとも容易くクリアするIRON MAIDENの器の大きさたるや、本当に驚嘆させられる。
大物になればなるほどハードルも高くなる。リスナーに徹している我々は意外にこれを忘れがちです。かくいう僕もそうで、一聴して「前作よりも地味やなぁ」と感じました。しかし上で皆さんも仰っているように、2度3度と聴きこむうちに楽曲楽曲の素晴らしさが心の琴線にビシバシ触れました。
バンドのイメージで音楽を聴いている人もいるでしょうが、これだけの楽曲を造れる彼らを賞賛しこそすれ非難するなんざ、「おいおい、大丈夫か?」と言いたくなります。
偉大なる、マンネリとでも言おうか。20年以上も同じスタイルを続けるIRON MAIDEN。Dance Of Deathは、その集大成とも言えるべき大作だと思う。よりプログレ化した気もするが、4のようにリフを全面に出している曲もある。The Number Of The Beastの"Hallowed Be Thy Name"の様な度肝を抜く曲は無いが、全曲すごく気に入っている。
1〜5曲目くらいまでがどっちかと言えば判りやすい作風寄りで、
6〜11曲目がプログレッシヴで作品の空気を大切にしている曲を並べているっていう感じがします。
お馴染みのスタイルの楽曲と、新たな方向性を感じるスタイルの楽曲が混ざり合っていて
その辺は好感が持てます。
ただ難解なアルバムというか、聴き込む事を要するタイプのアルバムだと思う。
兎に角、じっくり聴き込みましょう。
音がちょっと引っ込み気味だが、奥の奥まで聞いてみれば
なんてネリ練りなアルバムなんだー
はじめて聴いたときのインパクトは弱い・・・
皆さんがおっしゃるようにより緻密なアレンジ、曲構成がかなりプログレ的な印象を持つ。
一曲目は賛否両論あると思うが、あれだけ一回聴いただけではピンとこない曲が多いと中でもストレートなWildest Dreamsが選ばれたのは理解できる。この曲はLIVEで活きる曲だと思う。
とにかく「?」と思っている人は何回か聴きこんで欲しい。周りの雑音をいれずヘッドフォンで。捨て曲のない、完成された素晴らしいアルバムということに気づくはずだ。
只今失業中 2003年9月14日(日)23時15分
1曲目けなす人多すぎですね。この曲 Live After Deathで聴けるThe Number Of The Beast をほうふつとさせる躍動感がすごいノれていいと思うんですが。ニコちゃんドラム叩いて楽しそうだなーと純粋に思える曲だよ。湿った曲ばっかならいいってもんでもないだろうに. . .ギター音もエイドリアンの嗜好が生かされてシャープで気持ち良くなってるしー。今や彼がいなかったらこんなキャッチーないい曲は聴けないですよ。エイドリアンは繊細だからそんなダメダメ言うと引っ込んじゃってまたこんないい曲聴けなくなるじゃん。
でも、湿りまくりのJourneymanも相当いいバラードだなー。
「死の舞踏」は紛れも無い名曲でした。
自分的には「死の舞踏」以降の後半の曲の方が好きです。
前半は少し駄目です。良いのは有るんですけどね。やっぱり後半の曲の方が好きです。
90年代中期、自分の好きなHR/HMバンド勢が次々に時流に流された中途半端な作品ばかりを作った時、僕は何度もHR/HMを聴くのを止めようと思った。正直耐えられなかった。自分の好きなバンドが駄目になっていく姿を見るのはつらい。。。。もうほとんどのバンドがそういう状態で、正直もうHR/HMを聴くのを本当に止めようと思った。。。。。。そんな時、自分の心を再びHR/HMに戻してくれたのが、このアイアン・メイデンであった。もう毎日、昔の作品を狂ったように聴きまくった。。。。彼らの凄さを、言葉で表現するのは難しい。。。。。政則氏もよく言うが、やはりアメリカのバンドにはこういった作品は作れない。。。。。。前作「BRAVE NEW WORLD」の出来は良かった。しかし、この新作「DANCE OF DEATH」には、それをはるかに上回るパワーと懐の深さがある。決して、歴史があるから凄いわけではない。でも、絶対に新人ではこの作品と肩を並べる作品は作れない。僕は断言する。。。。。音楽は、いかに精神性が大事かをこの作品は物語っている。。。ベテランの域に達している彼らに出来て、何故若さや野望がある中堅バンドや新人バンドにこれが出来ないのか不思議である。でも、だからアイアン・メイデンはアイアン・メイデンなのかも知れない。。。。内容は、100点満点である。あまり触れられていないが、僕は8曲目の「パッションデール」が、圧倒的に好きである。この曲のイントロを聞く度に、身震いがする。そして、涙がでる。メタリカ。。。。。。そして、アイアン・メイデン。。。。。。。アメリカとヨーロッパ、現代のシーンを支える両雄の対決である。
いろいろと批判も聞いていたから、あまり期待もしてなかったけど、
これがすごくイイ!!
はっきりいって『BRAVE NEW WORLD』より良くなっている!!!
不安要素だった①のWildest Dreams思ったよりカッコイイし、
②③⑤⑦は往年の名曲に肩を並べられるくらいの出来具合だし、
全体のバランスもスゴイいい!!!!
マジ買いです!!
意識しての変化ではなく自然に挑戦し続けた結果が、楽曲のバラエティーさに見事に表現されている。冷静に分析すれば、バンドとしてのいい意味での円熟味がもたらしたメイデンらしさ満載の作品という事になる。勿論どれを聴いてもアイアン・メイデンだし、らしくない楽曲は一曲たりとも無い。過去も現在も、(そして未来も)見事にこの作品に集約されている気がする。若いバンドに一言いってやりたい!ここまで、自分らしさを貫けるか?と...........。この作品には、時代性や時流が微塵も感じられない。それにしても、格が違う。作品に漲るパワーは、とてもベテラン・バンドのそれでは無い。やっぱり、凄いバンドである。
僕にとっては、Seventh son〜以降の作品って
イマイチパッとしなかったんです。ってことは
五枚に渡って心から気に入ることは無かったって事ですよね。
そんなもんだから、このアルバム聴いた時はほんとに
興奮しました。音も良くなり、曲も爆発どころが
ラウドにドカーンと行ってくれるし、若々しい印象すら
感じました。Journymanも感動的だった。もうちょいアコギの
ストロークが際立つミックスの方がよりよかったけど。今や
叙情曲にキーボードアレンジはメイデンに欠かせないものになってますね。
ライヴでバンドブレイにこだわるなら手空きのギタリストかブルースが
弾くのがいいかなとふと思った。
2年振りにHMのCD買いました。メイデン、ホントに良いですね。
今回のアルバム聴いたら、10数年前に買ったTHE FIRST TEN YEARS
シングル集を掘り返して見たくなりました。
来日待ってます!!
2003年発表。13枚目のスタジオアルバム。
アートワークのメインテーマは『死の舞踏』で、中央に死神に扮したエディが立ち、踊りの輪の中に入るよう手を差し出している。向かって右端に最も手前に居る女性も虚ろな目で我々をいざなう。
音的には『THE NUMBER OF THE BEAST』(3rd)以降に構築したこのバンドの持つあらゆる面を総括したような印象を受けた。個々の楽曲についてはすでに上で様々な方が触れているので、ここで全てについて改めて論じないが、①は「ACES HIGH」を彷彿とさせる名曲である。実のところ、このバンドは必殺の一撃を1曲目に持ってくることは少なかったりする。意外と、「疾走感はあるのだが、ややラフ、あるいは少し大味、もしくはちょっと複雑」な楽曲が多い。そんな中で、本作の幕開けは『POWERSLAVE』、『FEAR OF THE DARK』に似ている。
続く②はこのバンドの魅力が大炸裂である。印象的なイントロもさることながら、個人的に最も感動したのは「THE TROOPER」で見られたような2本のツインギターの絡みが、クローズアップされるようになった点だ。しかも現編成はトリプルギターなので、ツインリードギターのバックにはしっかりとザクザクしたリズムギターが刻まれ、さらにそこにハリスの剛直なベースが絡んでいる。この辺の音作りはどうしたって3rdから5thあたりの諸作品を思い出してしまう。
加えて大作として6th以降に確立した複雑かつ抒情性に満ちた楽曲を配している。そういう意味では持っている手札を全て見せた感がある。
結論を言う。本作は『NO PRAYER FOR THE DYING』(8th)以降の諸作品中最も質が高い傑作アルバムである。しかも3rd〜5thに肉薄するような仕上がりの。
これ、マジで名盤っすよ!!!
3rd以降を彷彿させる曲もあり、今までにない斬新な曲もあり、かなり楽しめます。
1曲目でニコ師匠がカウントをとるところから、もう既に凄まじいぐらいのオーラが湧き出てる感じがします。
タイトル曲はあの「Rock In Rio」のような超大人数のメイデンフリークが拳を上げ、頭を振り、叫びまくる。
そんな情景が早くも浮かんできます。
自分は買って速攻気に入りました。
曲はやっぱり「DANCE OF DEATH」が最高ね。鳥肌が立つとはこのこと。
1曲目をきいて失敗したかなと思ったが次からなかなか良くてそのまま突っ走ってくれた。
イギリス伝統の音を再現するメタルバンドは、もうIRON MAIDENが断トツですね。
シンセサイザー類や中世音楽等のマッチングも良く、よく練られた曲調とアレンジで、クラシカルな音空間を築き上げるのに成功している。
このバランス感覚がまた非常に絶妙なのですよ。
昔はディアノ時代のIRON MAIDENに固執していて、ディッキンソン時代の良さに慣れるのに時間がかったのですが、遅ればせながら今、現在は満喫しております。
英国伝統の音を再現するメタルバンドは、もうIRON MAIDENが断トツですね。
シンセサイザー類や中世音楽等のマッチングも良く、よく練られた曲調とアレンジで、時にはクラシカルな音空間を築き上げるのに見事成功している。
このバランス感覚がまた非常に絶妙なのですよ。
昔はディアノ時代のIRON MAIDENに固執していて、ディッキンソン時代の良さに慣れるのに時間がかかったのですが、遅ればせながら、現在は満喫しております。
いや、ホント、イギリス代表の我らがIron Maidenのこの新作聴いたら、
アメリカ代表Metallicaの「St.Anger」なんて超が3つつくくらいの駄作じゃんと思えてきてしまいました。
聴きながら、涙が出てきてしまいましたよ、いやほんとに。
「Brave New World」もけっこう楽しめたんですが、やっぱりまだちょっと出戻りしたばっかりで
メンバー同士遠慮してる所があったんでしょうね・・・。
ハジケまくってます!
皆さん後半がプログレっぽいとおっしゃってますが、僕は後半は"聴かせ系"だと思ってます。
そういう意味では、走る曲でもしっかり"聴かせる"メタルバンド、Iron Maidenの真骨頂かもしれませんね!
構成も、曲も、言う事なし!
全曲同じようなテンションなので、最初聴いたときはBrave New Worldアルバムよりもダメかも、なんて思いましたが、何度か繰り返して聴くうちにタイトル曲はじめそれぞれの曲の深さに圧倒されるようになりました。感じとしてはPiece of Mindに近いような...
国内盤を買った後で改めて輸入盤を買いなおしてしまいました。来日が楽しみです。
なんか最近ブルースが戻ってきてからギターの音が荒いから気になるけど、前作の「BRAVE NEW WORLD」はバラエティー豊富でなかなかの傑作ですが、今回はさらに荒くしてみんな同じように聴こえるから、なかなか覚えられないですね。なんかサビの歌メロがやけに気になるし。まータイトル曲の「DANCE OF DEATH」は好きですねー。あと、コピー禁止のCDはうざったいから出さないでください。
初めて買ったメイデンのアルバムはコレです。
大作志向でちょっとだれるけど,
ニコの曲もあり,
ちょっと新しいメイデンを感じました。
にょろっと 2003年10月28日(火)16時49分
アイアン・メイデンの作品を聞くと、何故か背筋がピンとなる.....。決してアイアン・メイデンだからと、意気込んで聞くからではない.......。ベテランの域に達しているバンドの更なる挑戦は、聞く者の心をグイグイ引き込んでいく.....。ファンはきっと彼らに、自分の理想の姿を見ているのではないか....。信念を貫きたい.....。誰もが自分自身の理想形をもちながらも、日々の生活に追われていく......。理想より現実.....。彼らはベテランでありながら、何故ここまで自我を貫けるのだろうか?その答えを明確に導ける人は少ないと、僕は思う。HR/HMを聞き始めて早19年......。彼らの存在感は、別格である。
アーティストの成長と共に、ファンも成長しなければならない。いつまでも昔の姿を追っかけていては、必ずどこかに無理が生じる。この作品を聞いて単純に、昔の作品と比較するのは少しおかしい。この作品に存在するのは、円熟期に入ったバンドの更なる挑戦である。それを単純に、昔と比べて楽曲のインパクトが....といわれても、それはある意味酷である。20代のバンドと40代のバンドが同じサウンドを表現しても、それは明らかに意味合いが全く異なる。今、出来る事に対してどれくらいの力を入れているかが、重要なのである。ファンは時に勝手である。その勝手さが、時にアーティストを苦しめる事を忘れてはならない。
・あ〜らら!とうとう「POWERSLAVE」を抜く票を得ましたね!すげえ。鳥肌が立ってしまいました(照)
・僕も一曲目を聴いた時は「うわぁ〜 汗」となりました。しかし、2曲目で完全に盛り返し、そのあとはもうドッカンドッカン。聴き終えたときには放心状態に陥ってしまいました。若干音響とかミキシングに疑問を感じますが、そんな些細なことなどまったく気にならないでしょう。素晴らしいアルバムだと思います。
・注目すべきは、「IRONMAIDENというバンドがフル稼動している」という点でしょう。トリプルギターの威力を完全に活かした楽曲、スティーヴならではのプログレッシヴロック的展開の大作、さらにはメンバー全員がソングライティングに参加し、ここまで素晴らしいアルバムを作り出してしまった。メンバー全員が己の持つ能力を出し惜しみすることなく存分に発揮し、ぶつけあい、今、完全に「一つのバンド」としてまとまっている。そんじょそこいらのバンドには出来ない芸当でしょう。これぞ、メンバー全員の経験と結束意識の成せるワザ。最高です。
・このアルバムは、「IRONMAIDENとはどういうバンドだったのか」を思い出させ、また再発見させてくれました。ヘヴィメタルバンドであって、それ以上のバンドだということ。爆発せんばかりの勢いを持ったバンドだということ。一筋縄ではいかない様々な面をのぞかせる曲を演奏するバンドだということ。聴覚以外の五感にも訴えてくるサウンドのバンドだということ。そして何より凄いバンドだということです。
・「前作の流れを汲んだ」という言われ方をされているようですが、僕はブルースの「3rd、4thの延長にある」という発言の方がしっくりくるとおもいます。1st、2ndでヘヴィメタルを極め、3rd〜でヘヴィメタルからの飛躍を図った。同様、メンバーチェンジでバンドそのものが崩壊しかけた後、BRAVE・NEW・WORLDで再びヘヴィメタル界の頂点に返り咲いた。そしてこのアルバムで、とうとうヘヴィメタルを超越してしまったのではないでしょうか。完成されたそれはすでに「IRONMAIDEN」という一ジャンルを確立してしまったのです。凄いです!
・IRONMAIDENの最高傑作がここに誕生! 是非とも、目をつぶってジャケットを見ずにお買い求め下さいませ(汗)
前作BRAVE NEW WORLDで、メイデンはもう終わった、ブルース復帰でこの程度の作品出されたんじゃあ
もう二度とメイデンを聴く事も無いだろうなぁとさえ思った。
しかし、それでもと思いこの新作を買ってみたがコレが予想以上の出来。
何も目新しい事をやっているわけではないのだが楽曲が非常に良く練られていて全く飽きない。
まだまだこんな傑作を生み出す余力が有ったんだなぁ。
銘菓ひよこ 2003年12月12日(金)0時45分
サウンドはあまり好きじゃないんですが(たぶんCCCDのせい)、曲は絶品。
俺は『BRAVE NEW WORLD』も好きなので、これにも納得いきました。
ただやっぱり聴き込むことで本当の良さがわかる名盤です。
最近メイデンは大作志向になってきてますよね。特に後半はダレる方もいるかと思いますが、捨て曲では決してないので聴きこんでください。
もうすでにライヴで半数以上プレイしてるようなので、二月の来日が楽しみ!!
ああよかったー。MAIDENが終わらなくて。
銘菓ひよこさんと同意見ですね。
私は、アグレッション、ドラマティックさ、ドライブ感、キャッチーさの四拍子が揃ってこそのMAIDENサウンドだと思ってるので「BRAVE〜」には全然納得いってませんでした。
両手離しで名盤だ!とは言えないけど、これが求めているMAIDENなんだと一安心。
これからも頼むよ!ハリスさん!
楽曲は相変わらず最高!
ブルースの歌もますます力強くなってて素晴らしい。
密柑56 2003年12月31日(水)16時52分
MAIDENのアルバム買うのは、今回が初めてだけど最初の一曲目から、
最高にカッコいい!!朝からテンション上がるし!!
早くライブ行きたい。
衰えってモンを知らんのかね、ディッキンソンは。
ホントに安心して聴けるアルバムだな。
長くメイデンファンだが、このアルバムで分かってはいたが、バンドとしての
才能の枯渇を感じた。
とはいってもコレクター魂でアルバムは買ってはしまうのでが、3曲目以外に
ピンとこない。
ブレイズ在籍時の悪夢は別として、どうしたメイデンといいたい。
CCCDというので購入を控えていたが、最近ベストを聴いて彼等の魅力を再確認したため、購入。
既に多くの方が言っているように、好盤だと思う。初めに聴いた時は、主に前半の曲(1〜6辺り)がいいと思った。というより、その中のキラーリフが良かったという感じで。メイデンは、キラーリフを「これでもか!」とばかりに延々とリピートすることがよくあるが、それによりより叙情感が高まるというか、いい効果を生みだしていると思う。
ただ、1のサビがあれなのと、後半の楽曲にあまりハマれなかったことが、個人的に残念な点。
曲も演奏も悪くはないけど、プロデューサーは、絶対メイデンに合ってない。
久々にアルバム単位で楽しめたアルバム。90年代からのプログレ風味を引き継いでいるが、とにかくアグレッシブ!
これだけ曲が充実していたら、ブルースとエイドリアンが戻った意義があるだろう。
メイデンへの思い入れは既に無いが、これは買ってよかったです!
十五歳の時に、趣味の悪いジャケットのレコードを買った。でも、聞いたら、凄い。
あれから、何年経つのだろう。メンバーは変わっているけど、凄い。大阪城ホールも、
凄かった。良い意味で、やられた。
前作が「このメンツでこの程度か!?」と疑問に思った自分にとって
今作はあまり期待してませんでした。
①を聴いて「また駄目かな」と思いましたが、80年代当時の彼らを思わせる
②や壮大なスケールの⑧にまだ救われました。
でもまだまだ彼らはこんなもんじゃないハズ!
何この音質・・・コピーコントロールCD絶対反対。
全体的に大作が多いけど、曲がバラエティに富んでいるのでぜんぜん飽きません。
1曲目は大好きですね。大阪城ホールのライブで歌ったのは気持ちよかったな〜。
「Dance of Death」や「Montsegur」も大好きだし、「Journeyman」は感動!
メイデンにはこれからもがんばってほしい!!
⑤の展開がすごい。メイデン節炸裂です。もうその一瞬だけで満足しました。しかし不満なのはジャケットです。なんすかアレ!(笑)センスのセの字も感じません。
若干中だるみする感じはあるけど、メイデン好きなら安心して聴ける作品。
10曲目のAge of Inoccenceが一番好き。
88点。
僕は普通にこのアルバムがメイデンの最高傑作と思っています!!!!!
①は並みなんですが、②からラストまでは基本的に全部名曲だと思っています。上のこ〜いち
さんと一緒で僕も「Age of inocence」、かなり好きです。サビとかエモ-ショナルでいいです。マーレイって作曲クレジットされている曲って少ないけど、実は個人的に名曲な曲を書いていると思います。「RainMaker」とか前アルバムのラストの曲とか。ハリス主導で作っている曲と違って曲がすごくなめらか感じですよね。がんばって彼にもっと曲を書いてもらいたいです。メイデンらしい曲としては「No More Lies」が一番ですね。
驚くほどの名曲はないがアルバム単位としてはかなりの名作であると思う。
でもRainmakerとDance of deathはかなりイイと思う。
Nasty 2004年6月28日(月)20時57分
最初、聞いたときは「何だこれは・・・おわったか?」
過去の曲に期待し、さいたまスーパーアリーナへ・・・
コンサート後の感想は「かめばかむほど味が出てくる名曲ぞろいのアルバム。すごい」
これを好きになった後、「BRAVE NEW WORLD」もなぜか聞き出した。
なんだかんだ言っても、メイデンは最高のバンドであることに間違いはなし。
mvalu 2004年7月10日(土)13時17分
これはアルバムではなく、芸術作品です。
感動しました!!
アルバムの後半まで聞いていてもダレルことが無い。
捨て曲無しのすばらしい作品。
昨日このアルバム買ってメイデンの虜になった新米です、ヨロシク!!素人が言うのもなんですが、アルバム通しで聞くと2.5.10がやっぱりインパクトつよいですね。自分の中では文句なしで100点です!!今までメイデンに気がつかなった己の不明を恥じ、一生懸命CD集めたいと思います。 お粗末
どこを切ってもメイデンです!!!。
『BRAVE NEW WORLD』ではブルースが歌っているという事実だけで浮かれてしまって、自動的にアルバムの印象もとても良いものになっていましたが、それも次第に当たり前になってきた時期にこうして新しいアルバムが登場しました。
「Wildest Dreams」が始まった瞬間、とても明るい楽曲だったので思わず「Tailgunner」を思い出してしまって嫌な予感はしましたが、「Rainmaker」が始まったときに「よっしゃ!!!」と拳を握り締めたのを覚えています。その後大作が幾つか続きますが、最初聴いたときにはどれも同じに聴こえてしまいましたが、聴き込むとそれぞれ個性を持っていて素晴らしいと気が付きました。中でも「死の舞踏」の高揚感!!!。これこそメイデンの魅力をいっぱいに詰め込んだ名曲であり、新しいメイデン・アンセムだと確信しました。最後の「Journeyman」もメイデン・フェスのライヴで演奏してくれて、思い出の曲になりました。
結局メイデンは期待は裏切りませんでした。さすが僕の生涯のNO.1バンド!!!。新しい要素も十分に感じられたし、ライヴもいろいろな趣向がなされていて、とても新鮮に思えました。ジャケットも最初は抵抗がありましたが、今となってみるととても味があって好きです。
『死の舞踏』なんて言ってるが、メイデンはまだまだ死なない!!!。
何と言うか、曲単位で見ればいい曲ぞろいなんだけど、音?ベースの音が前作であれだけガンガンに唸ってたのに今作ではわりとソフトで優しい音になってましたね。でそれが結構全面に出てるもんだから、全体的にサウンド自体がヘヴィではあるけど柔らかい感じになってしまっていて、ただでさえ抱擁力のあるブルース・ディッキンソンの歌があるのにこれではあまりに耳に優しすぎて逆に眠気がどうたらこうたら…。
大作が多いってのもあるんでしょうけどね。もう少し乾いた感じの音の方が良かったと思います。やっぱり理想は前作ですね。
いいアルバムであることに変わりはないです。「RAINMAKER」や「NO NORE LIES」は最高だし。ただ前作があまりに良すぎたっていうのと前評判が高かったっていうのがあって。
キャッチーながらインパクトに欠けるように思える1,WILDEST DREAMSで多少出鼻を挫かれた感もある。だから折角のデイヴ作の名曲2,RAINMAKERが余り映えてない気もする。この曲はもっと攻撃的な曲か大作の後の方がインパクトがあった気がするなぁ。大作が多いアルバムで頭から2曲連続でポップ感のある曲ってのは、バンドの狙いなのかも知れないけど個人的にはちょっと違和感もあったり。
しかし、楽曲群の出来はさすがで大作志向が強いながらもダレることなくメイデン独特の味を見せ付けられる。どの曲もドラマティックでメイデンらしいメロディを多量に含んだ名曲揃い!ニコ・マクブレインの初作曲である7,NEW FRONTIERも大作が多い中で明快な疾走曲としてアルバムにより活気を与える役目を果たしてる。
タイトル曲は「これぞメイデン!」な名大曲だし、ラストを飾る11,JOURNEYMANはらしさはしっかりとありつつも、アコースティック楽器がメインという新風も入っていて余韻を持ってアルバムを聴き終えることが出来る。
今挙げなかった曲に関してもどれも素晴らしい出来映えだ。
個人的にはいまのところ前作の方が好きだけど(前作はかなりの傑作だと思ってます)、なんとなく、そのうち本作の方が好きになるんだろうなっていうわけのわからない自身も多少ある。(笑)勿論、結果はどうなるかわからないけど。
サウンドは、なんとなくハリス氏のバキバキ・ベースが小さめな気もするけど、他は大して気になりませんでしたよ。
ジャケは、エディはメチャクチャ格好良いんだけど、他のCG部分がどうも…。(苦笑)
メタラァ 2004年10月10日(日)11時35分
正直購入時「ダメだこりゃ」と思って殆ど聴きませんでしたがコンサートに行って一変!
コンサートでの本作のパフォーマンスに完全KO!されました。凄すぎる・・。
大してよくも聴かず落胤押してた自分が恥ずかしくなりました。
聴く度にあの興奮がよみがえる・・。Dance of Death、Paschendale・・・
すみません。名盤です。
このアルバムも素晴らしい。
BRAVE NEW WORLDではさほど厚みが感じられないトリプルギターも
このアルバムでは存分に効果を上げている。
変にチューニング下げてヘヴィにしてるバンドよりずっとヘヴィだ。
前半の流れがイマイチという人もいるけど③のイントロなんかにはやられました。
もちろんDance Of Death以降、後半も文句なしです。
Pachendale,Age of Innocence,Journeyman等、湿りまくり。泣いてもいいですよね?
THRAX 2004年12月18日(土)20時36分
レンタルして聴きましたが、わざわざ買うほどのものではないなというのが第一印象でした
でもいい曲結構あります
彼らは器用だと思う。まさにベテランの巧者だ。
全体のサウンドはたしかに楽器隊それぞれの音を聴かせる作りになっていない。
しかし、聴き手の感情を揺さぶるブルースの歌唱を中心に、
「秀でた曲」「優れたHM」が追求されている。
この方向性は彼らの巧みな生き残り戦略だと思う。
楽器隊の面白さで言えば、今のメイデンが逆立ちしても叶わないグループが
山ほどある。そして、今のメイデンが並み居る強豪に打ち勝てるのは、
「ど真ん中のHMのスバらしさ」なんだと思う。
彼らはよく頑固に音楽性を変えないと言われるが、すごく器用に変化しているのだ
と思う。
変な例えだが、この方向性の変化はスポーツで言えば「選手」から「監督」に
なったぐらい大きいと思う。(もちろん同じ競技の中で)
音楽性が変化すると言われるジューダスプリーストは、
年をとってもいろんな競技に出まくる「選手」のままだ。
どっちがいいとかじゃなく、こういう違いが面白いんじゃないかと思う。
inoko 2005年1月28日(金)14時48分
(本当にそう思っている方に対し大変失礼な発言になってしまうが)本作はMAIDENの最高傑作ではない。
最新作が過去の誉れ高い名作を押しのけ、あっという間にTOPに出てくるのは、仕方のないことだろう。誰だって今旬の作品に物申したいだろうし。
だけど、本作は最高傑作でないにしろ、名作であることに異議はない。
全体的にプログレ色が強く、特に後半の曲は複雑な展開を見せる。聴き手を飽きさせない。
個人的には、曲のクオリティー云々よりも、老いを感じさせない猛々しさに感動を覚える。とても満員電車に揺られ、疲れた顔をしたその辺の中年サラリーマンと同じ年齢とは思えない。
本作リリース時の来日公演「MAIDENフェス」はもはや伝説。
私は20年近くメイデンを聞いてきたけど、firstが1番だと思いますが、この年齢でこれだけのアルバム出せるのは、メイデンとプリーストしかいない。ブリテイッシュ最高。
でもfirstにはどうしても勝てません。
メイデンのアルバムは、スルメ盤であることがほとんど。
最初の一聴では「・・・今度こそ終わったな」と思うのですが(苦笑)、そこを踏ん張って
何度も何度も聞いていると、なんだか不思議とこちらの感覚器官が楽曲のほうに寄り添っていく
というか、馴染んできてだんだん中毒になってくる。
朝起きるなり「あの曲の真ん中辺のギターソロが聞きたい!」なんてなることもしばしば。
だから、メイデンのレビューを書くのはほんとに聞きまくって聞きまくって聞き倒してから。
下手に聞いてすぐに書くと、後でどうせ撤回することになるので。
このアルバムものっけから「何じゃこりゃ?!」と思ったけど(やたらにキャッチーでポップ・・・)、耳が馴染んでくると
Montsegur、Paschendale、Rainmaker、Gates Of Tomorrow、New Frontier、といい曲ばかりじゃないですか!
確かに今までの総まとめっぽい感じはするし、特に目新しい曲調や目立った変化はないけれど、
「これがやっぱりメイデンだよな」とうなづける、そんなアルバムだと思います。
確かに目新しくもないし変化もないけど良いものは良い。
今回はアップテンポの曲が増えてとっつきやすくなった「メイデンのアルバム」。
ただそれだけであり、それが良いのだ。
ブルース、エイドリアン復帰第2弾、遂に13作目。ベテランの領域に達した彼らが現在に提示するHMの醍醐味、しかしメイデン様式美は留まることを知らずますます成長しつつある。
アイアンメイデン復活!なぜか賛否両論別れるアルバムですが
俺は好きですよ、後半の大作曲オンパレードも最初はだるかったけど
よく聞けばいい曲ばかりだし。
メイデンの健在ぶりを見せ付けたアルバム。
余計な期待をしなければ「まあ、こんなもんだろう」と納得の出来る作品。
タイトルトラックなんかは結構好きである。
CCCDだった(と思う)のですぐ売り飛ばしてしまったが。
このアルバム最高!初期のメイデンも好きだけど、今のメイデンも大好き!
後半の曲は今のメイデンの素晴らしさがかなり凝縮されていて、もう何て言えば良いのかわからないけど、とにかくいい!あと二枚、大作を沢山作ってもらいたい
sapt7 2005年9月22日(木)22時33分
正直非常にがっかりさせられた作品です ジャケもCDのプリントもダサすぎるし肝心の曲もパッとしない曲ばかり。。。全体的にインパクトが薄くキメパート等も印象に残らないものばかり MAIDENのことを死ぬほど愛する私ですが残念ながら私にとっては駄作です 前作の方が100倍よかったし過去の作品を越えているとは思えません 厳しい意見ですみません
ジャケはダサいが、内容は良い。前作よりも好きかも。
べテランが言い訳程度に出したようなアルバムでは決して無いし、
RAINMAKERなどいいリフ。大作曲は実にドラマティックで、良く出来ている。
しいて言えばスティーヴのバキバキと曲を牽引していくベースが埋もれ気味なのが
惜しい。
前半はややストレートな楽曲、後半はプログレ色の強い大作風の楽曲が並んでいる。
アグレッシヴな4.MONTSEGUR、壮大かつ叙情的な大作の8.PASCHENDALEがいいですね。
サウンドの面では前作「BRAVE NEW WORLD」よりは好きだが、やたら綺麗に整ってしまったギター、引っ込み気味なベースはちょっと気になるところ。
賛否両論あるみたいですが、私はメロディの美味しい曲満載の名盤だと思います。
前作ではせっかく6人編成になったのにエイドリアンのソングライターとしての関与が少なかったのと、トリプルギターがいまいち効果的に機能していなかったのが不満だったけど、その点は改善されていてよかった。
本作ではなんと二コマクブレイン(ds)をふくむ6人全員が作曲に関与していて、非常にバラエティーに富む楽曲群になっている。
キャッチーでノリの良い 1、で始まりアコースティックな 11、を最後に持ってきた曲の配置も完璧。
メロディアスなイントロと3本のギターが見事に調和するソロがたまらない 2、
デビュー当時のNWOBHM時代を思わせるような強烈なリフとブルースのハイトーンヴォーカルが凄まじい 4、
ブレイズ時代の名曲「THE CLANSMAN」を発展させたような壮大な世界観を持ったメロディーの 3、
エイドリアンにしては珍しくオーケストラを取り入れたややダークな雰囲気の超大作の 8、
そして本作のタイトルトラックでありハイライトである 5、はスリリングな展開と変拍子なリズムが印象的なプログレ風大作。
10、はけっして悪くはないが他の曲と比べるとやや歌メロが弱い。
まさにこの6人編成でなければ生まれなかったであろう「THE NUMBER OF THE BEAST」と肩を並べる最高傑作だと思う。
MAIDENらしさを維持しつつ、新しい要素を加えてアルバム毎に新たな名曲を作り出していく様はまさに圧巻!
音質が悪いということは、必ずしも悪いことではないのかもしれない…
そう、考えさせられた作品です。
彼らが急に今風の音作りをしたのならば、どうなるのでしょうかね…
Forte 2006年2月20日(月)19時51分
一曲目が始まったとたんに駄作かと思った。
が、聴けば聴くほど良さが解るアルバム。
例により大作中心でダ-クな感じがするのも良い
湘南メタル 2006年3月20日(月)23時54分
何故にあれが一発目!?やっぱ一曲目って大事だよね!!それを除けば傑作です。
しかしずいぶんとメロディアスでポップになった。たしかにプログレ風にもなったけど…それよりも曲自体が軽くなりポップである。ここまでくるとメロハーになるんかな。メタルとは言いがたい。捨て曲無しの英国メロディアスハードで大作および傑作です。ちなみに国内盤はCCCDです。パソコンで聴く方はUS盤をお勧めします。CCCDではないので…
これ、実はあんまり聴いてないんだよな。買ったのに。
後半のスローな曲は好きだし、dance of death は最高なんだけど、
うーむ。きっと聴きこめばいい所が出てくるとは思うんだけど、
どうしてもブレイブ〜の方を聴いてしまう。お帰りなさいブルース(´v`)
って感じで。あっちは曲に統一感あるしね。
でも新譜もでるし、また聴いてみます。
破壊力もあるし、何よりブルースディッキンソンのボーカルがうますぎです。
この人、ほんっと、歌うまいよなぁ。聴いていて気持ちいい!!
奇妙な冒険 2006年8月28日(月)11時45分
一曲目があれだから二曲目が引き立つのです。
そういう意味では絶対必要な曲。いきなり名曲を求める聞き方もいかがなものかと。
このアルバムは全体的に見て素晴らしいアルバムだと思います。
リフの素晴らしさ、曲の勢い、ここまでくれば1st、2ndに肩を並べてると思います。
音楽や食べ物なんかは人それぞれ嗜好があります、それをとやかく言うのはいかがなものかと。
メイデン最高です。
こりゃやばいよ!!とりあえず、マジで買うべき!!
期間限定1,500円特別価格で再発された盤はコピー・コントロールではなく、普通のCDなので、PCで聴く人は買いなおしをオススメします。
↑くーさんがおっしゃるように、今1500円。それで買いなおした(3回目!)
最初はコピコンの日本盤→1〜2回聴いて“音悪ぃ!曲どこがいいの?"と思ってソッコー売った。しばらくしてやっぱり気になり、2回目はコピコンじゃないUSA盤を購入→アグレッシブ&メロディアスな「MONTSEGUR」だけは名曲!と感じたのでMDにダビングしてソッコー売った
そして今回数年ぶりに安さにつられて再々購入→感想は、“あれ?あれ?これって・・・こんな徹頭徹尾メロディアスでパワフルな名作だっけか?!メチャクチャいい!"だった。何これ・・・よく駄曲扱いされる1曲目も凄くイイ(笑)2曲目以降はさらに最高です。後半なんてもう悶絶もののテンションの高さ!おかしいな・・・自分の耳より数段メイデンは進んでいるんだなって感服させられた。正直ブルース復帰前のメイデンより(マーティン・バーチがプロデュースしてた頃より)凄い。現代のロック・ファンやメタル好きにもアピールし得る音像だし・・特にブルースのヴォーカルは勿論、ギターの音も良いね。リズム隊が若干部分的に分離が悪いけどライブ録音だし、マイナス点にはならないでしょう。
いや〜何より楽曲の練りこみ具合はハンパないよ!2000年代屈指の名作にして名曲だらけ!もう売らない(笑)自分の未熟さを恥じましたよ。今さらだけど・・凄いね!
この一曲という曲はないけど、アルバム全体の評価としてはかなり良い。
先ず、スティーブのBが控えめですね。リズムGの音の分離が悪い、ケビンのミックスが今イチなのか、ライブ録音が影響しているのか・・・。
ブルースの伸びやかな歌唱が堪能できるアルバムではある。
ヤニック独特のフレーズも今まで以上にあります。1と8以外は上質と言える。
前作がダークな感じだったのに対し、明るくなった印象をもった。
トリプルGも生かされはじめている。
好みの問題ですが、前作の方が上と感じます。
Deuce 2007年3月16日(金)21時33分
前作よりかなりプログレ風味がでてますね。
RAINMAKERの様な印象的なリフの曲もあれば爽やかな感じのGates Of Tomorrowなど色々あります。トルプルギターが冴えてるのが聴き所かな・・・
未だに『戦記』を車でヘビロテしてるので、部屋であんまり聞いてなかったコレを聞いた。…イイ。イイよ!!メイデン…ごめんよメイデン。貴方達は、英国の至宝です。
戦記も、ダンスオブも、どっちも甲乙付けがたい、カッコイイアルバムだ!!
でもコピコンは酷いな。その分音量デカくして聴いてるからいいけど!!
(・ω・) 2007年5月22日(火)23時27分
総合では前作の方が上だが
再結成後の3作はどれもハズレなしの傑作。
ブルース、エイドリアーン復帰後のアルバムの中では現時点で一番いいと思います。特に7曲目のNew Frontierからはメイデン節が炸裂しながらもマンネリ感なく、かつ適度な緊張感も維持しつつラストまでメイデン酔いします(笑)
この7曲目からラストまでヤニックがクレジットされていない(と思った)のがなんか暗示しているのか!
1,4,6曲目が水準に達してはいるけど、無くても聴けるかな。それと音質が、、もどかしいですね、、輸入版のコピコン無しのはいいのかな?
♪お気に入り
07.New Frontier
08.Paschendale
09.Face In The Sand
10.Age Of Innocence
11.Journeyman
<意見002>
ちょっぱー 2007年8月10日(金)13時44分
こんなん聞く暇があるなら、出逢い系カフェへナンパでもしに行け
音質あんまよくない。なんか篭もった音。
でも曲はイイ感じ。ヘヴィだけどメイデンらしい音。
タイトル曲を始め、オーケストレーションで派手に飾った曲が良いなー。
ちょっと全体的にスペインっぽい雰囲気というか、『DANCE』の名の通り、舞踏風なイメージ。
というかブルースがすげー
プログレ風味ですが、ポップな面も強く聴き易い。
MAIDEN独特の圧倒的な哀愁メロには圧巻。
静と動の対比をしながらも、メロディの美しさだけは変わらない。
ギターの音がかなりクリアーでメロディアスなのも嬉しい。
メタルにしてはいい意味でお洒落なアルバムだと感じました。
オススメは、
Rainmaker、No More Lies、Dance Of Death。
Rainmakerが哀愁ただよってていいね。
最近のでいちばんすきかなー