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QUEENRYCHE / QUEENSRYCHE
当時リアルタイムで聞いたわけじゃないから偉そうにはいえないけど、かなりの衝撃アルバムだったのではないかと思われます。
特にジェフテイトの歌唱が当時絶賛されていたのも良くわからんでもない。
個人的には曲が凄い気に入りましたけどね。今聞くとま〜多少時代を感じてしまうが。
音は非常にショボイけど、自主版としてはかなりいいのではないかな。自主版でこれだけの物を作れれば文句ないでしょう。
特にVOはとても自主版らしからぬVOですね。掘り出し物のCD、大当たりのCD、だったのではなかろうか。
最近、輸入版でマインドクライムとこのアルバムの2枚組がでており、そちらはリマスターされており、音質(音量)がだいぶ良くなっているのでそちらをお勧めします。
ライキチ 2002年10月19日(土)10時51分
自主制作だというのはずっっっと後から知りました。そういや音質悪かったのはそのせいか、
と思ったぐらい、他のメジャーものと同じく、ごくストレートに気に入りました。
知ってて聴いたら、なんという新人なんじゃーと悶絶していたに違いありません。
1983年作のデビューEPで、もともとは1982年に自主制作されたもの。
ジェフ・テイトのハイトーン・ヴォーカルに魅了され、また、ヨーロッパ風の本格的HMサウンドに、真新しさを感じたものだ。
並の新人ではないと思ったが、ここまで成功を収めるとは。実に素晴らしいことですな。
彼等独特のプログレへの「進化」に若干の不満を覚えつつも、しっかり聞き続けてしまった俺である。
私が紹介するのはリマスター盤です。
当時のミニLP+初来日時のライブ音源の全14曲収録となってます。
前者については当時レンタルレコードからのダビングテープをよく聴いていたが、いつのまにか廃棄処分。聴いててすごく懐かしかったです。やっぱり「女王の国」は素晴らしいな。
後者は既発(今は廃盤?)ビデオの音源ですが、特筆するところはないです。スタジオでいじくっている感が強く、あくまでも資料的なものではないでしょうか?
もっと言わせてもらうなら、次作「THE WARNING」とのカップリングの方が嬉しかったな。
ただ、バンドもこの後「オペレーション〜」でバンドの地位を確立したが、彼らの足跡を辿るためにもこのアルバムは見逃せないものであるのには間違い無いです。
4曲入りデビューEP。自費出版で5万枚売り上げたらしい・・・・凄いですね。
曲の出来はさすがに若さを感じるところもあるけど、どの曲も凄くレベルが高い。それに今のQUEENSRYCHEとは違って正統派のヘヴィメタルです(これは当たり前だが)。
それと特に凄いのがジェフ・テイトのVo。現在の彼と違ってほぼ高音のみで唄ってるのですが、どの曲においても超高音まで完璧に唄えていて並の新人ではないことを予感させます。
個人的には①と④がお気に入りだ。
★★
正統英国へヴィメタルの精神をもろに継承した作品。
自主制作盤ながら完成度はかなり高い。
複雑に展開する曲を難なく歌いこなしてしまう、新人とは思えないほど、ジェフ・テイトのヴォーカルは並ならぬ歌唱力を思い知らされる。
そろそろ原点回帰もいいんじゃないかな?
帝王序曲 2004年10月25日(月)22時26分
たった4曲ですが充実しています。完全に英国に根ざした音ですね。アメリカ的な要素はほとんど見られません。さすがに後の楽曲と比べると出来が悪いのは当たり前ですが、若さと勢いが感じられてニヤッとしてしまいます。
リマスター時に加えられたライヴ音源はかわちさんの言及の通り、なんとなくいじってある感じがあり、観客とのやり取りがあるとは言え無機質な感じを受けます。スタジオ版とあまり演奏が変わらない(完璧すぎて・・!?)ので余計にそういう印象を受けるます。
とにかく「Queen Of The Reich」と「The Lady Wore Black」は現在でも演奏され続けている人気曲なのでお勧めです。
後に発表されたアルバムを大体聴いてから(『TRIBE』のみ未聴)このEPに手を出したんですが、なんかもう全然芸風が違いますね。
いい悪いは置いといて『約束の地』とか『Q2K』とかと同じバンドが作った作品とは思えません。
哀愁漂う「The Lady Wore Black」には「あ〜、確かにQUEENSRYCHEだな〜」と納得させられましたが。
それにしてもジェフ・テイトの声の若いこと若いこと。ハイトーンなんか手が触れればザックリ切れそうなほどの強烈さです。
自主制作でこんなもん出されたら、そりゃ「すげぇ新人が出てきた」って騒ぎにもなりますね。
ところで、楽曲以上にインパクトあったのがセーソクさんの解説。
いきなり「ハード・ロックの若き貴公子、クイーンズライチの歴史的デビューアルバム」というキャッチで
「貴公子?ライチってそんなキャラだったの?」と度肝を抜かれましたが、
その後の本文でも「運命の翼を持つクイーンズライチ」「エル・ドラードの統治者」「美しい悪魔達」などの
素薔薇しいフレーズを次から次へと叩き込まれて頭がクラクラしました(笑)。
オペレーション〜より断然こっち!
正統派を受け継ぐはずだったのに、何か実験的な音楽になってしまって。。
いま聴くと時代を感じますね。後の作品群がインパクトあり過ぎなので、文字通り「ミニアルバム」。
これが出た時はJUDAS PRIESTの後継者になると思われてましたね。後の彼らの作品と比べたら青臭いのは間違いないが、何か特別なものを持ってる感じはする。若きジェフ・テイトのVOは凄過ぎ。