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UNORTHODOX / EDGE OF SANITY
EDGE OF SANITYはすべてのアルバムがカッコイイのに、なぜか3rd〜5th以外は知名度が低い!!2ndである今作、UNORTHODOXは1stのブルータル&邪悪路線を引き継ぎながらも、よりドラマティックに展開している、といってもいわゆるツインリード泣きメロ系のクサクサメロデスではない。とにかく、速くて、リフもカッコよいので、ついつい聞き込んでしまう一枚。
たしかにリフがかっこいいです。曲は基本的にブルータル・リフで、その合間に時折メロディックなパートが挟まれる感じです。
このバンドが厳密な意味でのデス・メタルを演っていたのは本作まで。
'92年にリリースされた2nd(4thで日本デビュー)。
ホラー映画を思わせる SE と恐怖心を煽り不気味な語りの幕開けに次ぐドラマティックな曲が展開するスウェーディッシュ・デス。
ヴォーカルはデス声ですけど、ノイズを含んだ「楽器」として聴いてます。
あぁ〜このアルバム好きです。ジャケットも大好き。最初から最後までとにかく速い!初めて聴いたメロデスもこいつでした。荘厳なデスメタルの印象が強かったです。今、このバンドまだ活動してるのかなぁ!?
まだメロディック・デスなど広まっていない'91〜2年、中心人物のダンもまだ10代ということを考えると、なかなか先鋭的な作品。
いきなり初っ端からチェロや複数ヴォーカルを導入した組曲「ENIGMA」が度肝を抜きます。
全体的にはデスメタルそのものといった曲が多いですが、たまに「オッ」と思わせてくれるアレンジもあり、メロデスの萌芽と見られる部分もチラホラと。
当時は相当アンオーソドックスな作風だったと思います。この後の進化も加速度的ですが、元から実験的なバンドだったんですね。
いま聴いても、刺激的。