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NIGHT OF THE DEMON / DEMON
NWOBHMを代表する1枚。
おどろおどろしいジャケットのイメージとは全く違う、適度にポップでメロディアスなHRは抜群にカッコいい!!
お薦めですよ!!
NWOBHM探索時に発見したバンド。
デスメタルっぽいお墓ジャケでかなり凶悪サウンドをイメージしたが、中身は意外と正統派HRでキャッチー。コレが出た当時にタイムリーに聴いてたらどんな気分だったのかと思うが、もっと個性を打ち出せばもっともっとカッコよくなりそうな感じ。なかなかイケる作!
高校の修学旅行にて大量に買い込んだレコードの一枚、
名古屋のとあるレコード屋さんで300円か400円で購入しました。
聴いてから知ったんですけどNWOBHMのバンドだったんですねえ…
キャッチーでとっつきやすい印象、勿論良い意味でだ、
ジャケがジャケだけにおどろおどろしいのを
想像してたから聴いてちょっとびっくりしたな、
こういうギャップって好きなんですよね。
81年発表の1stアルバム。NWOBHM作品としてはかなり有名な1枚。
バンド名は「DEMON」、墓石が内臓をかきむしるグロいジャケット、1曲目「FULL MOON」における不気味さ、「ホントに大丈夫なのか?コレ...」と不安でしたが、2曲目「NIGHT OF THE DEMON」を耳にしてズッコケた。何だこのキャッチーさは(笑)
気持ち悪くおっかないイメージとはまるっきりかけ離れた音楽性。泣きのギターが堪らない「NIGHT OF THE DEMON」、思わず体を揺り動かしたくなるリズミカルさとキャッチーなコーラスを持つ「INTO THE NIGHTMARE」、THIN LIZZY的な「FATHER OF TIME」「DECISIONS」他、親しみやすさ満載の佳曲が勢揃い。特に「NIGHT OF THE DEMON」と「INTO THE NIGHTMARE」の2曲はNWの名曲として必聴の部類でしょう。
噂によると、聖飢魔Ⅱもやっていた棺桶から飛び出すという演出をこの時既に確立していたというのだから驚きです。エンターテイナーとしての素質もあるバンドなんですね。何と未だ現役バンド、げっ!
彼らの記念すべきデビュー作品。
最近はグロテスクなジャケットも多くなり、このジャケットを見てもあまり驚かないかも知れないが、当時は気持ち悪さNO1のジャケットでした。
ただ中身は初期WHITESNAKEやTHIN LIZZYを彷彿させる古典的な英国ハードロックで、ジャケットの割りに聴きやすいので結構面喰らうが、案外と高品質だったりする。
個人的には3rdが一番のお気に入りだけど、世間一般的にはこれか2ndが代表作になっているので、NWOBHMに興味のある人は聴いて損なしです。
ちなみに今年新作リリースの予定になっていますので、まだまだ現役で頑張ってくれてます!
"Rise, Rise, Rise…"という怪しげな祈りと笑い声…非常に不気味なオープニング、"Full Moon"からのスタートはあまりにも有名だが、このイントロやジャケットの強烈なインパクトのせいで、「BLACK SABBATHに影響を受けた〜」などと勘違いもいいところのレビューが載っていたりするDEMONのファースト。
他にも、腐乱死体のコスプレ(?)で棺桶から登場し歌い始めるというデイヴ・ヒルのパフォーマンスもあり、かなり色物扱いされたりもしている部分もあるのだが、音楽的には、彼らは、UFOやTHIN LIZZYに近い、多少ポップで非常に豊かなメロディを持った「ハードロック・バンド」だと思う。NWOBHMから登場したバンドでは、DIAMOND HEADを別にすれば、IRON MAIDENよりもDEF LEPPARDよりも好きなバンドだと思う。MAIDENのようなアグレッションやプログレ的な急激な曲展開やDEF LEPPARDの王道的なポップ性などは持っていないバンドだが、ともかく落ち着きたい時には、私は彼らのアルバムを聴いてしまう。
デイヴ・ヒルのヴォーカルは、UFOのフィル・モグのように、ブルージーで、高音のシャウトなどは少ないが、これが良いのである。また、このアルバムでは、泣きのギターがこれでもかとばかりに炸裂していて、まさにイギリスの湿り気を感じさせる。
アルバムは先ごろ11枚目をレコーディングしたらしいのであるが、どのアルバムも、実験的な要素は増えていくにしろ、根底にある独自のメロディアスさが失われておらず、安心して聴くことが出来る。だが、ともかく初心者には、この彼らの音楽性の基本が詰まったファーストをオススメする。音像的には今の耳で聴くとかなり軽い感じがするかもしれないが、要は楽曲だ!
「職人のハードロック」、「ハードロックの良心」…そのような言葉がふさわしいバンドであり、アルバムである。