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UNDERWORLD / ADAGIO
…買ってよかった!!!
ステファン・フォルテ率いるメタルバンドの2nd。音楽性がよりプログレっぽくなっています。現代音楽〜クラシックのファンにも逝けるであろう一枚。ステファンは、個人的には早弾きよりゆったり弾きの方が好きなのですが、そんなエモーショナルなフレーズもいっぱい!プログレ、シンフォ好きに捧ぐ!!!
前作「SANCTUS IGNIS」はネオクラシカルHMとしての名盤でしたが、2ndとなる本作では若干の方向転換がされた感じ。
メンバー的にもネオクラ権化のリチャード・アンダーソンが抜け、無名のKey奏者が加入しており、彼の味が加わった結果なのかな?前作で顕著だったネオクラシカル・シンフォニックさよりも映画音楽的な壮大さや、ピアノを用いての純クラシカルさが目立つ作風になってます。中盤の荘厳なコーラスパートはいやでも大作映画のサントラを彷彿とさせます。
ここでもデヴィッド・リードマンは見事な歌唱を聴かせてくれますが、楽曲が大仰になり過ぎたのか、歌メロ自体があまり目立たないつくりに感じました。その要素もあってか、前作と比較するとHM的な昂揚感が少し弱まったかな。あくまでも比較論ですけど。
個人的には最も注目してるバンドの一つであるフランスのブラックメタルバンド、ANOREXIA NERVOSAのVoがゲスト参加してるということでかなり期待してたんですが、味付け以上の役割ではなかったみたいです。残念。
それにしてもこれだけの楽曲を作ったステファン・フォルテは凄いですね。ギタリストしてだけでなく、コンポーザーとしても評価されるべきでしょう。
…なぜ前作より書き込みが増えない!?!?
聴けば聴く程に面白味の出てくるこの作品を、みんな一聴しただけで捨てているのでは??
1stよりよっぽど素晴らしいよ。
ただ、プログレッブさが増して、敬遠しちゃったファンも多いのではないかな。
是非、聴き込んで欲しい。
捨て曲がまったくない。ボートラさえもが名曲。
ヘヴィーローテ必至です。
圧倒的構築美とドラマ性。このアルバムはすごい!
ARTENSION+DREAM THEATER+LACRIMOSAっていう感じです。
壮厳な音世界にメロメロ。
ボドムっ子 2003年10月28日(火)0時35分
2ndで初体験ですが、インパクト、即効性はないですね。
1stの方がガツンときそうなのでそっちも聴いてみます。
凄すぎ。。。
最初、聞いたときはなんだこりゃ!?と思ったけど聞いてるうちにハマっちゃいました。
曲構成にキャッチーさがほぼ皆無。複雑。日本では人気出にくい音楽性かな?
でも、この完成度を無視するのはもったいない!!グイグイ引きこまれていく!!
歌メロは前作にも増して良い。しかし、確かに29さんの言うとおり、造りとしてその歌メロが目立たない感じになってますね。なんと言うか、歌メロとインスト・パートの割合が近いと言うか…。(日本盤ボーナスの曲はそうでもないけど)
この複雑な曲をこなす演奏陣も凄い!!この元(?)ELEGYのドラマー、ブラスト・ビートまでカマしてますからね!(笑)新任のキーボディストもかなり上手い!!華麗な鍵盤捌きは早く生で、無理なら映像で早く観てみたいです!
当然ステファン・フォルテのギターはテクニック、表現力等々において素晴らしく、さらにはこの楽曲群を殆ど独りで作り上げてるのが凄い!(細かいアレンジは違うんだろうけど)まったくもって凄い才能の持ち主ですね!
ハッキリ言って、「物凄いアルバムが出てきたな」っていう感じですね。前作を軽く凌駕しちゃってます!!これで本物のオーケストラ・サウンドだったらどれだけ凄いことになっていたことか…。今回、合唱団とは共演してるけど。そこは次作に期待!!
こりゃスゲェ作品だ!俺は「これだ!」っていう曲があるわけではないけど、アルバムを聴き通すと、凄く気持ちの良い疲労感が味わえる、とでも言うのかな、とにかく本作はアルバム単位で聴いてこそ、ですね。
怒涛のドラマティック・プログレッシヴ・メタルの傑作!!凄い!!
第一印象は悪く「評判の割りにこんなものか…」なんて思いましたが、何回か聴いてると、はまりますね!
メタル初心者向けではないですが、中毒性は高いです。
いやありえないでしょ。この圧倒的なスケール、壮大な世界。
こんな音楽を創れるのは世界に数人しかいないのでは。
素晴らしすぎます。1stなんか通過点に過ぎなかったのでしょう。
それにしてもステファン、デヴィッドリードマンはもちろんだけど
見事にリチャドアンダーソンの代わり、というかそれ以上のプレイを聴かせてくれる
新人のケヴィンには驚きを隠せません。
この2ndさえも通過点にさらなる世界を創造して欲しいです。
凄腕ギターリストステファンフォルテ目的で本日このアルバムを購入して聞いてみたのですが、ギターはネオクラシカルでありながらいろいろなジャンルのスケールも取り入れているのですばらしい人だと思いました。しかし楽曲はSEというか前奏のクラシック音楽があまりにも多くて長く、1、2曲ぐらいでしたら問題ないのですが、かなり入っていて、プログレ志向の方なら我慢できますが私はちょっと不満を感じました。楽曲自体はかなりシンフォニーXしてます。シンフォニーXのVとアルバムに近い感じだと思いました。ということでプログレメタルが好きな方なら問題なく好盤になると思います。メロスピや正統派やクサメタル好きの方はちょっと不満を感じるかもしれません。転拍があまりに多く疾走もほとんどしてません。ただ鍵盤 ギターの凄腕が好きな方ならお勧めできます。私はシンフォニーXとタイムリクイエムが好きなので問題なく聞けましたが。。。前奏のクラシック音楽があまりに長ったらしいのでもうちょっとコンパクトだったら良かったのになあーって思います。くどいようですがシンフォニーXなサウンドです(笑)
やばいね。完全にノックアウト。メンバー全員天才
いかにもなネオクラ系プログレ・メタルで、特に新鮮な驚きというものはなかったですが、この大仰さは気持ち良いですね。
曲単位でどうこうというより、全体の雰囲気と、テクニカルな演奏の応酬に浸って聴いちゃいます。荘厳なコーラスが良い味付けになっていて、確かにこれで本物のオーケストラまで使えたら強烈だろうなぁ。
全体的に大作が多くて何曲も聴くと少し飽きる…
1stに比べてプログレ色が強くなったのも少し残念なところ。
もう少しストレートな曲がほしかったなぁ。
これだけすごいメンバーだと楽曲全体的に手が込んでしまうなかなぁ。
クラシカルな大作好きな人にはお勧めのアルバムだと思います!!
これは凄いよ!!最近聞いてるので一番のお気にです!!
1stも大好きでしたが軽く超えてるねー。もっと早く聞いとけばよかった・・・。ただ速い曲が好きな人、長い曲が聞けない人、はダメだねー。個人的に何の文句もないなー歌メロいいねーギターはスローなパートと速いパートのバランスがよく、自分は特にスローパートが好きです。いい曲作るねーステファン!!キーボード変わって良かったんじゃないーかなり好みです。ただデヴィッド脱退は痛すぎ!あんたの声かっこよすぎ!!まー音楽はシンフォニーXっぽいけど、プログレメタルバンドの中じゃーかなり上位に入るんじゃないすか?
2nd。
いわゆるSYMPHONY Xタイプのバンドですが、彼等をも喰っちまうんじゃないかと思うぐらいレベルが高いです。
無名ながらも超絶クラシカルギタープレイをブチかますステファン、目立たないが安定した歌唱を聴かせるデイビッドも良いですが、個人的には新キーボーディストのケヴィンの働きが目立ったかな。
彼の純クラシック的なフレーズが楽曲をより壮大に仕立て上げてて、今回の作風にはバッチリ合ってたね。
デイビッドの歌唱が少し一本調子な所が惜しいけど、それ以外は文句のつけようがない出来。
個人的にはネオクラでは3本の指に入る作品。(95)
はっきり言って、最初に聴いた時は良さが分かりませんでした。。。
しかし、聴きこむに連れてこのアルバムの世界観にはまっていきました。
上の人も言っているように初心者にはオススメできないですが、Symphony Xの様な音楽が好きな人には是非聴いてもらいたい一枚です!
ドリームシアターよりもシンフォニーXよりも、
この作品のアダージョが大好きだ〜!!
とっても地味な扱いをされているが、プログレ・メタルの傑作!
プログレ色が強くなった . はっきり謂えば Symphony X 調の音楽だけれどかなりレベルが高い , 特に高揚感のあるフレーズを挟んでくれるあたりはもろ Symphony X と謂ったところ . なかなか高度なテクニックを挟んでくれるので十分に酔える . わたしはこういう壮大な大曲が大好きなので本作は全面的に肯定 .
山口 弘 2007年10月12日(金)10時30分
全曲キャッチーでメロディにフックがあります。
是非聴きこんで欲しい一枚です。
94点で名盤だと思います。
Adagio初体験。
最初は内容が濃すぎて全く頭に入ってこなかったけど、10回ぐらい聴いてようやく輪郭がつかめてきてからはもうハマるだけでした。
メンバーの演奏も言うことないし。ネオクラ・プログレ?の名盤でしょう。
様式美系のプログレメタルというジャンルはそれほど裾野は広くないけれど、
トップクオリティのドラマティックメタルですね。
その先には深遠なる美の世界が広がっています。
大作志向で型にとらわれない楽曲構成、そして強力な展開力。
超名盤。
本作以降は展開力を支えたDs.が(Vo.も)交代し、
楽曲も大きく路線転換に踏み切ることとなります。
