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FIRE BREAKS THE DOWN / PROUD
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EUROPEが台頭してきたころの、北欧メタルの名盤。
当時の北欧の雰囲気をしっかりと踏襲したなかでは、一番の攻撃性と疾走性を持ったバンドだったと思う。
今のSTRATOVARIUSはいい意味で洗練され、正統派の旗手となったけど、
このPROUDも、存続さえしていれば、必ずそう成り得たと思う。
当時のライナーには、HM/HR黎明期に、北欧から世界に野望を馳せる若武者たちの姿が。

けんしょー 2003年9月8日(月)14時0分

生涯ロックミュージックを聴くなかで、出会えなかった名盤という物が沢山でてくると
思う。大多数の人にとってこのプラウドが唯一残したアルバムは、そんな一枚ではないか。北欧の美しいメロディーと、初期のアイアンメイデンに通じるあらあらしさ。
隠れた名盤の名に相応しい一枚だと思います。
私は当時、いわゆるジャケ買いで買ったのですが、ここまで大当たりだったのは
珍しいです。
このバンドの2ST,3STが聞いてみたかった。残念でなりません。
あきらどん 2003年11月24日(月)22時53分

荒々しくも、疾走感をメインに据え、ツインリードのユニゾンが美しい一枚。ネオクラ風味は殆ど無いモノの、当時のSweden勢にしか出せない独特のもの悲しいメロディーライン、メロディアスでありながらキャッチーではないサウンドが、彼らを北欧の雄たらしめている気がします。ドラマティックな曲有り、パワフルに疾走する曲有り、アルバム全体のメリハリも付いていて、なかなかの好盤と思います。

彼らの置かれた環境は必ずしも悪くはなかったと思います。本作も大手、EMIからのリリースでしたから。ただ、当時のB!の北欧特集にも見られましたが、当時の北欧のバンドは、彼らに限らず、どうもミュージシャンシップに欠けるというか、創作活動以前の姿勢に問題があった感がします。兵役も足かせになっていたみたいですし。

彼らの出てくるタイミングで、もし今のように雑多のレーベルが、それぞれに良いサウンドをそれなりにサポートしている環境が整っていれば、彼らのサウンドの続編が聴けたかも知れませんね。
KUZU 2003年11月24日(月)23時45分

80年代北欧メタルをリアルタイムで体験した私だが、この作品はノーマークでした。
当時もさほど(と言うかほとんど)話題にならなかったのでは???
93年にCD化されて初めて聴いたのですが・・・これがなかなかの秀作。
当時の北欧メタルらしいマイナー臭たっぷりなんだけど、激しさと哀愁漂うギターが曲をグイグイとひっぱり、同期の北欧メタル勢の中ではかなりの完成度ではないでしょうか(サウンドプロダクションはショボいですが)。


m.c.A.K. 2004年3月3日(水)12時52分

80年代北欧メタル。バンド唯一の作品。
80年代の北欧メタルと言えば、まず、EUROPE、TNT、更にSILVER MOUNTAIN、マイナーなとこでBISCAYA、MADISONなどが活躍していたが、
俺はこのPROUDが群を抜いて好きだったなぁ。
NWOBHMを彷彿とさせる幾分荒めなメタルの部分と、北欧特有のリリシズム溢れる叙情的な部分という、
両極端な側面を持つ、マニア受けするタイプの作品ですよね。
今現在聴くと時代を感じさせる楽曲もあるけど、ストレートなハードチューンから幾分複雑な展開を聴かせるナンバー、
更に叙情的な楽曲も何曲もあり、各楽曲の方向性は実に多種多様でありながら、そのいずれも高いクオリティを誇っていることに驚く。
俺も2nd、3rdとバンドの今後の発展を注目してました。
ホント、曲作りのセンスは非凡だったし、幅広い感性を持っていたので、本作たった1枚で消滅したのは残念でならない。
アゴ 勇 2005年2月18日(金)13時49分

当時、まさしくこれがスウェーデンだって感じの曲だった。1曲目のツインギターのメロディーはちょっとしつこいけどかっこいい。でも、個人的には1曲目だけかな。
Ranzzy 2005年7月4日(月)3時14分

ジャケ買い必至!初期北欧メタルのホームラン王。
メタルにズリ下げズボンは不要 2005年12月27日(火)15時55分

4畳半メタル?
スウェーデンにそんなのあるかいな? 有るんですよ
極寒の町でひたむきに赤ホッペで録音してる映像が浮かぶ・・・
セルフプロデュースで正解ですが 他のパートにも気を使って欲しかった。

たかつんリターン 2006年4月21日(金)19時12分

ハードロック教典というオムニバスに収録されていた「STAR FIGHTER」でその存在を知り、その後、彼等の唯一の作品「情炎の白夜」(84年)を入手。見事ツボにハマり、瞬時にお気に入り盤に昇格したアルバムでした。(その後、更に調子に乗ってLPも買った)
NWOBHMの荒さを受け継いだ北欧メタル。攻撃性とメロディーのバランスがVERY GOOD!
切ない歌唱がジ〜ンとくる「STAR FIGHTER」、サビのドラマティックに盛り立てるギターと暗い歌メロの対比がサイコーな「記憶のかなたへ」、ギターが怖いほど冴えてる「NO LOSERS」・・・、ホントたまりません。
一刻も早く再発が望まれる一枚ですね。
推薦度:★★★★☆
ガイアナ 2006年8月4日(金)20時18分

へーっ・・・こんなマイナーバンド皆知ってたんだぁ・・・嬉しいな。当時の北欧METALではピカ一のアルバムでしたよ。なにしろ甘いGのフレーズ。殆どがツイン。この信じられないダサダサ感(当時ですら)の究極がこのアルバムの全てだったように思える。今、考えるとこの小さいながらも確かに存在した「北欧METALブーム」ってなんだったんだろう・・・とROCKおじさんは思っちゃいます。やったら日本人の琴線を引っ張るんだよなぁ・・・今のようにインターネットがない、情報量の少ない平和な時代の産物だったのかもな。俺もだいぶレコード売って、現在はプレイヤーの針もないけど、このアルバムはまだ手元にあるんだよね。当時の学生時代の旅行。ウォークマンでこれ聴きながら長野の雪道を走るバスから見た雪景色の光景を思い出す。寒い場所で聴いてほしいな。

アマロック 2007年1月25日(木)1時48分

北欧メタル・ファンの間で「隠れた名盤」として今に語り継がれる、スウェーデンはランツクルーナ出身の
5人組HMバンドが唯一残した'84年発表のデビュー作。
アルバムの作風をバッチリ伝える暗く怪しげなアートワークと、『情炎の白夜』なる邦題が非常に良い味を出している本作。
'93年に国内盤がCD化された際には速攻お店に買いに走りましたが、一聴して最初の感想は「音悪っ」(苦笑)。
Voもお世辞にも歌が上手いとは言えず、音質の酷さと拙い歌唱が相俟ってアルバムの貧乏臭さに拍車が掛かってますが、
しかし、それが一体なんだと言うのか。デビュー当時「虫歯になりそうなぐらい甘い」なんて評されたのは、
このバンドだったかSKAGARACKだったか忘れてしまったが、ともかく甘美にしてドラマティックなツイン・リードGを
前面に押し出した、北欧のバンドらしいリリカルな叙情性と、NWOBHM由来の攻撃性が丁度良い按配で
組み合わされた楽曲の数々が放つ鮮烈な輝きは、そうした諸所の欠点を差し引いて尚、霞む事はない。
個人的には、ツインGがメロディアスに切り込んで来るOPナンバー①のイントロを聴いた瞬間「買って良かった〜」と
目尻を下げましたが、本作はそれ以降も、ラストを締めるシャープな疾走チューン⑧に至るまで優れた楽曲が目白押し。
これでシンガーがもっと上手かったら最高だったのに・・・と思わなくもないが、歌唱力は兎も角、このVoが朴訥と歌う
マイナー調のメロディは、本編の寒々とした空気を引き立てる役割を果たしていて切り捨て難い味わい有り。
正直なところ荒削りで垢抜けない作品だし、とても万人向けの代物ではないが、日々、泣きメロ/クサメロの探求に
余念がないメロディ愛好家の方なら、間違いなく生涯お付き合いしたくなる魅力を秘めた1枚かと。
火薬バカ一代 2009年12月17日(木)23時6分

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