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CONSUMING IMPULSE / PESTILENCE
オールドスクールデスではコレを凌ぐ作品には未だ出会っていない!
前作で衝撃を受けた走り気味の物凄いグルーヴ感を保つ独自のノリは顕在。
前作との大きな違いは、録音状態が飛躍的に向上してガチガチの硬質な分厚いアグレッションが前面に出たことだ。そして、ヴォーカルスタイルが完全にデス声となった。
前作で感じられたB級っぽさが抜けて、完全に孤高な存在となり、当時の他のデスメタルを遥かに凌ぐ個性とクオリティを秘めた作品となったのである。
インパクト大のアリンコジャケ、ワウ多用の気持ち悪いリフ、どこかやるせないデス声、固有のコード進行、ドゥーミーさと突っ走るリフの緩急の付け方など、どこをとっても素晴らしい!
う〜ん、かっこええですねぇ。
あの泣きそうなデスヴォイス、かなりいいですね、最初は失笑してしまいましたが慣れるとカッコイイ。
リフはドロドロしたデス特有のものですが2ビートのドラムと絡み疾走感抜群です。
でも前触れなしに遅くなるので気持ち悪さも抜群です(笑)...Kamikoさんと書いてること変わらん(汗)
ブラストが一切ないんですがこれはデスです。間違いないッス。
これを聴いた事が無いデス/スラッシュ好きの人にはぜひ聴いてもらいたいです。
1989年作。
CELTIC FROSTや、MORBID ANGELを彷彿とさせるシンセサイザーの導入部分に、彼等からの影響を感じさせるのは俺だけだろうか?
悲しみや傷みに悲鳴を上げるかのような、感情を秘めたような独特のこのデス・ヴォイスを聞けば、一発で彼等とわかる。
この作品後、一気にプログレ色を強めるが、この作品を聞いても彼等の演奏力がけっこう高いことが伺える。
スラッシュ/オールドスクール・デスといったところで、個人的には、サウンドが初期MORGOTHとかぶってならない。
2ndアルバム。通称「蟻ジャケ」。
前作はオーソドックスなスラッシュメタルだったが、このアルバムでは完全にデスメタルになっている。
後期では見られないようなデス特有の攻撃性はもちろん、アルバム全編に渡って鋭い緊迫感が味わえる。
下手じゃ出来ないデスメタルってのは、こういうものを言うのである。当然、理屈抜きで聴かなければならない。
徹頭徹尾に正統派DEATH。
音質、リフ作り、VoとDEATHそのもの。
個人的には、DEATHのLEPROSYと並ぶ疾走デスの傑作。
上記2行目のDEATHはデスメタルの意味でのDEATHです。
紛らわしくてすいません・・・