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HERETIC / NAKED CITY
過去作でハードコアな魅力に取り憑かれた人には向かない作品。
Naked Cityの数ある作品の中で最も好きな作品。
デュオやトリオ作品が殆どを占め、無駄な音が排除された印象。
音圧や音数で表現するのではなく、むしろ、静寂の使い方から張り詰めた緊迫感がある。
映像のない映画音楽というコンセプトで、様々なシーンを想定して曲が作られている。
その曲は即興性が強く、必要最小限の音で、音の芯が強く、繊細、そして空間系のエフェクトが特に優れている。
邦題「異教徒」というタイトルやシックなモノトーンのジャケから、タブーに触れる感触と高貴で格調高い感触がある。