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SCEPTICS UNIVERSE / SPIRAL ARCHITECT
一聴してCYNICとDREAM THEATERを混ぜたかのようだ、と思った。
演奏や楽曲構成はかなり良く個性派と思うが、個人的にCYNICと比較してしまったために、もっと毒気を求めてしまった。
今後チョット追いかけてみたいと思った。
テク的にはCYNICよりだいぶ上では無いですかね?CYNICの方がバラエティーにとんだ曲調という感じですが。
全体がタイトにまとまっていて、骨太です。曲自体も意外にメロディアスでよいです。
DTと比べてもあまり意味がないかもしれませんが、テク、複雑さ、激しさという点では上を行っていると思います。
何かサイドプロジェクトやっていましたね?なんでしたっけ?
私は、 http://sound.jp/stevemorse/ やっています、ご覧くださいまし。
フリージャズとへヴィメタルを無理やり融合させたらこうなりました、みたいなアルバム。
CYNICもだけど、WATCH TOWERの影響がかなり強いと思う。
まさに現代版WATCH TOWERといった感じ。
一見、各パートが好き勝手に演奏してるように聴こえるけれど曲としての完成度は高い。
ここまで複雑な事をやっておきながら、へヴィメタル的なカッコよさも失ってない所は凄いと思う。
アヴァンギャルドなものも好きなんですが。
CYNICの冷淡さや、耽美的な展開も欲しかった。
ジェイムスラブリエを目指せとも、
マイクパットン型に志向を変えろとも言わないが、
ヴォーカルにもっといろんな意味で変態度を要求したい。
確かにWATCH TOWER的な雰囲気ありますね。
中々面白いバンドです。
FateWarningの名曲をカバーしてるのも
中々ポイントが高い!
ノルウェー出身のテクニカル・メタル・バンドの、2000年発表のデビュー・アルバムです。
CDの帯なんかでCYNICと比較されていたので、ヴォーカルは濁声だと思い込んでいたら、普通の声でちょっとがっかりしちゃいました。-27℃さんも指摘されてますが、確かにもうちょっと変態なヴォーカルの方が似合うバンドです。いや、けっこう器用で悪くはないんですが。
でもこの浮遊感のある歌メロ、何かに似てるなと思ってたら、ちょっとPSYCHOTIC WALTZに雰囲気が近いかも。
展開が激しく、各楽器に集中して聴くと、目眩がしてきます。複雑でテクニカルな曲が好きな人なら気に入るんじゃないでしょうか。
妥協一切ナシの世俗を完全に無視した(ような)信念の塊みたいなバンド。
こんなアルバムは聴いた事なかったから、このバンドの存在に物凄く驚いた!
嬉しすぎる。もろにツボ。最高!!
全員が各々のペースで唯我独尊ぶりを発揮したプレイで走りまくり、同調はしないのに局所的に協調性はあるという・・・奇跡的な結束力の堅さが熾烈極まりなく異常(と思える)なテンションの楽曲に反映されています。
で、何に圧倒されるかというと、この驚異的音数。ここまでやられると泣けてきます。
己の肉体と精神を過剰なまでに追い詰め、酷使し、極限まで高めようと苦しみもがく、野蛮で攻撃性剥き出しなストイックすぎる姿勢が(痛いのだが)眩しい。個人的には憧憬に近い感覚で、感動的です。
WATCHTOWERは個人的に知的な未来人って印象なんですが、このバンドは知的な原始人みたいです。その音世界が荒涼とした大地に突如降り注ぐ雨あられ、なんて可愛らしいものじゃなく、何日も猛威を振るい全てをなぎ倒す吹雪とか、氷河期とか、神の天罰か、なんて言いたくなる恐ろしさ。徹底的に無情を極めているような醒めきったもので、青ざめつつも至極幸福な感じがします。
因みにこのヴォーカルは大好きで豪放無敵っぷりに申し分なく、鋭利な刃物のようなクリアな声質が信憑さを醸し出していて最高です。歌唱能力も高く気に入りました。
個人的には滅多に出会えないバンドに出会ったと思ってます。嬉しいです(泣)。
お前はジャコ・パストリアスか!とつっこみを入れたくなるような音。
1曲目から目まぐるしく変化する複雑なリズムのオンパレードで初めは
何やってんのか理解できなかった。ジャズ/フュージョンにメタルサウンド
を取り入れたような音でベースの際立ち方が半端じゃない。全楽器隊よくこんな
複雑なリズムで演奏できるな…と感心してしまうほど凄い。
聴き方によってはウォッチタワー以上に逝っている(つっても奴らも相当やばい)
ウォッチタワーの影響が強いと言われてるけど個人的にウォッチタワーの影響は
あまり感じられなかったウェザーリポートの影響の方が強いんじゃないか?(笑)
ヴォーカルはサイコティックワルツに激似。
フュージョンを取り入れたヘヴィサウンドを求める人に自信を持ってお勧めしたいアルバム。てか早く新譜出せ…。
極端にいってジャズバーで演奏できてしまいそうなサウンドである。
国内外の多くのレヴューを読んで、何となくキワモノ的な音を想像していたのだが、これはProgressive Metalの理想のような音だ・・・。精神の奥底まで鋭く切り込んでくるような緻密で緊迫感溢れるインストパートや、複雑で斬新な歌メロに引き込まれている間に、最後まで一気に聴き通してしまった。卓越した技巧を上品に、スムーズに聴かせるセンスは確かにCYNICに極めて近いと思います。
プログレッシヴサイケデリックメタル
メタル的なダイナミクスがあまり無いので
淡々と進んでいって終わるも非常によいね
マニファクチュア
リフそれぞれは初期DREAM THEATER的だが、展開や歌メロは初期FATES WARNING似。
それで、曲展開の各部品がばらばらにならずに、歌もの楽曲としての形を保っているのが凄い。
プログレメタルを聞き易くするには、パーツそのものを分かり易くする必要はないのですよ、
と言われている気がする。
でも、こんな方向性で二枚目を出すのは大変だろうなぁ。
