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IN THE RED / C.I.A
ボク自身はNUCLEAR ASSAULTよりも好きかも知れない。
あまり好評ではなかったように記憶しているが、NUCLEAR〜で聴ける破天荒さに特化したかのような荒削りで無骨な作風は、他のスラッシュバンドにはない大きな魅力が宿っている。
楽曲は佳作もあるが、こういうバンドは曲の良さよりも臨場感ですね。最高です。
NUCLEAR ASSAULTと違うかといえばそんなに違いはない。曲だけなら。
ややグルーヴィでメロディアスに感じるくらいかな。
メロディアスといってもバッキングだけ。
グレンが歌うとすんごく野卑に聴こえるなあ。
録音も生っぽいしワイルドなスラッシュが聴きたい人にお勧めです。
⑧と⑩は一風変わっててちょっとびっくり。
荒削り感もろでています。個人的には、好きですけど・・・マニア向け。
もろNUCLEAR ASSAULTな音。
NUCLEAR ASSAULTって(僕の周りでは)結構ボーカルで好みが分かれるバンドだったので
そういった人にはGlenが歌うこのバンドは美味しいのでは。
僕としてはどっちつかずの音ですが、充分格好よさと勢いは伝わる。
NUCLEAR ASSAULT(以下NA)のドラマー、グレン・エヴァンスのサイド・プロジェクトが、'90年に発表したデビュー作。
最近はソロ・アルバム(プロジェクト)でも「自分1人が目立つような作品は作りたくないんだ」と
大人な発言をするミュージシャンが増えたが、本作でのグレンは思いっきり目立ちまくり。
持ち前のドカドカと豪快なドラミングを駆使して楽曲を牽引し、アグレッシブにシャウトをキメ、
トドメにドラム・ソロ曲まで披露したり(あんまり大した曲じゃないけど/爆)と、ムチャクチャ楽しそう。
やっぱりソロ活動するなら、これぐらい自己主張しないとね。
で、作品の内容はといえば、これが音質にしろ楽曲にしろかなりラフ。NAからメタリックな整合感を差っ引いて、
代わりにパンクやロックンロールのノリをぶち込んだ感じ?正直、NAの音を期待するとスカされるが、
①③④⑤といったスピード・チューンは単純にカッコイイし、例えば同時期に発表されたジョン・コネリーの
ソロ・アルバムよりは、遥かにスラッシャー向き。いきなり正統派へヴィ・メタルな⑨、
グレンがじっくりと歌い上げるバラード⑩といった実験的な楽曲が並ぶ後半も、なかなか興味深いしね。
完成度を云々するよりも、聴いてるとグレンの楽しそうな顔が脳裏に浮かび、こちらまでハッピーな気分になれる1枚。