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G. / GOTTHARD
スイスのハード・ロック・バンドのサードアルバム。どちらかと言えば地味なバンドですが、どのアルバムも完成度は高い。このサードアルバムは、ギターの音などは結構へヴィですが、曲自体はオーソドックスかつ、素直にいいなぁと思えるものが揃っています。アップテンポな“Ride On"劇的なバラード“Let It Be"など聴きどころ満載!ガンズとか好きな人、ロックンロールが好きな人に聴いてもらいたいアルバムです。
僕はこのアルバムからGOTTHARDにハマったくちですが、もうとにかく、スティーブ・リーの歌唱力といったら! この人は何でも歌えるんちゃうか!? "One life,one soul"がすごくお勧めです。なんて素晴らしいバラード。。。 曲の良さもさることながら、何回も言いますけどスティーブの歌唱力! これが無ければこのバンドはもっと低い評価でしょう。
現時点での新譜もかなり良い出来らしいですね。聴いてみたい。その新譜を聴いて、良かったと思った人は是非このアルバムも聴いてください。しかしスティーブの歌唱力は。。。
このアルバムはヘヴィーさとメロディーがうまくかみ合ってると思う。
まあホントは1stが一番好きなんだけど、ちょっと荒削りだけどね。
確かにオーソドックスなタイプのバンドだけどメロディーがいいね。
とにかく一度聴いてみろって!
多分気に入るよ。
その代わり超ヒット!ってな具合にはならないかもね。
いい意味でも悪い意味でもそこそこって言う気はする。
なんでこんなに過小評価なの?
ちょっと地味なのかな?
何といっても曲が良い。歌もうまい。
どのアルバムも好きだけどあえて一枚挙げるならコレ。
良質なハード・ロックである。何といっても、デイヴィッド・カヴァデールを彷彿とさせるステーヴ・リーのパワフルでソウルフルなヴォーカルが素晴らしい。ステーヴ・リーは本当に凄いシンガーだ。これは魂の叫びである。これほど歌に魂を込めて歌うヴォーカリストはそういるものではない。「Ride On」のカッコ良さはどうだ。超ノリノリのハード・ロックである。「One Life,One Soul」を聴いてみてほしい。この味わい深く、聴き手の魂に訴えかけるようなヴォーカルを前に、感動せずにはいられないはずである。本当に素晴らしい、涙チョチョ切れモノの名バラードである。
ブルージーなロックンロール・アルバム。何かタバコの匂いがしてきそうだ。(笑)
僕はこのバンドは現時点で最新作でもある「HUMAN ZOO」から入った身なのですが、清涼なメロディアス・ハード・アルバム「HUMAN ZOO」に対してこの頃はこういう古典的なロックンロールをやっていたんですね。正直僕はロックンロールよりメロディアス・ハード派なので、「HUMAN ZOO」の方が圧倒的に好きなんですけど、正統な評価をすれば出来はいいのだと思います。ただ個人的な好みからはちょっと外れたアルバムでした。このバンドはメロハー路線で行ってほしいな。「MOVIN' ON」「RIDE ON」「ONE LIFE, ONE SOUL」は好きです。
基本的に日本人にこの手が好きな人は少ないのかもしれない。ブリティッシュ・ホワイトスネイク派がアメリカン派に駆逐されたことからもわかるように。でも、ホントにカッコいいロックンロールを演っています。BON JOVIちっくになる前のこの頃が好きだなぁ。昔のホワイトスネイクが好きな人は是非。
初期の集大成的なアルバム。
過去2作のへヴィーな要素に加え、この頃からスティーブのボーカリスト
としての力量を最大限に生かす、オーセンティックな曲が増えてきた感じです。
お約束のカバー曲や、涙腺緩みまくりのバラードももちろん健在!
彼らの本質をダイレクトに感じることができる力作でしょう。
1ST,2NDの頃にあった粗さが大幅に改善されて、メロディ重視に移行した
転機とも言うべき傑作アルバム。
ハードな楽曲と、バラードの絶妙なバランスもさることながら、
全体的に、この3RDからホワイトスネイクの初期のブルージー路線を
狙い始めたことが分かる。
爆走一辺倒の熱さはなくなった。
スイスでは国民的な人気のGOTTHARDの3rd。よく出来た正統派HRなのだか評価が
低いのはこれと言った代表曲が無いからか。
とにかくスティーヴ・リーの抜群の歌唱力には恐れ入る。ブルージー系やバラード
で特にその上手さが光る。骨太のリズム隊がサウンドに安定感をもたらしており、
彼等の90年代のアルバムでは本作の出来が一番良い。
確かに1st・2ndと「Open」以後を結ぶ過渡期に当たる(次作のライブアルバム「Defrosted」では一気にアコースティックになり、正に「Open」への布石となった)アルバムと言えましょう。このアルバムでは、アップテンポなハードナンバーが影を潜め、「In the name」のようなスローでへヴィーなナンバーや傑作「One life one soul」のようなバラッドが目立っていると思います。うん、彼等ってリリース順に聴きなおしたいバンドだなとふと思った。
このアルバムから硬派なイメージがやや薄れ大衆的な路線にシフトした気がする。大衆的な路線が悪いとは言わないし、完成度は高い。しかし当時一抹の寂しさを感じたのもたしか。
3枚目のアルバム。この作品まではブルージーなロックンロールしていて、ホワイト・スネイクを彷彿とさせる。次作からはボン・ジョヴィのようなメロディアス路線に走るので
ブルージーが好きな人は、この作品までをお勧めする。