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FACE OF DESPAIR / MORTAL SIN
とにかく練り込まれた曲構成が光る名盤である。
強烈な個性というよりも、洗練された楽曲というのがウリ。
玄人スラッシュファンにはオススメアルバムッス。
ただし、このバンドの名盤はこれのみ。
オーストラリアのスラッシャー。(ジャケ裏のメンバー写真がめっちゃ豪州!)
リフはややダークで攻撃的なのにリズム隊が妙に明るくて元気いっぱい。
歌メロがモロにB級スラッシュ(スラッシュでも歌メロは重要よ)で今聴くと懐かしさ満点!
ベイエリアやドイツの大物だけ聴いてスラッシュメタルがどんなものか決め付けちゃダメですよ。
当時のスラッシュの空気が感じられる好盤。
まさに名曲ぞろい。曲構成がとてもカッコイイ。最後まで飽きることなくワクワクしながら聞ける一枚ですね。なぜか聞いててさわやかな気分になれる爽快なリフの嵐。正統派スラッシュメタルが聞きたければお勧めの一枚ですね。
リバプール 2004年12月10日(金)2時41分
1stアルバムでいきなりコケたMORTAL SINの2ndアルバム。劣化版METALLICAって感じだった彼らが…、格好よくなっている。1stでコケなければもっと人気出ただろうに。もったいない。でも個人的には「これぞ!」って感じのスピーディな曲が欲しかったかな。なんか速さ控えめって感じでムズムズする。でも中々の良作。
確かにスラッシュバンドとして捉えるには疾走感不足か・・・
でも、とにかくリフをこねくり回して曲を完成させるスタイルは結構好きでした。
ただ、Voが説得力&迫力不足でインパクト少なのが辛かった。
でも、整合感あるHMとして考えれば良いバンドですね。今でも好きです。
METALLICA(当時)のフォロワー的スラッシュ・サウンドを身上としたオーストラリア産メタル・バンド。
この2ndアルバムはスピードは若干押さえ気味ながらも、楽曲の中身がよく練られていて「なかなか聴かせる」といった印象。
80年代スラッシュ・ムーブメントの「オイシイ所」というかツボを押さえていて、チョットした貫禄すら感じさせる良質の一品です。リフもギター・ソロも本当にカッコイイ。
ちょっとマイナー & 古いかもしれないけど、この手の音が大好物な人には是非オススメ。
スラッシュ・メタル・ブームに乗っかってメジャー・レーベルとの大型契約を手に入れ、
日本デビューも飾った'89年発表の2ndアルバム。
フォノグラムへの移籍効果か、プロデュースを名手ランディ・バーンズが手掛けた事により
サウンド・プロダクションが飛躍的に向上。各メンバーの演奏のキレ味も増していて、
特に「バンド名がバンド名だけに仕方がない」とジョークのネタにされること多々あった
Dsのモタリ具合も改善され、全体的にも、前作に比べ一皮も二皮も剥けた印象を受ける。
ところがどっこい、スキッと垢抜けた事により楽曲からNWOBHM的な湿り気やオドロオドロしさまで抜けてしまったのは痛し痒し。
洗練と引き替えに、益々、没個性的なMETALLICAフォロワー度に磨きを掛けてしまった事は皮肉としか言いようがない。
とは言え、「それの何が悪い!」と開き直って聴けば、キャッチーな疾走感とツイン・リード・ハーモニーが
印象的な③を筆頭に、楽曲の完成度には相変わらず侮れないもの有り。後は「この1曲!」という強烈なキメ曲が
生み出せれば・・・という願いも虚しく、バンドは本作を最後に解散してしまった。(残党が作った3rdもあるらしいけど未聴)
しかし、最近密かに再結成して活動中との噂もあり、なら是非とも新譜を聴いてみたいところなのだが。
たまに行くAZでたまたま発見(帯の文字が日焼けして真っ白でした。かなり放置されてた証拠ですね/笑)。
個人的には、それほどMETALLICAに似てる感じはしませんが、
「I Am Immortal」で聴けるドライヴィングなベースはなかなか聴き応えがある。
ジャケットといいサウンドと言い、懐かしのB級スラッシュが味わえる好盤。できれば再発希望!
初めて聴いた時は地味に感じて、まぁまぁかなー程度の印象でしたが、久しぶりに聴いた時に、妙にハマりました。
リズムが面白いアルバムだと思います。そのリズムの妙味に、練られた構成のリフが乗って、曲の個性を演出してます。
単なるメタリカのフォロワーに終わってない作品です。
アイアムイモーター、は耳に残って離れません。
カットタン 2010年1月21日(木)22時37分
