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BLOOD, FIRE, DEATH / BATHORY
以前はBATHORY作品群の中でも結構好きな方だったが、BATHORYを深く追求するとやや順位は下がります。HAMMERHEARTの路線とは少し違う割とスラッシュ寄りの作品が印象に残り本来ボクがBATHORYに求める世界とはやや違う感じ。
とはいっても、このヒトの作品は他のバンドにあるコマーシャルな部分が微塵も感じられない真性さがあり、今作は特に圧倒的なパワーと破天荒な作風が素晴らしいです。
もちろんミドルテンポの曲もあり、やっぱりそちらの作風の方が魅力的なんですよね。
最強のアルバム。この作品のクオリティーはslayer“reign in blood"を超えているといっても過言では無い。
39歳の若さで亡くなってしまったクォーソンさん。
彼が全身全霊を傾けたBATHORYの4th。
個人的にBATHORYの作品の中で一番好きな一枚です。
「一人はキツイや」とクォーソンさんが思ったかどうかは知らないが、晴れて新メンバー2人を迎えて制作されたアルバム。
3rdまでに見られた暗黒性は少し薄らいだが、それでも一切の妥協を許さない傑作です。
"holocaust"でのヴォーカルは狂的。
残念ながら他のメンバーの名前が読めません。
このアルバムでBATHORYのスラッシュ/ブラックメタルを極めたクォーソンさんは、以降ヴァイキングメタルへと音楽性を変えます。
これを書くため久々に本作を聴きましたが、やっぱりメンバーの名前が読めません。
イヌスケ 2003年12月21日(日)16時18分
ブラック版のREIGN IN BLOODともいえる内容。疾走感と極悪なリフの絶妙な融合。聴いててちょ〜気持ちいい〜!
地下室の暗さから脱却し、純なスラッシュメタル/ヘヴィメタルとしての完成度を追求したアルバムだと思います。テーマもサタニックからバイキングへと移行。そう、これはヴァイキングメタルの記念すべき誕生の瞬間でもあったのですね。
バンドメンバーを迎えた(公にしはじめた?)ものの、Quorthon含め各人プレイはあまり上手いとは言えないため(笑)、良くも悪くも相変わらずアンダーグラウンド臭はつきまとっています。しかし、前作までで培ったドラマティっクな構築性を速い曲にも上手く持ち込むことにより、また新たな形の格好よさを確立したアルバムといえましょう。こうしてBATHORYのアルバムを通して聴いてみると、Ouorthonのミュージシャンとしての創造性って物凄いものがあったんだな、と再認識します。
そして忘れちゃいけないラストナンバーの"Blood Fire Death"。前作で確立したドラマティックでスローなスタイルであり、"Enter the Eternal Fire"の延長線上にありつつも、ヴァイキングの勇壮な原風景で組み立てなおしたこの曲は、次の5,6作目を示唆するものだったと考えてます。そして曲としては、個人的にはBATHORY史上もっとも好きな曲であり、またメタル史上に残る名曲とも思ってます。聴くたびに涙腺が緩む、勇壮かつ美しい一曲。
まずジャケットがあまりにも秀逸。山頂に霧とともに現れた亡霊の群れが物凄い勢いで流れている絵なんですが、これは俺のもってるHR/HMのアルバムのなかでも最も好きなジャケットですね。
そして内容もジャケットを象徴するかのように荘厳で邪悪で圧倒的なパワーで押しまくってくる激烈メタルです!これが88年作だとは恐れ入る。
ファストな曲もミドルテンポな曲もヘヴィメタルの理想型ともいえるレベルにまで達してると思います。
異常な空気を孕み圧倒的な完成度を誇る最凶な一枚。
2度目の書き込みです。
俺のなかでは神盤となりました。
バンドロゴが黄色と黄土色の2色があるんで、持ってないほうの黄土色をもう一枚買います。
ミドルテンポの「A FINE DAY TO DIE」、「FOR ALL THOSE WHO DIED」、「BLOOD FIRE DEATH」がかっこよすぎます。
これこそ真のへヴィメタルではないでしょうか。
勿論、疾走曲も異常なほどかっこいいです。過剰にリヴァーヴをかけたいかれたギターソロはいつ聴いても鳥肌ものですし。
「これから天国へ戦争しかけてやる!」ってな勢いを感じます。
最強。マスト。
VENOMやCELTIC FROSTと並んで、「ブラック・メタルの元祖」と崇め奉られる
スウェーデンのカルト・スラッシャーBATHORYが、'88年に発表した4thアルバム。
チープな音質、寒々しく邪悪なリフ、性急に疾走するリズム、ヒステリックな絶叫Vo、ある種、宗教的な
荘厳さすら感じさせる楽曲と、後にブラック・メタルと呼ばれる事になるサウンド・スタイルの雛形を
確立した前3作に比べると、ノルウェー出身の画家ペーター・ニコライ・アルボの代表作の1つ、
『THE WILD HUNT OF ODIN(ASGARDSTEIEN)』をアルバム・ジャケットに用いた本作は、大仰さやドラマ性といった
要素が後退して、よりスラッシュ・メタル的なストレートさが前面に押し出されているのが特徴。
クォーソンのVoパフォーマンスにも幅が出て来ているし、サウンド・プロダクションも(極上とまではいかないまでも)
それなりに向上と、全体的にかなり聴き易い作風に仕上がっているので、BATHORY初体験者にもお薦めの作品かもしれない。
個人的には、傑作3rd『Under The Sign Of The Black Mark』に比べると、特に疾走チューンにおけるドラマ性が
減少してしまっているのが残念だが、その一方で、序曲①を経て、アコギやシンセサイザーを駆使して
邪悪且つ荘厳な雰囲気を演出する②や、本編ラストを締める10分以上に及ぶ大作⑧といったミドル・チューンの数々は、
相変わらずのダークでイーブルなドラマ性の高さを誇るので、初期からのファンも安心だ。
中でも⑧。正直「パクリ」と言われても言い逃れが出来ないぐらいMANOWARの名曲“BATTLE HYMNS"にクリソツな
仕上がりなのだが(特にサビのリズム・パターンがまんま)、ともあれ、BATHORYのヴァイキング・メタル路線の
幕開けを飾る本作に相応しい名曲なのは間違いない。必聴。
狂気の狂いまくりボーカルと演奏にビックリ!!
スピーカーから汗が出てきそうなテンション。
曲がカッコイー。何回でも聴ける。
スラッシュ、ブラック、デス、サタニック、イーブル、何とでも呼べる。
これは名盤ですね。
A FINE DAY TO DIEは感涙ものだ!!
戦闘映画のサントラでも聴いているかのドラマティックなアルバム!
まさに男のためのHeavy Metal を提示してくれたQuorthon!
聴いている最中は当然のこと、聴き終えた後の余韻、そして爽快感!
本当に日本という国は、この名作を平気で音楽シーンの流れの中で埋もれさせてしまうのだろうか?
ただ、このアルバム・・・VENOMの「Teachers Pet」,SLAYERの「Hell Awaits」,METALLICAの「Fight Fire With Fire」そっくりのパートが現れる場面も(笑)
私はQuorthon流のRespectと信じているが・・・