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LIVE TO DIE / INTRUDER(THRASH)
1st。たぶん。
最悪のセンスのジャケだが、中身はコレが結構カッコいい疾走感溢れるパワーメタルであったッス。
もう手元にはないが、どうやら再発が出たらしいので一安心しているトコッスね。
彼らの1stと思います。ややモタリ気味のDsに、若々しく弾けるハイトーンが特徴の、スラッシュバンドです。確かUS出身。ギターリフはとことんソリッド、で早くて、格好いい。
LPのB面一曲目、必殺の疾走Thrash Tune 'Kiss of Death'、これはお奨めです。Pay The Priceとか、歯切れのいいリフを擁した曲のオンパレード。圧巻。
1st。
何を考えてこんなジャケットデザインにしたのかサッパリ分からんが、中味は素晴らしくカッコいいスラッシュ/パワーメタルです。
テクニック云々よりも、とにかくハチャメチャなテンションの高さが最高です。Voのハイトーンも凄くイイ!!このテのバンドが好きな人にはたまらないハズです。
内容的にもハッキリ言って捨て曲無しだと思います。特に①③⑤等は最高にカッコいいですね、超名曲だ。
ちなみに一応CD化されてます。ジャケットが気持ち悪くなかったらあと10万枚は売れてたハズだ。
★★★★
大木の所々で人が首を吊っているシュールな怖さのあるジャケが印象的。
ボーカルがかなりカッチリと力強く歌っているせいか、ちょっぴりパワー/スピードメタルに聴こえる。
うーん、パワフルでカッコ良い。
首吊りジャケで有名なテネシーのINTRUDERの1st(1987年リリース)。
DARKNESSと同様に同名異バンドのほうが有名だが、ジャケがジャケなので間違って買うヒトもいないだろう。
スラッシーなリフに中域〜高域の中間くらいのかっこいいヴォーカルが乗るスタイル。
イギリスのACRIMONYのヴォーカルにも声質が似ていて、個人的にこの手の声はハマる。
十数年前に、BURRN!!のスラッシュ・メタル特集でこのアルバムが取り上げられていたのを読んで、
早速買いに走った記憶がある、テネシー州はスラッシュビル(笑)出身の4人組スラッシャー、'87年発表の1stアルバム。
国内盤も出た次作『HIGHER FROM OF KILLING』は、流麗なツインGをフィーチュアしたベイエリア・スラッシュ風味の
明快な作風だったが、シングルG編成のこのデビュー作の時点では、どちらかと言えばダークな湿り気を帯びた
ヨーロピアン・スラッシュ・メタル的な雰囲気が色濃く漂う。(個人的にはこちらの音の方が好み)
完成度は高かったものの、キメ曲に欠け強いインパクトを残せなかった『HIGHER〜』に対し、
本作は静と動の対比が見事な③、インスト・パートのメロウなBソロが印象的な④、そして本編のハイライト・チューンとでも
言うべき、東欧風の寂しげなメロディを爪弾くアコギに始まり、ドラマチックに疾走していく⑤といった
強力な高速スラッシュ・ナンバーを擁した中盤の盛り上がりが圧巻。また、流麗なGソロの威力もこの頃から既に半端ない。
惜しむらくは、音質の悪さ(最近、リマスター盤が発売された)と、上擦り気味のVoが歌う歌メロに、
今ひとつキャッチーさが欠ける点か。
内容はともかく、個人的には再発前のジャケットの方がいけてると思う。
ドゥームっぽい重暗いジャケットとは正反対に、中身はかなりスラッシーというギャップがいいんですよね(無理矢理/笑)。
疾走するだけでなく、最早スラッシュのお約束(?)的なアコギを使うなど、サウンドにフックを持たせつつも、スピード感をキープした聴き易いアルバムに仕上がっていて、試聴を一切せずに買ったがこれはアタリでした。
ちなみに肝心の音質はまあまあだが、ドラムの音が統一されていない(複数のスタジオを使ったか?)点はマイナス。