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FRANKENCHRIST / DEAD KENNEDYS
反社会的パンクロック風味サウンドではジェロビアフラ率いるこのバンドがボクにとっては神。
単純なメジャーコードを駆使しているものの、パンクによくある馬鹿っぽさというモノは微塵も感じられず、スタイリッシュなカッコ良さがある。
元気さや楽しさは弾けんばかりのグルーヴで感じられる。
そして、最大の魅力は何と言っても説得力のあるカリスマヴォーカルにある。
買った当時は、ボーカルの声がどうしてもダメで聴けなかったのだが
最近引っ張り出して聴いてみたら、それほど気にならなく、スピーディで無茶苦茶格好よかった。
ノリやすい曲調も手伝って、時々無性に聴きたくなる時がある。
何気に好き。
とにかくボーカルに強烈なインパクトを受けたが、
曲自体が大変に素晴らしい。
ジェロ・ビアフラの独特の歌声に慣れるまで時間がかかり、初めはあまり好きになれませんでした。
しかしこれが慣れてくると、何とも言えない味があって、癖になります。
以前はヘヴィさが足りなく感じたのですが、聴き込むと奇妙なリフとヴォーカルが生み出す切迫感は強烈です。
諷刺の効いた歌詞も、まさしくパンクですね。
けっこう明るいし、ユーモアもあるけれど、真剣に考えているバンドという感じがして良いなぁ。
1985年発表の3rd。最高傑作とされているそうですが、スピードチューンは少なめ。
キンキン響くギターの音が最初なじめませんでしたが、ハマればとても癖になりました。
キャッチーなところもあるけど、ハードコア特有の荒々しさもあるし、歌詞は皮肉に満ちていて痛烈。
そして何より、ビアフラのヴォーカルが存在感抜群で最高!