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REFUGEE / BAD 4 GOOD
ティーンズのキッズがヤッてる演奏とは思えないクオリティーの高さ。
テクニックは素晴らしいの一言だが、特にこの図太いヴォーカルは16歳とは思えないッス。
音楽的にはLAメタルなんだけど結構メロディアスな曲がありよさげです。なんといっても12歳のトーマスのギターは凄すぎる。12歳ですでに普通のプロミュージシャンの域に達してる・・・恐るべし。他のメンバーもかなりのテクニシャンで最高年齢が16歳とは驚きです。世界は広いですね。でも楽曲がスティーブヴァイのプロデュースっぽくない。
年齢だけに注目が行きますが、予備知識を無くして聴くと、実はオーソドックスなLAメタル。
特に特徴はないです。
血眼になって探さなくても、見つけたときに余裕があれば、くらいですかねぇ。
このバンドのボーカル好き。若いのに凄いなあ、という先入観を抜きにしても、かっこいいアルバムだと思う。結構聞き込んだ。スティーヴ・ヴァイのソロアルバムより聞き込んだ。どの曲も結構良い。(ほとんどスティーヴ・ヴァイの作った曲だけど。)
輸入盤で所持しているせいもあり、S・ヴァイのプロデュースは知っていましたが、年齢のことは全く知りませんでした。(恥)
折込ジャケットの半裸写真を見て「結構若えなあ〜」程度にしか思っていませんでした。
肝心の中身は贔屓目無しに聴いても十分良盤だと思います。
どこか小粒なイメージですが、当時を考えれば極めて稀少な存在でしたし、HR/HMバブル時代であればそこそこ売れたのでは・・・と感じています。
テクのことは全くわかりませんが、曲はバラエティーに富んでいますし、無駄曲はほとんど皆無です。(Voが何気にイイ線いってるのがGOODです。)
カヴァーらしい①はかなりガツンときますし(M・モンローを彷彿させます)、AXLに歌ってもらいたい超R&Rナンバーの⑥や哀愁漂うバラードの⑩など佳曲満載です。爽やかなコーラスが光る④⑫も逸品です。
強いて言うならサビの工夫がちょっと足りないかなあと思う事と、ラップの要素がある⑬が苦手という事くらいでしょうか。
自分的には「LAメタル」というより「正統派アメリカンロック」という表現の方が、バンドの本質を表してるように思えてしっくりきます。
アイドルバンドという偏見(当時の自分)は全くの見当違いでした。(ごめんなさい)
このアルバムは驚きに尽きる!10代のバンドだとは思えない!奇跡かも!
これは聴くべし!若さと勢いが感じられるのがいいじゃないか?
ヴァイが良い仕事しているし!13曲もありながらだれない。
いい曲がそろっていて、ある意味ヴァイの3枚目よりいいかもしれない!
ギターを聴く為のアルバムかと思って聴けば他のパートの演奏も上手い!
ヴォーカルも力強くカッコいい!ぜひ聴いてみて!