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HERETIC / MORBID ANGEL
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本編14曲に隠しトラック8曲(曲とはいえないようなものもある)+ボーナスCD(デモ/リハ音源)という構成。
トレイとピートの不動のメンバーに加え、スティーヴ・タッカーが再度加わっての3人で作成された。FORMULAS FATAL・・・と同じ布陣だ。
まずそのサウンドだが、FORMULAS ・・・とGATEWAY・・・の前2作の中間位のアグレッションとスピードである。
紛れもなくデス・メタルの王道を行く唯一無二のサウンドである事に全く変わりはなく、邪悪極まりないことこの上ない!!素晴らしい出来である!
トレイの甘美な感じもするアグレッシヴかつ華麗なるギターも健在である!!

ボーナスCD前半では、ほとんどバック・ギターと、ドラムだけなので、思う存分ピートのドラミングの素晴らしさがじっくりと堪能出来るし、後半では、トレイの華麗なギター・テクニックが小出しに沢山入っている。

(B!誌にも書いてあったが、本編は12曲めで終了したほうが、作品全体としての完成度がやはり上がっていたと思う。13曲め以降は全てボーナスCDにすれば良かったのでは???)
ローランDEATH 2003年9月20日(土)15時9分

いやあ買いましたよ。相変わらずのグレイトな作品。全体の統一感って意味では前作の方が上だと思うが、文句無しの芸術的楽曲が並んでいるのでそこは別に気にするトコじゃない。12までは隙の無い完成度。帝王健在。
13以降、確かにせっかくの完成度を妨げるかのよーな構成はどうかな?と。(曲単位では別に問題無いと思う)無音トラックさえ無ければまだ、ねえ…。そこで聞き手の集中力が途切れるし。14のギターソロ、どっかで聴いた覚えがあるなあ。Born Againか。

まあ、デスメタル好きなら迷わず「買い」なアルバムです。13以降は帝王余裕のお戯れだとまんぞーは思ってますから。30、全てを統治し、敵のいなくなった帝王の慟哭か?ほら、35なんかの禍禍しさなんか素敵でしょ?向う側の世界が見えるかのようです。邪悪なスピリットに包まれて、そのままイっちまいます。前作あたりに収録されてても良かったかもしれん。41、42のギターも脳を掻き混ぜてくれます。43では心逆立たせ再び血を流す。んでラストの最短チューンはナパームデスに匹敵する・・・
とにかく買え!
まんぞー 2003年9月20日(土)18時49分

2003年度の個人的ベスト・アルバム決定。
これは単に首を振るための音楽ではない。心で聴く次元にまで達している。(この次元にまで達しているのはMORBID ANGELとDEATHぐらいのものであろう)
ありがとうMORBID ANGEL。
KILLERQUEEN 2003年9月20日(土)20時44分

ドラマーの人は13曲目を聞くためだけに買っても文句は無い!
アルバムは前作より魔界度が増した気がする。
怠惰 2003年9月23日(火)21時58分

ありがとう、MORBID ANGEL。
やはり貴方方の音楽性は何一つ変わる事はなかった。
それどころか、帝王が発する地獄の瘴気が一層パワーアップしているような気がします。
最早ある種の美しささえ感じさせる彼等のあまりに凶暴な音楽性は、僕みたいな信者を虜にさせてしまう中毒性を有しています。
因みに言うまでもないことかもしれませんが、人間の限界を越えた各メンバーのテクニックの狂い度も相変わらずです。
復帰したスティーブのヴォーカルは迫力満点だし、トレイとピートに関してはもう何も言う事はないです。
ただ、皆さんのご指摘のように、本編とボーナスCDとを分けてもらっていた方が、アルバムの完成度はもっと増していたかもしれませんね。

earache1979 2003年9月24日(水)0時11分

正に「F」の再来である。前のVoは好きじゃなかったし、「G」はもっさりしていたので、自分にとってのフェイバリットは「F」だけだったのだが、
プレイボタンを押した瞬間に「キターーー!!!」「コレを待っていたんだぁーーー!!!」と興奮しまくり。
闘気を纏ったかのような(この表現って誰かしてたね)イカついGリフと流麗なソロは邪悪でありながら、もはや神聖の域にまで達しており、
誰にも真似できない崇高なる唯一無二の存在です。裏ジャケの自信満々なトレイのスマイルがそれを表しているような…。
混然一体となりながらも、それぞれが自己主張を忘れない音の塊が体を激しく打ち付けていく…。
いやはやホントに凄いアルバムですよ…。僕もありがとうと言いたい。

ホラー映画ばりのインストも健在だけど、ピート作の⑪は異色だな。(タイトルも"Memories Of The Past"って…) 遂にピートKeyデビュー?の美麗ナンバー。
そして⑬!! 98年の初来日で見た驚きと興奮がよみがえる…。


オカケン 2003年9月27日(土)9時24分

今買ってきて一回通しで聴きました。
まだまだ聴き込みしなきゃいかんのですが、最初の感想としては「う〜ん・・・」が本音。
FORMULAS ・・・やGATEWAY・・・という感じよりももっと初期のアルバムのイメージを彷彿させるような・・・
聴き込んでからの感想もまた書きます。
jkop 2003年9月28日(日)17時32分

うーむ、発売日以降毎日聴いてるが、飽きねえ!個人的には「D」時のデイヴィッドの咆哮がベストであり、あの声には誰も勝てないと思って来たが、いよいよそれも払拭されてきた。「F」時に比べて確実にカツゼツ良くなってるし。
B誌のインタビューを読んでから7や8を聴くと、MORBID ANGELは宇宙のエネルギーなんだな、と確かに思えてきます。ただ速く激しくやればいいだけではない、デスメタルの真髄が変わらず存在するアルバムですな。
まんぞー 2003年10月5日(日)13時50分

俺も毎日聞いてるぜ!寝床に入ってから。
トレイの華麗な指さばきと、サキュバスが舞っている様を思い浮かべながら・・・。
(トレイの顔を思い浮かべると眠れなくなる)
ローランDEATH 2003年10月5日(日)20時47分

今日やっと買った...(泣)
しかも帝王初体験作品(大泣)

これが帝王....すごいなぁ、
一聴目は「ギターの音がちょっと...」って感じでしたが
二聴目で「いやいや、これでいいんだよ」と自分で言い聞かせるほど納得しました。

これが帝王初体験ということで今まで聴いたこと無いデスメタルになってたんで
今更ながら帝王に新鮮さを感じてしまいました。(遅)
カズチン 2003年10月21日(火)22時52分

そう、このルーズなギターの「音」がいいんですよ!!
右手を弦に軽く触れながら弾いたかのごとき不思議な音だ。
ピートのマシンのようなドラミングとの対比が面白い。

ローランDEATH 2003年10月21日(火)23時6分

ふっふっふ、遂に帝王のテリトリーに入りましたね。
どうもコンバンハ。風邪で熱がバリバリ発動中のまんぞーデス。身体が辛いので、HERETICで癒してる最中です。この音聴けば風邪のウイルス如きはイッパツで殲滅です。(ホントに癒えてくる気がするから困ったもんだ)
頑張って全作揃えて下さいね。
まんぞー 2003年10月21日(火)23時36分

情念の魔神、激重音楽の帝王、デスメタル界のカール・ゴッチ、MORBID ANGELの8th。

一般論や、道徳、倫理、安易な庶民感覚、一般的な価値観、小五月蝿い教条、教養、権威などに対して「無用」の札を貼り付ける偉大なるバンド。

大量の自我の放出された作品。
人間の生の持つ業や特殊性、実存、いわば本質あるいは真理を聴き手に判り易く伝えてくれる。

アゴ 勇 2003年11月13日(木)5時45分

初めて聴いたときは「うわ!?ギターの音色が変!」と思った。
しかし聴きこんでいくとやはりMORBID ANGEL、楽曲群の持つ荘厳さや邪悪さには微塵のゆるぎもない。
描きたい世界観が確固たるものであれば油彩であろうが水彩であろうが色鉛筆であろうがそんなのは全く些細なこと。
ここまでくると彼らのことを「孤高の暗黒芸術家」と呼びたい。
GEORGE 2003年12月21日(日)10時17分

良いとか悪いとか、そんなレベルで語れない。
まさに帝王。帝王の創造した音楽は必聴盤なのだ。
お宝発見隊長 2005年4月14日(木)13時10分

流石に「帝王」と呼ばれるだけの事はあって、独特の世界を構築しています。

まずこの音を聴いて耳につくのが、その特異なギターの音色です。
他のヘヴィネスを売りにしているバンドの重さを「ハンマーで撲殺」だとすると、
このアルバムのギターの音質は真綿で首を締められながら精神を汚染されていき
最終的に死に至るような肉体的にだけではなく、精神的にも「クル」音になっています。
私は(これを書いている時点では)過去の作品は「Domination」しか聴いた事がありませんが、
世界観の構築振りはギターの音色一つを取っても、進歩していると思います。
「Domination」の日本盤の帯には「魔闘気全開」と表現されていましたが、
その「魔闘気」の濃さは、あの時の比では無いように思います。
そこにしつこいまでのドスの効いた咆哮、手数の多いドラムが絡んでくると、
正に「唯一無二」な音になりますね。「帝王」の称号も伊達じゃないです。

正直言うと、最初はギターの音色が独特なのと、ヴォーカルの咆哮がある意味でクドく感じられ
(今ではかなり好き)たため、あまり気に入らず暫く聴かずに放っておいてしまいましたが、
BEHEMOTHやNILEを聴き、デスに対する耐性(?)を付けてから改めて聴いてみたらかなり楽しめました。
もしこの音色が気に入らなくても、何回か聴いてみましょう。
きっと何かに開眼させられてしまうはずです(笑)
Usher-to-the-ETHER 2005年5月10日(火)22時24分

2003年発表の7th。
「F」の勢いに通じるところがある気がします。(根本的には5thと違うと思いますが・・・)
今作はギターの音が鋭く聞こえます。
その一風変わった、ギターサウンドをデスメタルに持ち込み、見事に融合させることに成功しています。
音だけじゃない、メロディセンスも明らかに変わってます。
なんつーか、いろんな方向に音楽性が広がった感じです。
もちろん、根本的には正真正銘の暴虐魔王MORBID ANGELの名に恥じぬ楽曲群が並んでます。
ピートもいつも通り寸分の狂いもない激速ドラムを創出してます。(キーボードの小品の方も割と良いセンスしてる気がする)
バンドに戻ったスティーヴ・タッカーの声は、「D」の頃のデヴィッドを彷彿させるかっこいいデス声。
やっぱ、全ての音に対して一切妥協無いですよ。(あ、でもドラムチェックとかはBONUS DISCに回した方が良かったかな)

実は曲らしい曲は、8曲しかなかったり。
今までで一番少ない。

89点

N男 2005年6月6日(月)20時6分

ピートの相変わらずのバカテクドラミングが聴ける一枚。
無慈悲さが前面に押し出されている。

西八男 2007年11月23日(金)14時35分

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