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DEATHCRUSH / MAYHEM
1987年作の2作めのデモ(ミニ・アルバム)。
デモ音源+VENOMのカバー(WITCHING HOUR)の全7曲。
MANIAC、NECROBUTCHER、EURONYMOUS、MANHEIM(HELLHAMMER)の布陣。
ジャケには、切断された手首が吊るされていて、それがすべてを物語っているかのよう。
曲目は、
①SILVESTER ANFUNG
②DEATHCRUSH
③CHAINSAW GUTSFUCK
④WITCHING HOUR
⑤NECROLUST
⑥(WEIRD)MANHEIM
⑦PURE FUCKING ARMAGEDDON
と、初期の名曲がぎっしり。
音はあまりいいとは言えないが、楽曲の完成度はかなり高い。逆に音が悪い方がいいのかもしれないが・・・。
ばかぼちゃ 2003年10月13日(月)18時34分
まだブラックメタルではなく、一介のアンダーグラウンドスラッシュとして受け取られていた頃の音源。ドラマーはHellhammerではなく別の人だが、これがまた泣きたくなるほど下手。どれだけ下手かというと、かのVENOMのカヴァーですら曲の輪郭が見えなくなるくらい。悪名高いSODOMの1stミニよりも、もしかしたら演奏汚いんじゃないか?曲自体が格好いい事は、Hellhammer加入後のライブ盤で証明されているので、それだけが救いかな。これとか1stデモのCD盤とかは、一番後回しにするべきだと思います。
すっごい汚らしい邪悪な作品。
マニアックのヴォーカルも何言ってるかわかんないし。
しかしなんといってもジャケットが素晴らしい。
アレハンドロ・ホドロフスキーの名作「エル・トポ」を彷彿とさせますな。
今はブラックメタルとして認識されているようですが、この作品はブラックというより汚物系スラッシュ。
チープな音作りだが、VENOMのカヴァーの恐ろしい速さといい、並々ならぬ雰囲気が漂う。
僕はこの作品しか知らないが、このアルバムはブラックメタルファンよりスラッシュメタルファン向きだと思った。
あまりに行き過ぎたThrash metalに禍禍しい妖気が宿り、今まさにBlack Metalへと
変貌を遂げる瞬間をレコーディングしたかの様な作品。
演奏は酷く、MANIACのヴォーカルも迫力に欠ける。
ですが、収録されている曲は今でもLIVEで演奏される曲ばかりでまさに初期の傑作なのです。
当時の彼らの異端性や本気度が強烈に伝わってくる作品です。
MAYHEMファンはマストです。