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SHATTERED EXISTENCE / XENTRIX
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1989年作の1st。英国スラッシュの古豪ONSLAUGHT、ACID REIGNに続けとばかりにデビュー。
非常に期待されたバンドであった。そんな彼等の1stは、実にソリッドかつパワフルである。
わりと単純なリフなのだが、この「ソリッドかつパワフルな音」とともに印象に残ってしまうのだ。
英国情緒豊かなツイン・リードも良い。

ローランDEATH 2003年9月26日(金)0時24分

なかなかいいですね、これ。
無茶苦茶目立つポイントってないんだけどスラッシュとして気持ち良い曲を書いてました。
ヴォーカルは迫力のある普通声でしっかり歌ってるし。
私はどちらかというとヴォーカルに耳がいってしまうんですけど、ローランDEATHさんの書き込みを見てギターに注意してみるとソロのちょっとしたフレーズもいいですね。
個人的には英国同期のSLAMMERよりもこっちのが好き。
出た時期が時期だっただけに売れなかったけど良質スラッシャーですよ。
GEORGE 2003年9月27日(土)23時19分

イギリス出身の5人組スラッシュ・メタル・バンド、'89年発表の1stアルバム。
緩急を巧みに織り交ぜた曲展開はMETALLICAからの強い影響を感じさせるが、じっとりと湿り気を帯びたリフといい、
野卑だが、煮え切らないメロディを歌うVoといい、如何にもイギリスのバンド的な叙情性が強く漂い、非常に良い感じ。
また、デビュー作ということで、若さに任せた荒々しさが全編に横溢しているのも本作の特徴の1つで、
ことスラッシーな疾走感にかけては、彼らの全作品中、最大と言えるのではなかろうか。それでいてアグレッシブな曲調に
突然アコギ・ソロを取り入れた⑦のような楽曲で、アルバムの流れに変化を付けてみたりと、小技の効かせ方もニクイ。
後の作品に比べると今ひとつ垢抜けないし、B級チックな雰囲気が無きにしも有らずだが、
それでも、劇的なリフとメロディを紡ぎ出すツインGが中心に据えられ、しっかりと構築された楽曲には、
既に光るモノがハッキリと感じられ、デビュー作としては文句なしの出来の1枚。
尚、現在発売されてるリイシュー盤は、'90年発表の3曲入りシングル『GHOST BUSTARS』とのお得なカップリング仕様。
火薬バカ一代 2007年3月18日(日)22時34分

イギリスといえば、ACID REIGN、SLAMMERとダメスラッシュメタルバンド(SABBATは良質だけど(笑))を排出しまくった国であるが
まぁこのバンドも予想通りの消化不良というか…食べた後胃がムカムカするようなバンドだった。
もっとブチ切れるか、いっそのこと正統派ヘヴィメタルになってしまえば良いのに。
PICO 2007年3月19日(月)9時35分

FORBIDDENの「FORBIDDEN EVIL」やJOE SATRIANIの「SURFING WITH THE ARIEN」を手掛けた
ジョン・カニヴァルティのプロデュースによる1st。
全編通してパワフルなスラッシュチューンが揃っていて、
多くのスラッシュバンドで軽視されがちだったベースがしっかりと前に出て鳴り響いている。
「イギリスのスラッシュメタルバンド」と言われても、正直ピンと来ないまま聴いたのですが、
個人的にはこじんまりとまとまらずもっと暴れてもよかったと思う。
Voがジェイムズ・へットフィールドを意識しているのが丸分かりですが、まぁそこは愛嬌ってことで。
ICECLAD RAGE 2007年4月16日(月)22時42分

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