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DIABOLICAL / NAGLFAR
あれ?このアルバム誰も聴いてないの?
メロディアスでアグレッシヴで分かりやすくて結構かっこいいブラックメタルなんだけど。
アルバム全編通して突っ走ってるツーバスが単調ながら心地良い。
メロデス勢やノーウェイジャンブラックとは違ったメロディ+アグレッションの使いかたが好きだな。
アルバム冒頭のイントロがありがちなピアノやアコギの序曲系じゃなくてサイレンの音ってのが小技でいいよね。
それにしてもSHEOLの書き込み見てみたら良さそうだな。買おうかな。
ジャケットがもうブラック・メタルしてます。怖い!
これも良いですよね。非常に。
寒い冬。
GEORGEさんの言う通りノルウェー勢とはひと味違ったメロディーが肝。
SHEOL良いですよ。できれば国内盤をお勧めします。ボーナス曲がグレート。
98年発表の2nd。
GEORGEさんも仰られていますが冒頭のサイレンは
正に「これから何か始まるぞ」と期待を十分に高めさせてくれます。
息をもつかせぬ様な轟音の洪水です。
SHEOLもいいけどコレもね。
確かにサイレンはゾクッとくるものがある。
たまたま中古屋で見つけて(しかも500円。安っ)購入。
1曲目から暴れまくっております。
途中、物悲しいインストを挟み、最後まで気を緩めずに襲い掛かってくるサウンドは正にブラックメタルそのもの。サイレンが鳴り響く。それは悪魔の襲撃の始まり・・・。
1stから3年後の98年発表2nd。今作からドラムがMattias Grahnです。
リフはメロディックとはいえ、叙情とは言いがたいブルータル・ブラック、いわゆる慟哭サウンドになりました。同郷のMARDUKスタイルでメロディック・デスやったとでも申しましょうか。
しかし、いわゆるノルウェー・ブラック勢とは決定的に「音圧」が違います。ギターの音質は割とブラック的に「シャー」という擬音ですけど、ドラムが、特にバスドラが凄く硬くて重く、さらにスネアがかなり小さい(ブラスト時などほとんど聞こえません)。シンバル系もEMPERORやSATYRICONと較べれば恐ろしく鳴ってない。
結果ブラックぽい騒がしさがなく、圧倒的に硬質の突進力が毅然と貫かれるブラック・メタル・アルバムとなっています。ドラマーの交代がまた超大吉と出て、疾駆感の揺るぎなさ、格好良さが尋常ではないです(日本盤にはEPバージョンが収録されてますが、較べると本当音圧が違いがよく分かります)。
私はマニアからすれば屁みたいな枚数しか音源を所持してないでしょうが、ブルータル・ブラックとしては理想的な音であると感じてます。平たく言えばすごーい好きなんです。転じてドラマーも大好きです。
その上で、③「12'TH RISING 」の為だけにでも買うべきアルバムでありましょう。
最初から最後まで一気に聴かせてくれます。
冷たいメロディと暴虐性がうまくまとまっていると思います。
オークションで日本盤を手に入れた。とても良かった。こういったファストでブルータルなブラックがとくに大好物だから嬉しい作風だ。荒涼感と絶望感を放つギターメロディーも心地よい。3rdが最高傑作であるという声が多いが、個人的にはこちらの方が好みだと感じる。
背徳ノ翼 2007年12月29日(土)13時49分
自分も背徳ノ翼さんと同じく3rdよりもこの2nd、Diabolicalの方が好みです。
僕はこの作品と3rdしか聴いていませんが、こちらの方がより激しい感じがします。
Naglfarはメロディックブラックということですが、この作品は結構激しさもあると思います。
mokusatuさんの書かれてる、まさに慟哭といった感じのメロディーが、同郷のメロブラ、Dissectionの寒々しい感じとちょっと違う感じがします。
メロディックさとブルータルさ、両方を求める人にお勧めです。
ブラックメタル初心者にも進めたい作品。
ブラックメタルに嵌るきっかけになったアルバムです。
メロディアスで聴きやすく、ブラック入門にはうってつけの作品だと思います。
やけにメロディアスだった1stから見事に大化けした2nd。音質も図太く敷き詰まったものになりましたが、とにかく楽曲自体が凄まじくブルータルになり、1stを思えば迷いが全て消え去ったかのような吹っ切れ具合です。ギターはスウェディッシュブラック的な流れるようなトレモロですが、確かに慟哭を感じる辺り、どこか毛色が違う気がします。やはりブラック的な「メロデス」だからでしょうか。
余談ですが、名前が似ているという理由だけでこのバンドと比較され、日本では駄目バンド扱いされてしまった?NAGELFAR(ドイツのブラック)というのがいますが、本場のブラックとしてはかなりのポテンシャルを持つ素晴らしいバンドですよー。もし機会がありましたらこちらもどうぞ〜。