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HATE BREEDS SUFFERING / LOCK UP
新規書き込み行かせてもらいます!!
いやあ、ロックアップのレヴューを一番乗りに書けるなんて嬉しいです。
さて、2ndの話になりますが、まず演奏の上手さに痺れます。特にドラム。
何てったってあのディムボガーのドラマーが叩いているんですから。
彼のプレイはほんと安定感があって安心して聴くことが出来ます。
ブラストビートもガンガン入って来ますよ。その速さは悶絶もの。
しかし、まあ、ギターとベースがナパームデスのメンバーなので曲もどこか
それっぽくなってます。特に、最近のナパームデスに通じるものがあります。
それから、特筆すべきはヴォーカル。あの、トマス・リンドバーグです。
かの伝説のメロデスバンド、アット・ザ・ゲイツのヴォーカリストであることは
言うまでもなく、解散した現在でもクラウンやテラー2000といったバンド
で活躍してる人物です。さすが、あのアット・ザ・ゲイツのヴォーカリストであった
だけにヴォーカリストとしての素質は群を抜いてます。歌唱力しかり表現力しかり。
そして、とにかく、このアルバムは速いです。ひたすら速い。
日本盤買った人なら知ってると思いますが、裏面に「速くプレイしろ!!さもなければ
死ね・・・」なんて書くバンドは奴ら以外に有り得ません。恐ろし過ぎです。
音は完全なファスト系グラインドコア、所謂ファストコアです。メタル的な要素は有りません。
似たバンドを挙げるとナザムが最も的確でしょうか。
最初から最後まで一瞬たりとも気を抜くことの出来ないアルバムです。生半可な気持ち
で臨むとぶっ潰されます。取り扱いにはくれぐれもご注意を。
メンバーがメンバーなだけにかっちょいい。しかし、おもってたより普通だな。
俺はちょっと期待し過ぎてたからかな。
それと、トーマスはやっぱりこの手の音楽には合わないな。彼はやっぱりメロデス系の方が合ってると思う。
メンバーが凄いんだから、次回作ではもう一つか二つ飛び抜けたものを作って欲しいです。
このアルバム聴くなら1曲目から最後まで気を抜くな。
未だにAT THE GATESを聴いたことが無くTHE CROWNやNIGHTRAGEにて
トーマスのヴォーカルを経験したのですが「う〜ん」って感じでしたね。
しかしこのバンドでのトーマスの切れっぷりにかなり参った。
それからは上記の2バンドを普通にカッケーと思ってよく聴くようになりましたね。
俺はトーマスはこういうブチ切れ系でもうまく歌ってんな、と思いましたね。
...早くAT THE GATES聴かないとなぁ...
ハードコア/グラインドコアの王道とも言えるべき音。
とにかく徹底的に速さにこだわったアルバムです。
音質もクリアで演奏も抜群に上手く、聴いた後に爽快感が残る程です。
タイプは違いますがNASUMや初期BRUTAL TRUTH、
DEFLESHED等が好きな方は気に入ると思います。
安心して聴ける高品質グラインド。
