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AWAKE / WANDS
第3期WANDS最初で最後のアルバム。このアルバムを発表後解散。
新ヴォーカリスト:和久次郎 新ギタリスト:杉元一生
このアルバムは以前に比べて若干ロック色が強いように思う。スティーヴ・ヴァイ、ポール・ギルバートが好きだという杉元の加入により、ロック的なリフ、メロディアスながらテクニカルなソロなどがあり、確実にWANDSに新しい風が送りこまれている。
和久のヴォーカルも前任の上杉に似た声質・歌唱を持ち、楽曲のレヴェルを下げることはない。
個人的には和久の、上杉より鼻にかかった甘く伸びがある歌唱のほうが好みである。
そして曲作りも長期間かけ70曲から厳選してレコーディングしただけあって、かなり高品質で、以前のアルバムにも引けをとっていない。
このアルバムが期待する程売れなくて〜そして解散となったのは、やはり時代の流行の変化やWANDS=上杉だったため、彼が脱退してファンが離れてしまったことにあると思う。
しかし今聴き返してみると本当にいいアルバムだと思う。
私が思うに、新メンバーが二人も加入し、新しいWANDSとしてスタートをきったんだから、もっとプロモーションすべきだったと思う。TV出演・ライブ、その他メディアへの露出はほとんどなかった。
第3期の象徴であるこのアルバムは時代を感じさせるデジタル音によるアレンジもあるのだが
そうでありながら完全に世の中の流行を徹底的に排除したような硬派なアルバムだ。
エネルギッシュかつダイナミックな若さあふれる和久の歌いっぷりは
所々危うさもみられるが些細なものでバンドとしてのバランスを崩すことなく、
それでいてギターサウンドとも見事にマッチ!
そして先輩格の木村のプレイとも違和感がなく
いかに第3期のWANDSが話題性に背を向けて真剣に取り組んだアルバムかがわかる
しかし世間は見てくれなかった。
良質なアルバムには違いないんだけど…。
ATOSS 2003年10月1日(水)22時55分
何期とか関係なくこのアルバムはいいと思う。ロックに上乗せしてポップな面が垣間見えて誰でも聴ける内容ではないかと思われるのだが・・・
ダークな一面もありPEACE OF MY SOULに対をなすアルバムと言えるだろう。J-rockとはなにかを古参アーティストとして新メンバーを迎え入れつつ進撃に応えてくれている。
くるぬるぬ 2004年11月17日(水)16時4分
これいいっすよ
3期の最初で最後のオリジナルアルバム・・・・
WANDSのオリジナルの中で最強のアルバム
WANDSは勿体無かったね。
それぞれソロ活動も今は見る影もなく散々。
時代を築いたバンドだけに残念。
個人的には第3期のボーカルが一番うまいと思いますよ
第1期・2期前期のポップ感と2期後期のロック感をミックスしたような作品。
まさにWANDS総まとめにふさわしい作品だ。
もし、この後続けていたらどのようなバンドになったのだろうか。
1枚目でこのクオリティーなのだから、2枚目・3枚目・・・といくうちに、あの頃とはまったく別のモンスターバンドになり得たはずなのに。