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GUTS OF A VIRGIN / PAINKILLER
確信犯的な粗雑な録音と、AltoSax、BASS、DRUMの特殊なトリオ編成を基盤に、即興性の強いアヴァンギャルドな作風。
SMをテーマにした世界観を見事に表現しており、巷に溢れるゴアよりも一層緊迫し、下品さが無く格調高い。
絶叫とハードコアな演奏が基本だが、即興的なテンポチェンジやラフな音のズレが緊張感を高める。甲高いサックスが吐き気をもよおすほどに存在感がある。
↓で言うように、ジョンの作品の中でもコンセプトがストレートで判り易い。それでいながらインパクトも凄まじい。
ペインキラーの作品の中では、比較的に分かりやすいハードコアな作品ではないでしょうか。
デス/ハードコアが好きな人なら何かしらの魅力を感じるはず。
ゾーンの作品の中では一番わかりやすい。(個人的には)
山塚アイ氏のボーカルはノイズ/グラインド的とも言えなくは無いし
Mick Harrisのドラミングは相変わらずスピーディでスリリング。
もしエクストリーム・メタルに抵抗が無いなら、これが一番ゾーンの作品の入門用にピッタリだと思います。
とにかくこのテンションはただ事ではないです。わめきまくり!ミックハリスのドラムも炸裂しまくってます。
ただ個人的にミドルテンポの曲はつまらなかった。