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HEATHEN / DAVID BOWIE
'02年発表。
『異教徒』と名付けられた本作は、前作同様これまでのキャリアを総括するような安心して聴ける作風となっている。常に何か別のものを生み出そうとして躍起になっていたボウイは、もうここには居ない。だが、色々なものを犠牲にして、血を吐きながら獲得した「音」がここには惜しげもなく並んでいる。創るべき人が創るべくして創りえた、小さくも広大な音世界。
老成などしちゃいない。ボウイはボウイだ。
渋いです。
落ち着いた感じでよいですよ。
Bowieさんは凄いね!
アメンボ 2003年10月14日(火)11時28分
確かに渋い。し,地味な気もするが微妙な暗さが心地よいアルバム
楽曲がいいから聞き込む価値はあり。
ボウイ史上最も地味渋な作品だと思う。
HEROES時代をちょっと意識してるのかもしれませんが、あの頃のようなぶっ飛んだ凶暴さは微塵もありません。本当に落ち着いた作品。
暗く、モノクロームな美しさの①SUNDAY⑨5.15 THE ANGELS HAVE GONE, ベタなバラード③SLIP AWAY, 力強い熱唱が光る1stシングルの④SLOW BURNなどなど…。
暗い印象を受ける作品ですが、全体を通して優しさに溢れているようにも思えます。
⑩EVERYONE SAYS 'HI'での優しさに溢れた彼の声を是非とも聴いて欲しい。
何はともあれ、このモノクロームで美しい音世界は唯一無二でしょう。