CDタイトル↓をクリックするとチェックリストに入ります。
発言者の名前をクリックすると、その人の他のCDレビューが読めます。
(旧形式-更新停止)
BLOOD / BAD MOON RISING
'93年発表。2nd。
書き込みもされていないし、なんかあまり評判も良くない。
だが、昨日中古盤屋で見つけ、思わず購入してしまった。
う〜ん。確かに決めの1曲に欠けているような気はするが、私は結構気に入った。
傑作と言い切ることには躊躇をおぼえるが、これは明らかに駄作ではない。ブルージーなHRで、前作より少し湿り気を帯び翳りがある。
本作は時代に迎合しているだろうか。確かに当時はピッカピカの笑顔でど明るいアメリカンHRなどを演奏したら背中を刺されるような雰囲気はあった。だが、本作に漂う「翳り」はグランジロックで括られたバンド群が表現しようとしていたものや、生き残りを賭けたHMバンドが怒りや、ヘヴィさとともに体現しようとしていた「ダーク」さなどとは本質的に違うと思う。
もともとこのバンドにはブルーズの影響が少なからず見えていたことを考えると、ブルーズの暗い側面がクローズアップされただけなのだという気がする。
うん。やっぱり好きだな。このバンド。3枚集まってしまったけれど、どの作品にも非常に満足している。
ギターも歌唱も文句無し。随所に聴かれるかっこいいリフとそれに乗る熱いヴォーカル。
でもなぜか曲が記憶に残らない。これは恐らく一般的な評価だと思うが私も同意見。
要聴き込み盤である。聴き込んだ後にアルバムを好きになるかどうかは未知数。
ちなみに私が当サイトを見るようになったのは本作のお陰です。
リリース当時は評判良くなかったけどファンの間ではどうなのか、ふとネットで調べた結果、
偶然このサイトにたどり着きました。ありがとう「BLOOD」。
HARRY 2004年1月30日(金)18時10分
何かもう一つ決め曲があれば。惜しい。そのうちまたいいのを作ってくれるはず。
・・・etc、etc。
ダグのファンって本当にいい人が多いですよね・・・。
まあ私もけっこうそんな感じなんですが。
いつまでもパッとしないのは問題でわないか??
プロなんだから。
BMRの中で一番聞き込んでいるアルバムだ。
1stはちょっと自分の中でぬるかったし、3rdは好きだけど2ndのほうがBMRらしさが一番でていると思う。2ndは静かな曲が多い気はするけど、トータルで見ると秀逸の曲が非常に多い。2ndがリリース当時評判が良くなかったというのは、まったく理解できない。ぜひロック好きな人には聞いてもらいたいアルバムだ。
すばらしい。
だけだと苦情がきそうなので。。。このアルバムはメロディアスでダグのギターソロが最高に良い。弾きまくっている。ファーストはライオン的で暴であったがこのアルバムは静な感じであるが、DIO風な曲がある。ダグがDIOに加入したのもわかる気がする。サードはグランジオルタナの最近流行りな物に進化したが、このアルバムまでは英国哀愁ハードロックである。ライオンが少しダークになって落ち着いた感じのアルバムです。BMRでは一番出来の良い作品かも。とくにダグのギターに関しては群を抜いている。
ブリティッシュハード・ロックの"執念"的哀愁と、ジト〜ッと湿った感じが嫌いじゃなければ、それなりに好まれそうな予感。因みに疾走しません。
楽曲はブルージーで、明るい雰囲気なども皆無に等しい、カル・スワンの開放感の無い
力んだ(の、様に聴こえる)ヴォーカルがより拍車をかけている訳で、そこのところが
人によってはクドく感じるかも知れないが、また最大の"味"でもあったりする。
少なくとも個人的には少し上ずり気味のカルの歌声がカッコ良く聴こえます。
曲単位でインパクトは余り無いかも知れないけど、#1、#4、#10等好きですね。
特に#10のバラードは感動的。
B!のK.S.が発売前のインタビュー記事ではさんざん絶賛して期待させておきながら、リリース後(直前だったか?)のレヴューでは嘘のように手の平を返して酷評していたという(聴き返しているうちに欠点がみえてきた云々と言い訳していたのも見苦しかった)、私の中では変な思い出のある作品。
あのせいで買うの躊躇った人、多いんじゃないの?
ちなみに私は評価が悪いと逆に聴きたくなる、ひねくれ者だったので、即購入(初回特典の写真集とギターピックが付いてるやつね)。
確かに、全体的に暗くて地味だけど、誰も彼らに明るさや派手さなんか期待してないだろうし・・・ブルージーで哀愁たっぷり、ちょっぴり大人のHRです。
えと、B!のあれには一応事情が有りまして...当時それを目の当たりにした自分はかなり切なかったんですよ。
まあ、評価は人それぞれですよね。(私はB!であんまり高得点評価のは気に入ったためしが無いですもの)
今聴けば、あの時代に(いや、今も)シンプルなHRが堪能できる貴重なアルバムです。
この作品の聴きどころは、まずダグのブルージーでテクニカルなギター、そしてカルのトニー・マーチンばりのシャウトしたボーカルである。名曲らしきものは無いが、平均的な曲が並ぶので、飽きがこない。スルメ盤にしておきます。ダグ&カルのアルバムでは、ライオン〜このアルバムまででしょう。ダグはなんと現在はホワイト・スネイクに在籍しています。
DENGEROUSE GAMEとTEARS IN THE DARKはとても良い曲だと思った。そのほかは流行りのグランジの悪い面がでてしまったと思う。でもカル・スワンは好きなVOだった。声に特徴があるだけなんて言う輩もいるが、はまった時はもの凄い説得力があった。今は音楽業界からは足を洗ったとか・・・ ダグはWHITESNAKEに入りある程度脚光を浴びたがカルは過小評価のまま終わってしまった。D.PURPLEのオーディションに受かっていればまた違う人生もあったかもしれない。