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サーカス団パノラマ島に帰る / 筋肉少女帯
大槻ケンヂ率いる筋少のメジャー通算4枚目。あいかわらずの勢いと、独自の路線を突き進む姿勢はさすが。今回は江戸川乱歩の世界を取り入れ、いかにも…の大槻ワールド。文学に精通しているんだよね、この人は。各々のタイトルも詞も鋭いなぁ、と僕なんかは思ってしまう。
予想外に高度なメタリックな楽曲はまさに様式美の域であり、その手のリスナーも寛容な人には受け入れられるものである。ギターの橘高のテクも申し分はない。M-3,4の流れと、M-10,11,12のねじ込みには唸ります。そしてギャグ曲の範疇でかたられることの多い曲M-12の"元祖高木ブー伝説"。実はヘヴィーメタルの強烈なオマージュであり、詞の内容は失恋の悲しい曲。でもなぜか笑ってしまうし、イントロだけでも笑える。
そしてもう一つセリフも楽しめる彼らの作品。笑いますよね、「そしてこうもりは黙して語るものはなかったのであった」だって。ここまでひとつの作品に詰め込める連中は、彼ら以外にはいないだろう。見識の狭い、一般常識的な人間には耐えられない世界だろうけど。
そんな一般常識の人間を嗤う
中曽根栄作 2003年11月27日(木)17時23分
それより廃盤のCDリマスターして再発売してほしい
三柴江戸蔵氏脱退後のアルバムの中では、一番好きなアルバムです。
デジパックなのもいい感じです。
当時、TBSの24時間TVの深夜枠で高木ブー氏とオーケン氏が共演して、そのエンディングで、
出演者全員が手拍子打っている場面で、高木氏がオーケン氏が会釈しあってる場面が放送されて、
思わず笑ってしまった記憶がある。
曲も歌詞も筋少の守備範囲の広さがよく出ていますね。
あと、ブックレットが妙に凝ってて、凄いいい感じです。
アルバムの世界観を良く現していると思う。
祈、再発。こんな良いアルバムが廃盤なんて信じられん・・・。
曲も良ければ歌詞もいい。しかもブックレットの凝りようがまさに完璧。
アルバムを聴きながらブックレットを見ていると、まるで本を読んでる
ような感覚になる。アルバムの世界に引きずり込まれて、M12で現実に
戻ってくる感じで・・・。
やっぱし祈、再発に尽きる。
もちろん再発の際はそのままの形(ちゃんとブックレットも再現)で頼む。
この頃の歌詞は後期ほど整合性はないが、それが逆にいいんだよね。
曲も幅広くて良し!
当時何も知らずに
ただ、その怪しいパッケージにつられて買った人は中身を聞いてショックを受けるだろう。
俺もその一人だった。
当時まだ筋少というものに免疫がなかったもんで;;;
長い間放置してました。
『詩人オウムの世界』や『パノラマ島へ帰る』などがオススメっす。
インスト曲もいい感じ。
後追いだからか、そこまで好きなアルバムではないかな。
何だろ?自分が筋少に求めいているものよりヘヴィな音だからか?!
そういえば評価の高い「月光蟲」も自分にはヘヴィ過ぎるような。
うーん、でもやっぱり「月光蟲」に比べたら全然ヘヴィじゃないし…。
橘高さんの特有メロディが少ないから、自分にはハマらないのかな。
あ、『詩人オウムの世界』は大槻ケンジのソロのやつのほうがカッコよくて好きだけど
やっぱコレはいいですね。
ドゴスギア 2006年12月10日(日)22時45分
これも完成度が高い。
筋少のアルバム中でも上位に入る作品。
再録の曲とか色々と微妙な部分が目立つがこれ以降の筋少の方向性を確定させたアルバム。
良盤。