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TESTIMONY OF THE ANCIENTS / PESTILENCE
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前作までの異常なまでのアグレッシヴさが薄れはしたが、非常に正統派なデス声は健在。
リフ、ギターソロなど随所にこのバンドの「らしさ」がある。
特に重厚なギターストロークは非常にカッコいい。
曲中にシンセを大胆に導入しているトコロは素晴らしいが、曲の合間で挿入されるシンセサウンドは不要やと思う。
Kamiko 2003年10月9日(木)20時32分

CYNICのTonyがサポートとして演奏しているということを聴いて買った覚えがある。
PESTILENCEの3rdアルバム。
前作と比べると、非常に美しく仕上がってることがわかります。
僕の周りでは賛否両論のアルバムですが、僕個人としてはメロディアスなデスメタルとして非常に好みです。
曲の展開も複雑化が進んでいるので、プログレ好きな人も気に入るはず!
Exo 2004年10月2日(土)11時26分

このバンドは後期に行くにつれ段々と美しさを見せていくが
この作品も例外ではなく、前作以上にシンセを取り入れており、非常にメロディアスになってきている。
正直言って全盛期は2ndの頃だと思うが、テクニカル・デスメタルファンならこのアルバムにも手を出すべきである。
ATHEIST、ex-CYNICの激ウマ・ベーシストのTony Choyがベースを担当しているのである。(ゲスト?ヘルプ?まぁどっちでもいいか。)
上記二つのバンドを除けば非常に音源が少ない彼のプレイを聴けるだけでも儲け物だ。
まだこの頃は正統派の匂いを感じさせているし。
noiseism 2005年8月2日(火)13時51分

テクニカル期のDEATHと同じ香り。
コッチのほうが発表は早い。
曲はDEATHほど複雑じゃなくどっちかといえばシンプル。
単純ではないが複雑すぎないアレンジは聴きやすくて好感。
時折あるハッとする展開とゆったりしたメロをセンス良く弾くGは印象的。
あと、ベースはかなり上手いね。曲間のSEもいい感じです。

T2 2005年8月4日(木)17時41分

パトリック・マメリが中心となって結成された、オランダ出身のデス/スラッシュ・メタル・バンド、'91年発表の3rdアルバム。
曲間を繋ぐ短いSEや、インスト曲を合わせて全16曲収録という実験的な構成は、この作品が
コンセプト・アルバム的な側面も持っているからか。因みにプロデュースを手掛けたのは、デス・メタルと言えば勿論この人、
のスコット・バーンズ。(レコーディング場所も当然の如くMORRI SOUNDスタジオだ)
前作『CONSUMING IMPULSE』は、直線的な楽曲が揃ったストレートな作風のデス・メタル・アルバムだったが、
前任Voの脱退によりトリオ編成となり、パトリック・マメリがGとVoを兼任する本作では、猛烈な疾走感はそのままに
よりテクニカルでプログレッシブな曲展開が聴かれるようになった。
特に、マメリとUTERWIJK(何て発音すんだ)のWパトリックが奏でる流麗極まりないツインG、CYNICからリクルートされた
名手トニー・チョイによるテクニカルなB、そしてスペーシーな空間とスケール感を演出するシンセサイザーの大胆な導入は、
楽曲のクオリティを飛躍的に向上させていて、中でも、荒々しいミドル・チューン③や、バイオレントに疾走する⑦、
ドラマチックと表現して差し支えない曲展開が聴ける⑬、本編ラストをシャープに締め括る⑮を筆頭とする
押しまくりの楽曲の中にあって、スッと「引く」ことで静と動、美醜の対比を描き出すインスト・パートのドラマ性の高さは、
普段、デス・メタルに興味のないリスナーの耳をも惹き付ける強力な魅力を備えているように思う。
PESTILENCEのアルバムでは2nd『CONSUMING〜』の人気が高いようだが、個人的には彼らの最高傑作には本作を推したい。
火薬バカ一代 2007年7月11日(水)22時49分

'91年という時代を考えると、既にメロディック・デスとも言えるくらいにメロディを導入し、ほとんどプログレ・デスと形容したいほどに凝りまくったアレンジの数々は、実に先鋭的です。
ギター・メロディも美しいですが、キーボード参加のケント・スミス、いい仕事してますね。
実話に基づいたコンセプト・アルバムということで、歌入りの曲の間すべてにインストを挟み込み、かなりドラマティックな構成。
宗教や死をイメージさせる歌詞は、まさしくデス・メタル。
これは傑作です。もっと知名度が高くても不思議ではないバンドですね。
うにぶ 2008年2月27日(水)22時33分

このアルバムは2nd「consuming impulse」との2枚組で購入しまして、
実際2ndがカッコよすぎてこちらをほとんど聴いていなかったのですが、
久々に聴き直したら、2ndに比べたら複雑さが目立ちますが
PESTILENCEらしいドロドロさも残しつつ、かつメロディの導入具合も大胆になり
2ndから入ると違和感全開だけど、
単品で考えると非常に良い作品だなぁとようやく理解できたw

カズチン 2010年5月2日(日)20時31分

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