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FIVE LIVE YARDBIRDS / YARDBIRDS
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ヤードバーズのあまりにも有名なライブ盤。
録音は1964年3月,ロンドンはマーキークラブにて。

ロックのライブアルバムとしては最も初期に録られたモノでもあるこのアルバム自体については過去何度となく,その都度取り上げられているし今さら多くを語る必要もないアルバムかもしれないが当時のロンドンにおけるブルース,リズム&ブルース熱を語る上では外せないアルバムのひとつであろう。

日本でも,当時これがヤードバーズのデビュー盤として発売された。
デビューアルバムがライブ盤というのも当時はまだ珍しかった頃である。

聞いてみると何だか音が一塊になって出てくるようで,録音自体はあまりいいとは言えないが,熱気だけは十分伝わってくる。

収録曲もすべてがカバーそれもアップテンポの曲が多くスローな曲は以外と少ない。

クラプトンのギターにしてもまだこの頃は後にBLUESBREAKERSやCREAMで見せる豪快なプレイにはほど遠くまだ自分なりにバンドのギタリストとして必死にもがいている頃である。

ボーカルのキースレルフにしても彼の声はブルースというよりも,どちらかと言うとロックンロール向きの声だ。そのことからして考えると収録曲そのものもベッタリとした曲は少なく,曲調自体は乾いた曲が多い。

そのあたりがピュアなブルースを演奏したくてバンドに参加したクラプトンにとれば,やや不満だったのではないだろうか。

しかし,バンドとしては時代性もあるだろうが純粋に自分達の好きなブルースなりを演奏していたこの頃が一番よかった時代ではなかろうか。

また,FOR YOUR LOVEのヒット以降は商業主義におされ,いわいるヒット曲を出していかなければというプレッシャーがバンドに襲いかかり,それなりにヒット曲を連発しながら,またギタリストも時代ごとに変わっていくヤードバーズではあったが。。。

それがゆえに普通,ギタリストがコロコロと変わることはバンドにとってあまりほめられたものではないが,いかんせんヤードバーズに於いてはスタープレイヤーがボーカリストではなくギタリストであった,ということがこのバンドの悲しき宿命でもあった。
K.Y 2003年10月12日(日)13時10分

ここで聴かれる演奏はまさにR&Bがハード・ロックへと進化していく過程を
ドキュメントした貴重な記録だ。前年のサニーボーイウィリアムソンとの
ジョイントをきっかけに白黒の融合が生まれ、その白人からの回答ともいう
べき作品。まだまだラフでクラプトンのプレイもブルース色は薄い。しかし
随所に見られるギターとハープの掛け合いなどは当時画期的なパフォーマンス
と言われ、のちのクリームへと発展していく萌芽が現れている。個人的には
スローな⑥から一転疾走する⑦の流れが心地よい。たしかにスタープレイヤー
はギタリストであったが、のちのハードロックへの必然的な流れと言えよう。

チンポリオ・フェラッチィーノ 2008年2月3日(日)11時15分

過渡期
という言葉がなぜか浮かぶ
えらそうなことをいってる人は聴いたこと無いはずはないよね?
マンマン=クンニール 2010年3月10日(水)0時8分

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