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GUILTY AS SIN / BRAZEN ABBOT
今作で4枚目になるそうです。今回、初めてこのバンドのアルバムを購入しました。
中心人物ニコロ・コツェフ(G)のプロジェクト的バンドのようで、毎作参加メンバーが若干?違っているようです。何でも1枚のアルバムに3人のボーカリストを使うのが方針のようで、今作では、ジョー・リン・ターナー、ヨラン・エドマン、ヨルン・ランデの3人を迎え入れています。1曲に複数人が入れ替わりに歌うというのではなく、1曲1人で構成されています。
さて、音楽性の方ですが、正に正統派HRであり、私は聴いていて何か懐かしい想いが込み上げてきました。派手さはないが、ツボを押さえたGプレイとVo各人の相性が見事にはまっております。3人とも色んなアルバム(バンド)に登場している人達ですが、流石に職人ですね。一人4〜5曲しか歌ってないけど、皆さん自己アピールは十分過ぎるほどです。
全体的には複数のVoを使っていることで、聴き様によっては散漫に感じるかもしれませんが、音楽性は取り敢えず一貫しているので、「一粒で3度美味しい」と言えるんじゃないかな?
あっ、ちなみにバック陣は元ヨーロッパの皆さんです。念のため。
これは最高傑作ですね。レインボーっぽいですけど、捨て曲は無くギターも素晴らしい。3大ボーカリストが歌っているので、楽曲も申し分ないです。演奏も楽曲も最高な作品。
前作から六年ぶりに2003年に発表された4thアルバムを紹介します。
今回からVOがトーマス・ヴィクストロームからヨルン・ランデに変わった以外はお約束のメンバーで制作されていて若干地味になった印象を受けますが相変わらず良質な正統派のメロディアスHM/HRの世界をたっぷりと堪能させてくれます。