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SWEET FREEDOM / URIAH HEEP
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1973年9月発表の7作目。URIAH HEEPとしては初めて本国イギリスから出てフランスで録音した作品だ。ライヴ・アルバム以前の5作に比べポップ志向が強く打ち出され、ファンの間では一般的に失敗作とされている。しかし、クオリティーは決して低くはなく、商業的には成功している。魔界から離れタイトル通り自由で開放的ではあるが、これまで同様へヴィーな音作りは健在だ。やや曲構成に拘った作品が少ないが、ラストのPILGRIMでは、コーラスのイントロから中間部のキーボード・ギターへ流れる展開、ラストへの盛り上がりと、凝った展開が聴かれる所が救いだ。またSTEALIN'は、現在でもステージで演奏される彼らのお気に入りの1曲。彼らのその後のポップ志向を考えた場合1つの転機となった作品と言え、買って損はないだろう。ただし現在は日本盤はリリースされていないので、輸入盤で入手するしかない。
杉本 剛 2003年10月20日(月)20時54分

確かに前作辺りのコンセプト作品から曲重視のアルバムに変化したせいかマスコミには不評だったらしいけどセールスは決して悪くなかった作品。
マスコミよりも当時のファンの方が素直に評価してくれた為だと思います。
非常に聴きやすいメロディアスな作品、すでにベテランの域に達したコーラスワークが楽しめるアルバムです。

柴が2匹(会社から) 2003年10月28日(火)22時42分

これまでのオカルトコンセプトから抜け出し、トータルリティーが無くなった分1曲1曲の出来がとても良いように思います。シングルカットされた「Dreamer」「Sevenstars」の2曲はポップ色が強いがアルバム全体を聞いて行くと曲が進むうちにいつしかヒープワールドに引き込まれています。最後まで一気に聞かせてしまう魅力があります。
タイトルチューンでLP時代A面の最終曲「Sweet Freedom」やB面最終曲「Pilgrim」は聞き物ですし、そこまでたどり着く経過がまたいいですよ。Heepには名盤が多いがこのアルバムはベスト版といってもいいくらいです。

yahmindani 2006年2月17日(金)15時19分

自分のような後追いの者には、低評価が不思議でなりません。
むしろ、このアルバムに比べたら3部作のDemons〜とMagicians〜方が、狙いすぎというか無理矢理感が高いように感じます。
素直な良いアルバムと言えます。
かぼこ 2008年6月22日(日)18時36分

これって一般的に失敗作とされてるんですか?たしかにポップにはなったかもしれないが良い曲ばかり。このころは短いインターバルでアルバムを量産してたんですよね。短期間でこんな質の高いアルバムが作れるなんて並みの才能じゃないです。
モブルールズ 2009年9月21日(月)23時48分

これは、傑作です。
「対自核」路線でも悪魔路線でもなくポップな臭いが強くなっていますが、ブリティッシュの臭いとうまく混ざって最高の仕上がりです。
アルバムタイトルナンバーは自分の葬式で流す第一候補ですし、「巡礼」「時の狩人」などはプログレバンド顔負けのファンタスティックなナンバーです。「Dreamer」「略奪」「Seven stars」「愛の砂漠」のポップさ「狂気のサーカス」のアコースティック加減、全部良い!!!
メタルKEISHOU 2009年11月29日(日)10時0分

前作『THE MAGICIAN'S BIRTHDAY』辺りを境に、マネージャーとの不和、バンド内部の薬物汚染や
メンバー同士の軋轢など、デビュー以来、休みなしで突っ走って来たことによる弊害が徐々に表面化し始め、
そのため、この'73年発表の6thアルバム以降の作品は、商業的には十分な成功を収めているにも関わらず
1st〜5thに比べると一段低く見られる事が多いが、イヤイヤどうしてどうして。唯一無二の個性を備えたVoや
各楽器陣のパフォーマンスを存分にフィーチュアした本編は、相変わらず聴き応え十分。
全体的にプログレ色が薄れ、ややポップさは増しているものの、壮麗なコーラスが印象的な③、
ゲイリー・セインのメロウなBラインが素晴しい④、「アルファベットの歌」を取り入れ軽快に駆け抜けていく
⑥といった楽曲は、聴き込むほどに味わいが増すスルメ級の名曲だし、そしてトドメは、ケン・ヘンズレーの
華麗にして劇的なKeyワークが映える本編ラスト・ナンバー⑧。初期URIAH HEEPの名曲と比較しても
何ら遜色のないドラマティックなこの名曲を聴くためだけにでも、本作は購入する価値大いにあり、だ。
火薬バカ一代 2010年8月21日(土)23時41分

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