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THE BOOK OF TALIESYN / DEEP PURPLE
ファーストよりも少し楽曲的に弱いかな。でもけっして駄作ではないぞ。第二期でもライブ演奏していたHARD ROADもあるし、またまたビートルズのカバーWE CAN WORK IT OUTもあるし、聴き所は多い。KENTUCY WOMANだってヒットしたキャッチーな曲だし、ANTHEMは癒し系のバラードですよ。捨て曲もなきにしもあらずだが、聴いて損はまったくない。
一般的に1期の名盤と呼ばれてます。上記の方のおっしゃるとおり2期でもライブで演奏している
曲が多くアンセムに代表するプログッシブな方向性とハードロードに代表するジャジィなハードロックが
同居する良くできたアルバムです。
2期以降のサウンドに慣れた人には退屈かも知れません。クラシカル、荘厳な部分と当時はアートロックと称されていたプログレな部分のウェイトが高いからだと思いますが、原因の一つはRod Evansの声質かも?
この後彼が参加するCAPTAIN BEYONDの音にはよくマッチしていると思いますが・・・
でも佳曲も多いし、DEEP PURPLEじゃなければ名作だったのかな?
本質は後のIn Rockの音楽性に繋がるHard Roadなんだろうけど、いきなりListen, Learn, Read Onがカッチョ良い。ロッドの歌なんてほとんど語り。Pink Floydの夜明けの口笛吹きに近い音像で奏でられるヘンテコリンな曲で、リッチーのプレイがまたヘンテコリン、ウルトラセブン的でアポロ11号的的な旧式の未来像が不思議な感覚に誘ってくれます。Kentucky Womanのギターソロとかもグッドブルースギタリストを超えた天才を感じるけどねー。第一期だったらこれを推しますね。
「アンセム」、「ハード・ロード」は後のディープ・パープルの音楽性をよく表している。しかし、「アンセム」におけるロッドのヴォーカルは一体なんなのだろう。デヴィッド・カヴァデールでも敵わないだろう、深く澄んだ歌声。情念もこもっている。いくら回転ドアのバンドだからと言っても外に出るのは早過ぎた。埋もれてしまった彼の才能が残念である。
2nsアルバム。路線は前作の延長線上にある感じ、一方で「Hard Road」など個性がすでに表現されていると思う。ジョンとリッチーのプレイがさらに強調された、そんな感じえしょうか。それにしても1stから4ヵ月って、凄い。
「2ns」→「2nd」。あ、どーでもいい
DP期は、第4期まではすべて好きなんですが、歳をくうに従い、第1期の良さが濃くなっていきます(自分の中で)。とくに、「タリエシン」は飽きない! しかし、「ロード—ニック—エヴァンス」はぴったり合ってますが、「リッチー—イアン」がこれとは違うんだということがハッキリ分かるアルバムです。そういう意味では、第2期からも主導権云々とは違った次元で、DPはつまりロードのバンドなんだなと思うのです。ロードがいないDPってのは・・。さて、このアルバムのエヴァンスの出来は、キャプテン・ビヨンドの1stに匹敵しますヨ。“ニュアンス"を感じとりたいアルバムです!
ハコガメ 2005年10月20日(木)23時15分
ちょっと待った!
ロッドエヴァンスはすばらしいぜ。
私はイアンギランなんかよりもず〜っと好きです。
第一期でちょっぴり残念なのはジョンロードの趣味
丸出しパートが今となってはウザイと感じられる点。
余計なとこぶった切れば更に物凄く良くなったのに。
極上POPパープル、ぜひとも聞いてみて下さい。
個人的には1stよりもわずかに気に入ってます。
HRというよりはプログレっぽい感じもしますけどね。
ジョンのキーボードは相変わらず冴えてますし、リッチーのプレイにもだいぶ「らしさ」が表れてきたように思います
そうか。初期はこんなにアートロックっぽいことしてたのか。