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SACRIFICE / BLACK WIDOW
英ハード。70年の1st。
SABBATHがらみ(といっても時期とテーマがかぶってるだけなんだけど)で購入。
初めて聴いた時は「これハードロックかぁ!?」でした。
ギターは生音、オルガンありーの、管楽器ありーのでプログレっぽい。
別段暗く沈みこむわけでもなく牧歌的な曲をやっている。
しかしはっきりいって楽曲から漂ってくる黒魔術度はこっちのが断然上!
変に明るいからよけいに邪悪な部分がクローズアップされてます。
まあ、そんなことに関係無く単に70年代ブリティッシュとして聴いてもかっこいいよ。
随分昔、サバスっぽいらしいという噂を聞き購入。もはや手元にはない。
結局サバスほどのインパクトはなかったにしても、非常に味のあるバンドであった。
今、手元に残るのは、当時間違えて購入した同名バンドのパワメタ。悲しすぎる・・。
当時、ブラック・サバス、ブラック・キャット・ボーンズと並び3大ブラックバンドと評されていたそうです。
もともと、ジャジィなバンドだったのですが、メンバーの一人が黒魔術をテーマに持ち込んだ為、アルバム全体
を通してコンセプトな作品に仕上がっています。楽曲的にはジャズ、ブルースのみならずラテンを基調にした
音楽性も披露しています。実際、黒魔術の演出を用いたライブこそ、当時の彼らの真骨頂だったそうですが
スタジオ盤を聴く限りは多彩で詩が分からない限りオドロオドロしいバンドとは思えませんよ。
HRを聴き始めたころ、B!の推薦に感化されて購入。
当時は良さが全くわかりませんでした。
だって、「ヂャーマンサイコー」ってガキでしたから・・・。
速攻で売ってしまい、10年たった今、ちょっと後悔してます。
もっかい聴いてみたいなー。
SABBATHと並び、暗黒系音楽の始祖ともいうべき英国産Hard Rockバンドです。
これは1stですが、この時点で最高潮、臨界点ですね。
この後は売れ筋を狙ってなのかはわかりませんが、初期の妖しさが無くなってしまいます。
別に曲がヘヴィなわけでもなく、声が怖いわけでもありませんが、アルバム全体を覆う
この異様な雰囲気はなんでしょう。
彼らはステージ上で黒魔術を行っていたと言います。
このアルバム、聴いていると不思議な感覚に陥ります。
ステージでは生贄の美女を全裸にし横たえて銀の剣を突き刺すパフォーマンスで
話題を呼んだ彼らだが、サウンドは多彩な要素を内包したある種実験的なものと
なっている。ジャズありサイケありプログレありで的が絞りきれていない印象を
受けるが彼らの黒魔術はそのシアトリカルな儀式的ライヴパフォーマンスにその
真骨頂があったわけで、サウンドだけで黒魔術色を見出すことは難しい。
しいて言うならば明るい黒魔術か?徹底的に黒魔術を極めたSABBATHとはやはり
差がついてしまったが、それでも完成度は高い。
当時のライブをぜひ見たかった。もっともドラッグの助けなしに狂乱の宴に
最後まで参加できたかはわからない・・・
アナログ時代にはこの1stだけが国内盤でも紹介されていたが、その後の作を聴く無理もないか・・・
70年代初頭のブリティッシュが持つマジックがこのアルバムにも溢れていて、万人受けは無理だけど、駄作と名作の境界線に無数存在する中の一枚として存在価値は高い。
サバスとの比較は余り意味がなくって、むしろ錬金術にコンセプトを求めたサード・イヤー・バンドとの精神性での共通点を感じてしまう。
70年代前後のバンドを探してた頃に出会った1枚、
なんとなくバンド名は聞いたことがあり、確かBLACK SABBATHと同期くらいと思いだし、
手に取ってみたらこの怪しげなアートワーク、最高だw
凄まじく暗くドロドロしてるわけではなく、なんか変に明るい感じもしたりするが
何故かとても怪しい、というより胡散臭い雰囲気を醸し出してますw
そういう意味で味があり、個人的にはとても面白いバンドだなぁと感じてます。