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FINGER ELEVEN / FINGER ELEVEN
たぶんアメリカのバンドだと思う。03年。
おそらくこれもヌーメタルということになると思う。
ところどころで今風のバンドらしくグランジやモダンの影響がみてとれるが、基本はメロディアスな歌ものハードロック。
とにかくメロディがたまらん!
哀愁というか悲哀というか激情というか、煽情力は並ではない。
ヴォーカルの声質もまた曲調にマッチしてていいのよ。
バックも派手ではないものの整合感ある堅実さがいい。
これはジャンル抜きにして哀メロ好きに聴いてもらいたい名盤です。
欧州味は皆無なので注意が必要ですが、こんな凄いバンドを放っておく手はないぞ。
これをヌーメタルと言うんだろうなあ〜.....。確かに、サウンドは地味かもしれない。でも所々にカットインしてくる泣きの要素が、結構魅力的である。今風のモダン・ロックで特徴も少ないが、微妙なこのバランス感覚は結構好きである。日本では名前を知っている人も少ないだろうなあ〜....。
結局はジャンルなど、どうでもいいのである。比較的地味なバンドである彼らを応援するのは、未だにジャンルに捉われて過ぎていて、自分の好きなバンドしか聞かない又は応援しない人達への挑戦状である。例えばHR/HMしか聞かない人の言葉なんて、信用できない。それもごく一部のバンドしか知らないくせに......。ラウド・ロックはHM/HRファンからは敬遠されているが、ロック・ファンには賞賛されていたりする....。このギャップは、一体何を意味しているのだろうか.....。この作品は、個人的感情を抜きにして地味だがいい...。