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ひらく夢などあるじゃなし / 三上寛
72年発表。
日本語の素晴らしさがここに揃ってます。
飾らない言葉の数々に胸を打たれますよ(卑猥な言葉も多々ありますが・・・)
「あなたもスターになれる」「ひびけ電気釜!」「パンティストッキングのような空」「昭和の大飢饉予告編」「誰を怨めばいいのでございましょうか」「夢は夜ひらく」「気狂い」など名曲ばかりです。
今の日本音楽では間違いなく聴くことが出来ないものばかりです。
この機会にぜひ!!
アメンボ 2003年10月31日(金)16時14分
是非お友達に勧めましょう!
日本のロック本の類では、「一言で言って、パンク」という紹介がよくなされるアルバム。
60〜70年代フォークを軸に、ブルーズ、歌謡曲、演歌(怨歌)を混ぜた独特の歌が聴けます。
過激な歌詞、言葉ですが、そこには狂気とどこにもやり場のない悲しみが詰まっています。こういった音楽に慣れていないと、まず間違いなく引くでしょうが、聞き込むとこの本当のよさがわかるはずです。
しかし本物の狂気と悲しみが1800円で買えるとはいい時代ですな。
怨歌…。怨みの歌ですな。
まさにその通り。
今までに聞いたどんな声よりも怨みに満ち溢れています。
ありとあらゆるものに対する怨み…。
凄く恐い歌声ですが、それゆえ心に響きます。
まあ最初に聴いた時は引くというよりむしろ爆笑すると思います。
名盤。