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CRITERIA FOR A BLACK WINDOW / ANNIHILATOR
ALICE IN HELLのランディ・ランペイジが復帰したアルバム。う〜む、どうしてこのアルバムがプッシュされてないのだろう?今までの中で一番スラッシュしてると思いますが。とにかく疾走してる曲が多いです!これにランディの歌唱力が加わって最高です!ジャケットもALICE IN HELLのアリス人形が復活してるし、解説では原点回帰とありますが原点に比べ、凄まじくスラッシーなアルバムです!サウンドも気持ちいいくらい良いですな
個人的に、ANNIHILATORの歴代ボーカルは、どれも特に嫌いでもなければ好きでもないのだが…
このアルバムで復帰しているランディ・ランペイジだけは別である。
僕は1stアルバムの"ALICE IN HELL"で、彼の変態的なボーカルに惚れ込んでしまった。
………というわけで、このアルバムを買わないわけがなかった(笑)
内容は1stのようなテクニカルなスラッシュメタル路線であるが、音的には成長しているように思う。なんだか落ち着きのある音だ。
ただし、これといってお気に入りの曲は無い。うーん、全編1stくらい楽曲の質が高かったら良かったんだが。
アルバムのOPをダイナミックに駆け抜けるスラッシュ・チューン①“BLOODBATH"が始まった瞬間、
「ANNIHILATOR復活!」と大声で叫びたくなる'99年発表の7thアルバム。いや復活も何も、バンドはコンスタントに
作品を作って順調に活動を続けていたわけなのだが、明らかに進むべき方向性に迷いの感じられたここ数作の作風から一転、
(私生活でのトラブルを乗り越えた開放感からか)本作では徹底的に原点回帰の姿勢が打ち出されているのだ。
アルバム・ジャケットにアリス人形が再登場、初代Voランディ・ランペイジの戦線復帰といった表面的な部分はもとより、
ここのところシンプル化著しかった楽曲に、叙情的なメロディ、リフ/リズム・チェンジを多用して畳み掛けてくる
ドラマチックな曲展開といった、1st〜3rdの頃を彷彿とさせる要素が戻って来ているのがナイス。
そして何より、久々に冴え渡るジェフ・ウォーターズのギター・プレイ!まぁ兎に角、シアトリカル且つドラマチックな①⑤⑧、
高速スラッシュ・チューン⑥⑨等の楽曲を聴いてみて下さい。曲自体の素晴しさは勿論のこと、
その中を縦横無尽、緩急自在、華麗にして流麗に動き回るジェフのGに圧倒されること請け合いですから。
(また、声のクセの強さは相変わらずながら、多彩な表現力を駆使するランディ・ランペイジの良い仕事っぷりも見逃せない)
個人的には「REFRESH THE DEMON」も「REMAINS」も決して嫌いな作品ではなかったが、へヴィさとメロディが
絶妙な絡みをみせる本作を聴いてしまうと、やはり「これこそANNIHILATOR!」との思いを強くするのも、また事実。
何せ、このスタイルを彼らほど上手くやってくれるバンドは他にいないのだから・・・。
99年発表の7th。
前作がANNIHILATOR初の駄作??だっただけに今作の存在意義は大きいと思います。
1stでのVoランディ・ランペイジが復活しているのも大きなポイントではありますが、それ以上に音楽性の原点回帰が最大のポイントでしょう。
それを如実に表しているのが②「BACK TO THE PALACE」と⑤「SCHIZOS PARTⅢ」ですね。
いずれの曲も過去に発表した曲の続編であり初期からのファンにとっては涙モノ(しかも2曲ともに文句なく名曲!!)
それ以外にも最近のANNIHILATORにはなかった典型的なスラッシュチューンが収録されており、非常に奥深い作品となってます。
次作「CARNIVAL DIABLOS」と並ぶ中期ANNIHILATORの名盤でしょう。
★★★★
Voにランディ・ランペイジを向かえ久々にらしさを取り戻した好盤を紹介します
ランディのだみ声ヘヴィヴォイスも楽曲に凄みを取り戻させましたが
叙情的かつメロディアスなギタープレイに惹きつけられますね
リズムチェンジを多用したプログレッシブな展開と相俟って非常にスリリングです
時代が再結成ブームと言うのもあり初期のメンバーになったのですが功を奏しましたね
彼らにしか表現出来ない高速で緻密な構築美に改めて打ちのめされました
ここまでヘヴィだから哀しいフレーズに琴線を刺激されてしまうのです
正気では聴けない音がここにはあるのではないのでしょうか。
全篇に渡る展開に美しさすら感じてしまいます①が始まった瞬間からやられました
これを待っていたファンとしては膝を叩いて喜んだものです
普遍的なスラッシュメタルをお探しの方は是非聴いてみてください