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痛絶 / ムック
このバンドに一番最初にふれるのなら、「葬ラ謳」の方が断然完成度的には上だと思うしお勧めなのですが、このCDは無駄な所が無い、なかなかの名盤になっていると思います。
1stプレスと3rdプレスで曲順が違いますが、とりあえず3rdを紹介すると、、、
———。…オープニング。
盲目であるが故の疎外感…他人との軋轢というを歌った曲。
廃…なんらかの理由(社会の歯車化など??)により感情を押し殺す苦しみを歌った曲。
イタイ手紙…間違った愛情の引き起こす悲劇を歌った曲。
鎮痛剤…大人になるにつれ、世間に失望する辛さを歌った曲。
…と、ここまででも4つのタイプの違う「不幸」が描かれています。
夜…フックのあるメロディをもつロッカ・バラード。
砂の城…アコギがメインのフォークっぽいバラード。
背徳のヒト…ムック随一の爽やかさを持つ曲。
娼婦…シングル曲だけあってキャッチーな疾走曲。
断絶…切々とストーリーを語る、最後に相応しいバラード。
…とまぁ、こんな感じで曲順、曲のタイプなどを取っていても一部の隙も無い名盤となっています。ボーナストラックに廃盤CD収録の「僕の…」と「狂人」を合体させたような曲の「狂った果実(笑)」を収録してあるのも嬉しいです。
個人的には「葬ラ謳」より好きです。何度も聞いてるうちにそれぞれの曲が一段と良くなると思います。なかでも廃、背徳のヒト、断絶は必聴。
でも小さい子供が聴いたら絶対泣くな・・・
くらーいくらーいアルバムです。
1stアルバムですが、完成度も非常に高いです。
「背徳のヒト」「断絶」がすごい好きですね。
再録があるがどっちが良いかはまちまち。お互いに良さがある。
曲順は再録の方がいいな。
音はまだヘヴィではないが(それでも他のV系に比べればハード)。ダークな世界は初めから。
歌声はこの頃が好きかも。哀愁たっぷりで。
「娼婦」、「背徳のヒト」、「盲目であるが故の疎外感」、「断絶」がお薦め。
アルバムとしては痛絶が一番好きです。
楽曲に統一感がありつつもヴァラエティに富んでいるので。
初回と印象違を持ってますが、どちらもいい感じ。
「夜」が一番好きです。
「娼婦」や「廃」はシングルの方が好きかな。