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CONQUEST / URIAH HEEP
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当時はアメリカン風だとか売れせんだとか、ニューボーカルのジョン・スローマンが
ヒープにあっていないとか散々でした。
もちろん今でのヒープで一番、影の薄い作品のように評価されているのでは???

基本的に80年代初頭の英国HRブームの中、POPなアルバムを作っちゃうとこがお茶目すぎます。
しかし、いくらキャッチャーとはいえ英国独特の湿り気な健在!
サウンド的には前作の拡大解釈的作品。多分、アメリカン・ハード・プログレや言葉は良くないですが
産業ロック系が好きな方にはOKな作品なのでは???
柴が2匹(会社から) 2003年11月3日(月)18時12分

今日、久し振りに聴きました。ジョン・スローマンのボーカルは確かにデビッド・バイロンに比べれば、落ちますが、比較対象がデビッドだからであり、ブリティッシュロック界全体を見渡せば、上位30%までには入る実力は十分有ると思います。そう思えるのが、真のヒープファンというものです。3〜4年前にジョンのソロアルバム「ダークマター」を買いましたが、渋く枯れてデビカバみたいになっててGOODでしたよ。ミックのギターは歴代のアルバムの中でも最も目立ちませんが、トレバーのベースラインが中々かっこ良く、墓の下でゲイリーも「うんうん」と頷いていたのではないでしょうか。曲もハード・スローが半々ですが、「キャリーオン」だけ{のけもの}にすればどれも水準以上であり、特に「ノーリターン」「フールズ」は佳曲ですよ。
KEISHOU 2006年12月2日(土)14時12分

1980年2月発表の第14作。元ローン・スターのジョン・スローマン(VO)と、元マンフレッド・マンズ・アース・バンドのクリス・スレイド(ds)を迎え、久々にチャートインした作品。ケン・ヘンズレーが反対したというジョンの参加により、バンドのイメージはまたもや大きく変化している。表現力は豊かではあるものの、ジョンのボーカルスタイルはヒープには合わないというのがケンの意見であった。ハード・ロックともプログレとも言い難く、ポップセンスも加わった独特の作品であり、何とかクオリティーを維持したものの、時代の音とは明らかにズレがあった。この違和感に耐え切れずにケンはバンドを抜け、ついにオリジナルメンバーはミック一人となってしまう。因みにFEELINGSは、前ボーカリストのジョン・ロートンが歌ったバージョンがあるが、かなり軽快で趣が異なっている。それにしても、ケン・ヘンズレーより長身のジョン・スロ-マンは、ステージ栄えはよく、クリスのスタカート・ドラムも半ズボンみたいな形で、当時のヒープは視覚的にも独特の時代だった。(但しアルバムにはステージ写真はない。)
杉本 剛 2008年3月9日(日)3時1分

有名な「硫黄島に星条旗を掲げる海兵隊」の写真をモチーフにしたジャケットが目印の、'80年発表の13th。
櫛の歯が抜けるように有力メンバーが脱退していき、三代目シンガーとして元LONE STARのジョン・スローマンを
迎えレコーディングされた本作は、前任者達とは全く異なる歌唱スタイルの新Vo、これを最後にバンドを去る
ケン・ヘンズレー(Key)の影の薄さ、単なるリズム楽器以上に「URIAH HEEPらしさ」の創出に貢献していた
リー・カースレイク(Ds)の不在、それに産業ロック化が一層押し進められたポップな楽曲の数々とが相俟って、
これまでの作品群との連続性に欠ける作風は、確かに「バンド史上最大の問題作」との評価もむべなるかな。
一方で単純に1枚の作品として評価した場合、↑上の方々が仰られている通りそんなに悪い作品じゃないですよ、これが。
確かに「らしさ」は希薄なれど、ダイナミックな曲調にジョン・スローマンのソウルフル且つファンキーな
歌唱が映える①や、メロウな導入部を経てハードに駆け抜け、最後は再びメロウに締め括られる⑦、
アルバムのフィナーレを大いに盛り上げる泣きのラスト・ナンバー⑧といった楽曲は、間違いなく「名曲」と
評して問題のないクオリティを有しているし、その他の楽曲も、ポップだがメロディは非常にキャッチー。
少なくともミック・ボックスの提案する「フリスビーにして遊ぶ」アイデアは断固としてお断りしたい1枚(笑)。
火薬バカ一代 2010年9月1日(水)21時56分

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