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CLOSE TO THE EDGE / YES
邦題「危機」。
たった3曲というアルバム構成も凄いけど、曲自体が素晴らしい!
冒頭から訳の分からんフレーズ連発、でも歌はポップ、かつ難解な曲構成。
こんな曲はイエスでしか聞けないでしょう。
よく雑誌でもプログレロック世紀の名盤なんて言われてるけど、僕もその通りだと思います。
この曲は、本当に長さを感じさせませんね。一度聴きだすと、耳が離せなくなります。プログレと言うと、訳分からん、という人にも聴いてみて欲しいアルバムです。とてもメロディが優れています。
名盤!
アーティスティックな姿勢を貫き通したYESの最高傑作。印象深いメロディラインがたくさん織り込まれ、曲の組み立ても想像を絶するようなアイディアに溢れている。
スティーヴ・ハウのギターワーク(といってもいろんな弦楽器使ってるけどね)は凄く刺激的で、ジョン・アンダーソンの歌唱も神々しさを湛えている。ビル・ブラッフォードのシンコペ入りまくりのドラミングも神業の域を垣間みさせてくれる。
'70年代のプログレッシヴ・ロックの到達点。
フロイドに『狂気』があって『炎』があるとするなら、まさにYESには『こわれもの』があって、この『危機』がある!プログレの教科書です、これは。
曲は良し悪しは長さに比例しません、「構成と表現」こそ命です、をポップ・ミュージックにおいて体現した代名詞的作品。
後の大作主義で、このクオリティ以上の作品を産み出すに至らなかったところを見れば、
いかにこの作品があらゆる意味で優れた作品かお解りいただけるであろうはずです。
長さにめげず、メロディを追え、構成をつかめ...さすれば`光'が見えるだろうょ...
3曲しかない!!て贅沢言っちゃあきまへん!
それだけ濃いんです。
家にLP盤があったおかげで最初にYesを知ることになったアルバム。
全曲捨て曲なしというか名曲である。
まさにプログレの手本のようなアルバム。
72年発表。5th。邦題「危機」。全3曲。
正に全盛期の勢いをそのまま汲み取った素晴らしい内容である。
まず20分を超えるタイトル曲で度肝を抜かれる。様々なリズム、ハーモニーも理論的には成立していないと思われるがそれでも自然に聞こえてさせてしまうのはYESの最大の魅力と言ってもいい。他の2曲もそれ以後ライヴで頻繁に演奏される佳曲である。
またこのアルバムはベスト盤などの編集盤などで聞くことはあまりお勧めしない。是非このアルバムで聴いて欲しい。なぜなら内ジャケのロジャー・ディーンのイラストが素晴らしいからだ。正にアルバムのユートピアの音を表現した絶妙のタッチ。このイラストは更にあなたのイマジネーションの大きな助けとなってくれるでしょう。
とにかくどっぷりと聴くも良し、気楽に聴くも良し。その音の洪水に身を委ねろ!
(因みに紙ジャケで復刻した緑の歌詞カード。ハッキリ言って解読不能です・笑)
まずジャケットのシンプルさに驚きました。曲も明るくていいですし、究極の癒しアルバムじゃないでしょうか。いろんなメロディが上手くまとめられていて曲が長くても全然ダレないです。これを聞きながら寝ると安眠間違いなし(実験済み)!
反則級に素晴らしいアルバムです。
これを聴かずに何を聴く!?
エストック 2003年5月19日(月)23時16分
聴いてから死ね!!
2曲目は個人的に常備薬です。
これを聴かずに死んだら浮遊霊になっちゃうよ!
一家に一枚。
演奏者各人のパートをずーっと追っているだけでも飽きない。
時代(30年前)を感じさせない「名盤」とよぶにふさわしい奇跡的なアルバムです。
スタジオ盤だけあってアンダーソンの歌、楽器パートともにクリアで、天上の音楽という感じです。
演奏、曲構成、ともに完璧。
まるでスポーツをした後のような(時にそれ以上の)心地よさを感じた。
プログレに限らずロックの名盤の一つでしょう。
0年代にこんな音が地球上にあったと言うのが信じられません。
プログレ四天王は、本当に「異次元の音」を作り出すのが上手いですね。
1曲目の、18分を超えるのに長さを感じさせないメロディーと展開。
本当に素晴らしいと思います。
【人生のアルバム⑩選 part10】
とりあえずメロディーが素晴らしい。これだけでも十分名盤。
このメロディーにつられて何回も聴いてくとドンドンはまっていってしまいます。
18分あるCLOSE TO THE EDGEなんかほんとだれずに聴けてしまいます。これは自分でもビックリしました。
初めてのプログレには是非このアルバムを!
80'Sポップス世代なので、最近聴いた90125YESにも一定の評価をせざるを得ないのですが、
しかし、このアルバムを聴かずして、YESは語れないです。
ああ、これがYESなのだ、プログレファンがこだわるYESなのだ、と簡単に感じることでしょう。
理解できるかどうかは別問題ですが、やはり別格的に扱わざるを得ない全盛期のYESの大作なのです。すばらしい。
このアルバムを知ったとき、1曲の長さがハンパないことに驚きました!(しかしプログレでは極普通のことなのね(;^_^A))
本当に全く長さを感じさせない。
こんな歌があるのかーと驚きました!
しべりあん〜あるぷすいちまんじゃく♪
とかく理屈で語られがちなプログレという音楽にあって、このアルバムにあれこれと理屈で色付けする必要はないですねー。
特に1曲目のタイトル・トラックは圧倒的。20分以上の大作なんですが聞き始めたら最後、エンディングまでずっと聴き入ってしまいます。
特に中盤の静寂から荘厳、そしてクライマックスへとふたたび走り出していく展開は鳥肌もの。
もちろんリアルタイムで聴くべくもなく後追いで聴いた世代なんですけど、このアルバムに関しては時代による風化が無いです。
時代を感じさせない名盤とはこのこと。奇跡です。天国です。神の領域です。
プログレッシヴ・ロック=難解なイメージと思っている人には、そのような先入観を取り払って、気楽に再生ボタンを押してもらいたい。グイグイと引き込まれること間違いなしなので……。
うん。全然古臭くないですね。(私はGLAY・ラルクなどを聴いて育った世代です。)
タイトルトラックのClose To The Edgeが聴けば聴くほど"すごい"と思わされます。
サウンドがすごい凝ってるん感じなんですよね。作曲力に感心します。それぞれのパートが絡み合って一つの音楽としてきちんと成り立っているところがすごい。
ポップなシベリアン・カートゥルは危機を頻繁に聴くきっかけに最適。
プログレ=難解も大きな間違えですね。プログレ四天王って見事に違うことやってるし。イエスは曲構成は複雑でもメロディーがポップなので、聴く機会さえ与えれば、ハマる人多いと思う。
プログレ=難解は間違いだとは思う。
でもこのアルバムは自分にとっては少々難解でした。
DTが好きになったのでこれを聴いてみたんですが、「あれ、ドリームシアターは好きだけどイエスは合わないかも?」と最初は思いました。
しかし、聴いてくうちに「イイじゃないか」と思い始め、今では「名盤!!」です。
不思議なもんですね。まあ一回聴いただけじゃわかんないのはいつものことですが。
プログレに難解な曲が数多く存在するのは事実だと思います。でも、少なくともこのアルバムは非常にストレートで、誰もが素直に感動できる傑作だと思います。慣れていない人は最初の混沌とした部分で挫折してしまうかもしれませんが、あそこはその後に続く主題を際立たせるために敢えて(わざと)混沌としているのであって、めげる必要はまったくありません。もったいないので最後まで聴きましょう。
プログレは難解なフリした音楽だと思うが、これはいかにもそれらしいアルバム。
分かり難さの印象の割にはポップなとことかが。
本格的に難解な音をだすとプログレッシブどころか現音になってしまう。
それはそれで聴いてみたい。
中曽根栄作 2005年7月26日(火)22時23分
邦題「危機」。20分にも及ぶあの大作は素晴らしい。オリジナル盤は全3曲(EXPANDED&REMASTEREDヴァージョンは、ボーナス・トラックが追加された全7曲収録)という構成に対して密度の濃さはハンパじゃないことをその「表現力」で証明している。
タイトル曲「危機」(Ⅰ.着実な変革 Ⅱ.全体保持 Ⅲ.盛哀 Ⅳ.人の四季)はこの4つのパートからなる組曲で、ギター、ドラム、ベース、キーボードが渾然一体となったフリーフォームな演奏で繰り広げられるが、特にⅢ〜Ⅳへと厳粛なパイプ・オルガンからHRな展開に持ち込む様は衝撃的だ。
言わずと知れた超有名作。内容もYESサウンドの最高峰です。
3曲すべてが名曲なわけですが、やはりこのアルバムは、一曲目「CLOSE TO THE EDGE」の凄さに尽きるでしょう。20分近くある曲ですが、全く飽きさせない。分かり易く言うと、プログレの壮厳さに、ポップなメロディで味付けをした感じ。
プログレ入門にもオススメの一枚。
ロック23 2005年11月3日(木)19時28分
プログレを語る上で、というよりロック史上絶対避けて通れない程の超名盤。
大作3曲。②③も超名曲なのだがそれらすら霞んでしまう程に①はスゴイ。
イエスはあまり得意なバンドではないのだがこの曲だけはほんとにのめり込んで
しまう。みなさん書かれているが特に後半の展開はまさに圧巻の一言。
超絶テクと壮絶な展開、そして神秘的なコーラス。音楽という芸術の頂点のひとつがここに。
チョッパー 2005年11月12日(土)1時11分
「こわれもの」も素晴らしいですが、こちらも名盤。
ライナーに載ってましたが、ビルの後釜に、ドラムスにエインズレー・ダンバーも候補に
挙がっていたそうですね。アルバム1枚でもいいから、実現して欲しかったなぁ。
他の曲も勿論悪くないが、やはり1曲目は驚異的ですね。聴くたびに自然に一つのストーリーをイメージしてしまう。この曲を生み出すためにメンバーは一生の半分位の創作エネルギーを消費したのでは。最初にこれを聴いてしまうと他のほとんどの叙情派プログレバンドがしょぼく聴こえてしまうかも。
この曲に人生を変えられた人は数え切れないでしょうね。
A面に約20分にも及ぶ組曲風大作の 1、B面にそれぞれ約10分の 2、3、の3曲のみの収録というまったく隙のないプログレッシブロックの超名盤。
まず 1、のオープニングでのメチャクチャなイントロ(笑)で度肝を抜かれる。
中間部の壮大なリックウェイクマン(key)の音作りも見事で実にファンタジックな世界感が素晴らしい。
ジョンアンダーソンの透明感あふれる澄んだ声質も美しかった。
DREAM THERTERなどに代表されるプログレッシヴへビーメタルの原点がここにある!
メタル耳の僕にとても優しいプログレ。
無機質に感じる音は難解と理解してしまうのですが、
バンドの音楽と聴き手の感情の温度差を感じず、
出している音がスムーズに感覚として伝わる作品
だと思います。
その上、超人的なんだから・・・。
理想の神様ですね!
イエスにおいて最高傑作にして、プログレにおいても重要作品として必ず紹介される大名盤。
前作『FRAGILE(こわれもの)』の成功がこのアルバムに対する期待がアメリカでは発売前の予約だけでゴールドディスクを獲得という形であらわれている。
中身はというと、これがまた期待以上の凄さ。A面が約20分の大作1曲にB面が約10分の2曲の計3曲。①の「Close To The Edge(危機)」はイエスの個性である超絶技巧と緻密に構成された展開に、ヴォーカルのジョン・アンダーソンの難解で詩的な歌詞はまさに聴く者をイエスワールドにひき込む。そして、当時この曲がプログレ=大作+難解というイメージを一般的に植え付けさせるほどのインパクトが後に出てくるプログレバンドに多大な影響与えた曲であることはいうまでもない。
②③もイエスでは人気の曲でライブでも定番。
そして、楽曲以外に忘れてはならないのがジャケットアート。前作からロジャー・ディーンがイエスのジャケットを担当して、この独特なジャケットがイエスの成功の一つの要因になっているのも確かである。
プログレを聴き始めようと思っている方にはお勧めです。
巷に数あるロックの名盤の中でも最高傑作と呼べる作品だと思います。表題曲の最後の盛り上がりとその後に世界が鳥の声に包まれるところ。泣けます。「同士」と「シベリアン・カートゥル」も素晴らしいんだなあ。
確かにプログレの最も重要な作品の一つだが、今聴くと少し古いし、
リレイヤーの方が凄いと思われる。(リック・ウェイクマンのファンの人スマン)
72年、「Fragile(こわれもの)」の後に発表されたアルバム「Close To The Edge(危機)」。
たった3曲しかないのだが1曲、1曲が長く内容としては大満足である。(リマスターは7曲)
最初あまりのすごさに私の頭は「?」になってしまったが今では多少理解したつもりである。
すさまじい緊迫感で曲の長さを感じさせず、Yesの代表曲でもありタイトルチェーン「危機」
アコースティックな曲調で常に穏やかな気持ちにさせると同時にテンションが高い「同志」
プログレながらもハードロックで同志と同じくテンションが高く、牧歌的な「シベリアンカトゥール」
どれも水準以上を誇る捨て曲なしの歴史的名盤であろう。あのDream Theaterが影響を受けたのも納得できる。
Progressive Rockという括りでこのアルバムに並ぶのはAreaやMagmaなどのプログレの中でも実力派の名盤や
Pink Floydの狂気なども捨てがたいがクリムゾン・キングの宮殿しかないだろう。
…個人的な意見で申し訳ないが
クリムゾン・キングの宮殿の項目でも書いたが自分はあまり楽器面で苦労しない楽曲を作る
バンドがあまり好きでない。クラシックやジャズの時代までとはいわないがプログレやフュージョンの時代まで
時代を遡りたいものだ。正直メシュガーやモグワイ以上の実力があれば文句は無い。
プログレッシブ・ロックって素晴らしい!と思わせてくれるものの一つです。
3曲みんな大作であるにも関わらず、どれもよく練りこまれていて聴き応え充
分です。
①は本当に感動しました。最後のボーカルと鍵盤の音がホントに泣けます。ウ
ェイクマンのソロも素晴らしいですね。
プログレにちょっとでも興味がある方なら、「そんな昔の作品なんてどうよ?」
と言わず、ぜひ聴いていただきたいです。
僕が生まれて初めて聴いたプログレ系のアルバムが確かこれ。
3曲という曲数、10分を超える大作など、ロックと言えばBEATLESくらいしか知らなかった僕には衝撃的でした。
独特の緊張感の中にどこかリラックスした雰囲気が感じられる。
世界一のロック・ドラマーは誰か?
ビル・ブルッフォードに3票、カール・パーマーに1票、ジョン・ボーナムに1票。
「完璧な名盤」と辞書で引いたらこのアルバムが出てきて欲しい、
それくらい隙の無い究極も超名盤だと思います。
プログレ=難解で雰囲気だけ楽しむロック、という僕の固定観念を
粉々に打ち砕く「目から鱗アルバム」でもあるのです。
タイトルトラックの恐るべき構築美と高揚感だけで十分満足ですが
もちろん他2曲も超ハイレベル!
「聴くロック」ではなく「感じるロック」の究極形ですね。
「完璧な名盤」と辞書で引いたらこのアルバムが出てきて欲しい、
それくらい隙の無い究極の超名盤だと思います。
プログレ=難解で雰囲気だけ楽しむロック、という僕の固定観念を
粉々に打ち砕く「目から鱗アルバム」でもあるのです。
タイトルトラックの恐るべき構築美と高揚感だけで十分満足ですが
もちろん他2曲も超ハイレベル!
「聴くロック」ではなく「感じるロック」の究極形ですね。
SHM形式での超音質クリアサウンドで名盤を味わいたいものだ。
株価が下がり、不景気でなければ名盤等のデジタルマスターなどはボーナス商戦で必ず売れる。
プログレッシブ・ロックの代表的アルバムですね。
3曲だけでどれも長いんですが、聴きどころが多く飽きさせない。
ギターもベースもドラムもキーボードもヴォーカルも全部気持ちいいですね。
アンサンブルが絶妙です。
細部までこだわって作り込まれてます。
これはとりあえず聴くべきでしょ〜!
プログレッシブロックと言えば、唐突に曲展開が変わったり
変拍子が入っていたりと小難しいイメージがありますが、最近のプログレメタル系を
聴くよりもむしろこちらの方が聴き易いかもしれません。
アルバムの始まりはまるで嵐の海を航海する船のように
激しく揺さぶられるかのようにインパクトも強いのですが、実に自然な展開の変化の中
静と動が織り成すドラマが楽しめる名盤です。
流石に録音技術に関しては70年代ですから、古いと感じられる方もいるでしょうが、
そんな事が気にならないくらい楽曲は素晴らしいので、
プログレッシブロックそのものや、YESをよく知りたい方は一度は聴いておくことを
お勧めします。
最近SHMCD版を発見したので購入しました(これで危機は3つ目w)
素晴らしい!の一言です
cdma1 2009年7月10日(金)22時38分
ここ1年くらい「ドリームシアター」「FROST」「フラ・キン」「KINO」「スポックス・ビアード」など割と最近のプログレと評するバンドを聞きましたが(全てじゃ有りません、代表的なアルバムなど)、この「危機」を超えるアルバムは、私には無かった。
私の感性が鈍ったのか、若い頃に聞いたものを美化し過ぎなのかは判らないけどね。
いずれにせよ、ロックの名盤であることは間違いないでしょう。
とにかく聞いて欲しいです。
(ただ、プログレ初心者には「究極」か「こわれもの」を推奨します)