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CRAWL / THE BEYOND
英国出身。1st。
スラッシュや、モダンへヴィネス、プログレッシヴ、アヴァンギャルドといった音楽的なバックグラウンドが見え隠れしますが、
それらを昇華し独自の音楽性を打ち出してます。
言わば真の意味でのプログレッシヴ(進化的な)メタルバンドかも。
重く、しかし素早い変化を見せる曲構成。
まるでビル・ブラッフォードがメタルをプレイしてるかのように、
複雑で手数の多いドラミングは、留まることなく次々と変化していく。
英国出身らしい知的なヘヴィロック。
突き刺さるような荒涼とした世界が見えてくるような個性的なヴォーカル。
研ぎ澄まされたナイフのようなリフを掻き鳴らすギター。
目立たないがこれまた複雑なフレーズを弾いているベース。
そして、高速で変化しつづけるドラム。
孤高で薄幸のバンドでした。
最近、やっと中古で手に入れました。
発売当時、クロスビートのCD評で見て以来、買おう買おうと思いつつ買いそびれて、いつのまにやら廃盤。
探してたのですが・・ついに!!帯付き傷なし!!発見!!すばらしい!!
曲、演奏ともにカッコ良すぎです!!。ただ最近のヘヴィロックに比べて音のバランスがちょっと軽い感じがしたので、中低音をブーストしてCD-Rに焼きました。俄然ド迫力になり、元々の超クリアーな音も相まって大満足!!カーステでヘヴィーローテーションしてます。
ちなみに2ndもオークションで入手したのですが、ちょっとグランジっぽい内容で、アップテンポの曲が少なくて少しがっかり。まだ聴き込んでないのでこれから印象変わるかもしれませんが・・・・