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WORKS VOL.1 / EL & P
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'70後半、ELP再始動の第一弾アルバム。問題作らしい。
アルバムは、アナログA〜C面にエマーソン、レイク、パーマー
の各ソロ演奏が充てられ、D面のみがELPの曲で構成される。
演奏は、ELPに加えて、オケが参加している。
歌詞は、前作同様、P.シンフィールドが担当している。

このアルバムでは、プロコフィエフなどを彷佛とさせる
エマーソンの<ピアノ協奏曲>、パーマーのソロがいいと思う。
ELPのパートには、コープランド作の<庶民のファンファーレ>、
大作<海賊>が収められている。この2曲は、後期ELPの代表曲である。
まとまりのなさは、いかにもELPらしいが、'70前半の勢いはない。
ELPのアルバムとしてよりは、様々なスタイルの曲を聴く感じで
構えると意外に中毒になるアルバムではないかと思う。

やまねこ 2003年11月6日(木)20時53分

ソロの寄せ集めにバンドでの曲をまとめたアルバム。
アルバムとしてまとめきれなかったので「WORKS」というタイトルにしたのは正解。
3人が3人とも好きなことやっているので各人の嗜好の違いがはっきり出て興味深い。
エマーソンの後にレイクが来たときのギャップが激しくて何だか好きだ。
レイクの「C'EST LA VIE」とパーマーの「TANK」がお気に入り。
あ、あとラストの「海賊」は必聴ですよ。
GEORGE 2004年2月22日(日)22時42分

頭から聞かない方が良い。極論すれば各ソロパートは聞かなくて良い。肝心のELPサイドに行くまでに忍耐を使い果たしてしまうから。この「ファンファーレ」と「海賊」だけでファンには充分すぎる。それにしても、もう片面分同じ事が出来なかったのか?もしくは、もう少し待って「ラブ・ビーチ」のB面を引っ付けるとか・・・ELPサイドを聞く度に残念で仕方がない。
そうすれば酷評されずに新たな方向性として、絶対ELPはまだまだ素晴らしいモノがやれたはずだ。あの3人のとんてもない才能はこんなもんじゃ無かった筈・・・
チョッパー 2004年11月17日(水)19時32分

このアルバムのA面は最高にかっこいいと思うんですが、だめでしょうか。確かに、クラシックになりきっていないけど、ロックミュージシャンがオーケストラ競演モノでは一番マトモ(ザッパは除く)。C面はクソ。DJにスクラッチしてもらおうかと思った。単なる資源の無駄使いになるところを、たまたま素晴らしいD面がウラにあったから廃棄を免れた感がありますね。
ZTN 2005年2月25日(金)16時40分

デビュー作以来の「ソロの集積」

「BRAIN SALAD SURGERY」とツアーの後、長く沈黙したEL&Pの復活作。
バンドの歴史はここで大きく分断されていると思って良い。

そもそものスタートからEL&Pではなかった。
キースがソロとしてピアノコンツェルトを作曲、ロンドンフィルと録音しようとしたところ、グレッグとカールもこれに乗ってきたのだ。
結果、以下のようにアナログ片面ずつで分かれた2枚組が出来上がった(4面ともロンドンフィルとの共演曲が含まれている)。
A面:キースのソロ
B面:グレッグのソロ
C面:カールのソロ
D面:EL&P

A〜C面のソロは個性が見えて非常に面白いのだが、キース面に比べグレッグ、カール面は小曲が多くて雑然としている。
カールはこの時に録音した20分以上の大作、Concert For Percussion1曲にすべきだった。
そうすればキース面との対比にもなるし、グレッグ面の小曲構成も活きてきたはずだ。
ちなみにConcert For Percussionはカールの「DO YA WANNA PLAY, CARL?」で聴くことができる。

D面のバンド作Fanfare For The Commonman、Piratesは勿論素晴らしいが、オーケストラなしのバージョンも良い。
特にEL&Powellの「LIVE IN CONCERT」バージョンは絶品だ。
いおっみ 2008年10月22日(水)5時46分

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