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CHICAGO TRANSIT AUTHORITY / CHICAGO
"ギターが歪んでいるからハードロック"ではないと思うし、"ボーカルがシャウトするからヘビーメタル"ではないと思う。
このバンドのブラスアンサンブルは十分ハードで、歌詞の内容も十分ヘビーだと思う。
デビューアルバムなのに2枚組なところもハードだ。
この1stアルバム〜4thアルバム(ライブ含む)までが、いわゆるブラスロック時代である。テリーキャスのカッティング・ギターと攻撃的なブラスインプロゼーションはまさにハード・ロック。
最高傑作と呼ばれるのが、CHICAGOⅡであるが、未完成の荒々しさをもったこのアルバムの方がハード・ロックファンには、好まれるかも・・・。
ちなにこのアルバムのみCHICAGO TRANSIT AUTHORITYというバンド名だった。(Ⅱ以降はCHICAGO)
シラナッカタゼ!
'69年作。シカゴのデビュー・アルバムで、いきなりの2枚組だ!
適度に重低音の効いたベースラインに乗って、うねるギター、ブラス・セクションの
インプロヴィゼーションが印象的なハード路線に加えて、
リズミカルなギター、ピアノを前面に出したポップな感覚も兼ね備えた秀作アルバム。
なお、このアルバム発表時、CBSの面子はカンカンに怒ったらしい。
「奴ら何様だ?ビートルズの白に対して黒いカバーのダブル・アルバムだ!?」と。
それでも、本作は、あえて2枚組で発表されたことが出来に自信を持っていた表れかな。
全米17位を記録。
変な言い方かもしれないが、これ程に「デビュー作」という言葉がふさわしいアルバムも
ないのではないか?とにかくこれでビックな事をしてやるという熱い思いのたけを若さと
才能に任せて2枚のビニール盤にこれでもかとぐいぐい押しまくるその爆発力。確かに
完成度やまとまりのよさ、聴き易さでは最高傑作の異名を取る次作に譲るかもしれないが
むしろこの荒削り故の逆巻くが如きパワーとエネルギーは間違いなくこちらの方が上。
とても1枚では収まり切れなかった事が納得出来る。ファンの間でもこれを最も好む人が
多いのは色々なサイトのレビューを見てもわかる。このプンプン漂うアマチュアリズムは
これ以降では絶対に聴けない。バンド隊とホーン隊のぶつかり合いから生まれる科学反応
が聴く者を巻き込み引きずり込む!
チョッパー 2009年1月31日(土)13時48分
若気の至りなサイケアルバムなんだが、サイケに理解のある人が少ないのは誠に遺憾である。
死ね
中曽根栄作 2009年11月26日(木)21時13分