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(旧形式-更新停止)
AWAKE / DREAM THEATER
確か発表当時は「暗い」「重い」と言われた問題作だったと思う。周りの評価も前作の印象が
強かったためか、良くなかった。個人的には大好きなアルバムで、特に「VOICES」はダークな雰囲気と展開に一発で痺れました。「IMAGES AND WORDS」の対極となるアルバムで、聞いていない方はぜひ聞いてみてください。
確かに変容したって感じ。前作まで漂っていた緻密さが違う形の緻密さで表現されるようなってきてると思う。"THE MIRROR"での滑り落ちるようなキーボードプレイ・・うむ、いいプレイだ。「暗い」「重い」確かにそうかもしれない、最後のケヴィン・ムーア担当の曲。ケヴィン・ムーア…やめてくれてありがとう、そして一言、仕事までうじうじしないでください。
IMAGES AND WORDSの所でこの作品を貶したが、いい曲はある。2,3は普通のHMバンドがやったら超名曲だろう。しかし、DTにはこのレベルで妥協してもらいたくない。
さらにいえば、この作品の「異様なまでの重さ」が気になるし何よりも「名曲」がないのだ。佳曲はあっても名曲がない、これが一番の痛い点である。
重いサウンドはキライではない。サバス、メタリカのごとき重さはある種麻薬であるがDTにはそこまでの重さは要らない。ヘヴィでなければDTではないが過ぎたるは及ばざるがごとしだ。
練り込む時間が足りなくて、荒削りになってしまったとか。
んなこた、どーでもよい。ライブでもこれからよく出てくるように、個々の楽曲自体の質は
高い。ただ、各々の曲調がヒステリックなので、咀嚼に苦労するかも。いわゆる、産業ロック
(死語)と自らの境界を明確化ならしめた作品ではないかと拝察。愛聴盤。
ご挨拶おくれました。Webmaster様ご存じの、/Queen*/(正規表現、変なのhitしないだろうか)、
RUSH、DT、のアイツです。
自動改行しないのかな?
ふじわら 2001年12月14日(金)22時39分
おょ!ふじわらさんだ。ご訪問ありがとうございます。
リアルワールドでの知り合いの登場は初めてかも(笑)。
これからもどうぞよろしゅーに。
こ〜いち 2001年12月14日(金)23時29分
正直を言えばこのアルバム発表時、「IMAGES AND WORDS」の続編を期待していたので肩透かし気味に感じたのは事実です。どんなに曲が複雑でもダークでヘビーでも、“明快な歌メロ"があってそれをジェイムズ・ラブリエが絶唱してくれればそれで満足してたかもしれない。でもこのアルバムでは、そのラブリエのVoまでもがダークで起伏に乏しく感じてしまったため、緊張感に欠ける印象がありました。でもボクもそれなりに年を重ね、今作の魅力が前よりは理解できるようになったみたいです。(笑)
以前のようなスリリングな展開は影を潜め、プレイ自体もテクニカルというよりは深遠な世界を構築するための役割に徹しているといった趣です。単に即効性が無かったみたいで、後になって効いてきました。アップテンポで疾走感のある曲が無いのも影響したかも。⑤“Voices"、⑪“Space Dye Vest"などは前作が“動"を主題にしていたとしたら、“静"を表現した名曲だと思います。
聴けば聴くほどに良さが滲み出てくるスルメのような1枚。
>>ケヴィン・ムーア…やめてくれてありがとう
我ながらよくこんな阿呆なことをぬけぬけと言えたものだ。この頃の僕はいまいちこのバンドについて理解しておらず(今もそれほど理解してるわけではないが)ほかのアルバムのところでも適当な発言をしている。できれば全て削除したいくらいです・・・。
今ではケヴィン・ムーアも大好きなプレイヤーになりました。"space dye vest"なんて結構こみ上げてくるものがありますよ。
この作品が発表されてから7年くらい経つのかな?今になってやっと好きになってきたという人も結構いるみたいですし、しばらくほっといて聴き返してみると結構いいじゃないか!、という人も多く、聴けば聴くほどに良さが滲み出てくるスルメのような(パクらせて頂きます(笑))1枚。
連さん、激しく同感です。
「DT=I&W」方程式の呪縛から逃れてこの作品を聞き、驚くほどのクオリティの高さということに気がつきました。最初はヘヴィでウザイと感じていた「THE MIRROR」「LIE」にヤミツキになってます。
この作品の中にDTの近未来への伏線があったかと思うと、改めて過去の聞き方が「ヘヴィ」という表面だけをなぞっていたかが分かります。DTは意味のない作品は作らないんですね。
アウェイク、フォーリン〜は
ダメだダメだと噂に聞いてたので
今まで敬遠していたが…
聴いてみりゃ凄く格好良いじゃん。
何の不満も感じない。I&Wとは方向性が違うだけだと思う。
重いい曲だらけではないか!
↑それって誉め言葉ですよね!?
ドリームシアターにこの手の重低音はいらないと言う方がたくさんいますが
俺はすごく好きです。「THE MIRROR」のようなリフや「6:00」も初めは
なぜか好きになれませんでしたが今では好きな曲の一つです。
あと最後の「SPACE-DYE VEST」もすごく訴えかけるものがあって大好きです
ピアノの表現力がでてますよね。臨場感がすごくあり世界に飲み込まれます
俺はMP2が一番好きですがAWAKEはその下で支える重要なアルバムです。
ダークさでは完璧とここに記しておきます!!!
結論から言ってしまえば、傑作です。
「I&W」と比較する事なく聴けば、いかに素晴らしい楽曲揃いなのかが分かると思います(去年からの後追いファンの言い分ですが)。
個人的には、適度な長さの中に複雑さと極上のメロディが込められた1.2.3.が特に好きなのですが、4.5.6.と連なる組曲も、7.8.のヘヴィ・チューン2連発も、長尺の10.も聴き込めば聴き込むほど味が出てくる名曲だと思います。
ドリームシアターの初体験のCDでした。初めての印象は曲がよく分からなく、パッとせず、へヴィなリフを聞いて吐き気がした、そんな印象だった。聞ける曲といえばSILENT MAN位だった。そしてすぐ様売ってしまったアルバムでした。
ところが、イメージアンドワーズを聞きとても感動し、このアルバムをまた聞きたくなり買戻し、聞いていく内にとても魅力的なアルバムへと変わっていきました。
好きな曲が時とともに増えていき、今では「名曲だらけのアルバム」とも思えるようになってしまった。
へヴィ、ダークというより、私には悲しみ、怒りという言葉の方が似合うのではないかと思う。
ラブリエの歌唱も素晴らしい!ぺトルーシのギターも文句なし!!ケヴィンのキーボードの音色もとてもいい雰囲気を出している。
曲自体、曲構成なんかは全アルバム中一番シンプルで分かりやすいのではないかな。
後、サウンドプロダクションも全作品の中で一番いいと思う。
「AWAKE」これはビッグヒットとなった2ndの「Image and Words」に比べ、
非大衆的で、どちらかというと「暗い」というイメージが大きいのは、
この前にある書き込みでも語られていることだろう。それが一般論だからである。
しかし、この「AWAKE」はディープなファンでなくとも、「DREAM THEATER」の
真のファンであればこそその魅力がわかる、いうならば玄人的な作品なのである。
もちろん聞きやすさライブでのナンバーなどはやはり「Image and Words」が中心。
それはセールスの結果や楽曲のポップさなどから決まっているようなことである。
「AWAKE」は一般論通り、確かに全体のムードは暗いとひとえに取ることができる。
だが、この「暗さ」は単なる沈殿するような悪い感覚ではなく、異世界に連れ去るような、
3次元4次元ともとれるほど聴いていてトリップできる妖艶さがある。まさに
眠りから目覚めるまでに至る、「AWAKE TOUR」とでも言えるほどのストーリーというものを
私は感じずにいられない。例えば「Erotomania-Voices」の進行などはまさにそうだ。
Dream Theaterとは、やはり全員が超絶テクニックの持ち主であることは周知だが、
このAWAKEには、テクニックを抑えたわけでは全くないが、演奏テクニックを凌駕した、
「AWAKEならではの空間」があることに違いはないと思う。John Petrucciはヘヴィな
リフや、ワウや妖艶なトーンを用いたソロ・フレーズで、楽曲の雰囲気を壊すことの無い
絶妙なプレイをしている。テクニックが散りばめられているのも当然だ。
John Myungのベースプレイは素晴らしい。Myungのプレイで一番魅力があるのは、AWAKE
ではないかと私は思う。「Lifting Shadows off a Dream」や「Scared」でみせる、
彼ならではの複音プレイは繊細でかつ妖艶。また、6:00での生命線をなぞるような
ベースラインも、音楽性豊かなMyungのプレイとしてとても評価が高いはず。
そして、このアルバムのツアー前に脱退したKevin Mooreのプレイが最高だ。
彼の作り出す音は、AWAKE全体の息を吹き込んでいるといっても相違ないと思う。
Piano/stringsなどでの彼の音使いは、James Labrieの歌声と共に、
天に浄化されんばかりに透き通る時もあり、また悲しみのように沈殿する姿もまた見せる。
そしてMike Portnoyのドラムは、変拍子をうまく叩くだけのドラムではなく、
スモール・サイズのシンバルや感情的なハイハット・ワークを繊細に使い、
ドラムという金属からまるで表情のある風のような勢いを曲に乗せている。
私が特に好きなのは、Lifting Shadows〜のイントロ部分。KevinのStringsと
共鳴するかのようなフレーズは最高である。メンバー全員のテクニックと魅力が分かる、
シアター系の究極、「AWAKE」。我々はこの感動の中に、今も或る。
世間は酷評が多かったが、僕は凄い名盤だと思う。「Images〜」のときと比べて「polish」と呼ばれる練りの時間が取れなかったらしいのだが、その分少し粗いようにも感じるが、凄まじい完成度を誇っていると信じている。聴けば聴くほどハマっていくタイプ。DTならではの世界が繰り広げられている。
全部あげればきりがないので、いくつかをピックアップすると、"Innocence Faded"の高揚感やラストのリフの応酬、"Erotomania"の弦飛びスウィープの凄さ、"Voices"の構築美、"The Mirror〜Lie"の戦車のような重厚感、"Lifting Shadow Off A Dream"の甘い雰囲気、"Scarred"の幻想美、"Space Dye Vest"の悲しく切ない想い・・・どこをとっても聴き所満載である。個人的にはAWAKEのジャケに写っている5人がDTのベストショットだったり・・・。
ダークでヘヴィ、荒々しく、前作「IMAGES AND WORDS」のような甘いメロディもほとんどないということで、けっこう不評な3rdアルバムです。
でもまあこの暗い雰囲気もこれはこれで悪くはないです。荒々しく歌ってもジェイムス・ラブリエの声じゃ迫力に欠けるなぁっても思いますが、演奏の方は重々しくてかなりの音圧。
安易に前作の路線を繰り返さなかったのはいいことです。
個人的にこのアルバムで特に印象に残る曲はケヴィン・ムーアの曲で、やはりケヴィンのいるDREAM THEATERが好きだな〜。
それにしてもDREAM THEATERの曲って、歌詞が暗いのばっかりですね。
「IMAGES AND WORDS」はDTの中でもかなりDTの音楽的趣向をそれたものであって、こっちの方がDTっぽいと思います。だから「IMAGES AND WORDS」とは比較するのが間違っていると思います。DTというバンドを本当に知りたいのなら、これは聴くべきです。このアルバムは最高です!
「AWAKE」でDREAM THEATERを知った私は、名作「IMAGES AND WORDS」を聴いたのちもベストアルバムが「AWAKE」であることは変わりません。
重いリフや暗いイメージも、単純にそれをかっこいいと思えてしまった私には何の問題もありませんでした。もちろんこの重さや暗さが、その合間に
登場する、美しくクラシカルでもの悲しいパートを一層引き立てていること、言い換えれば静と動、明と暗、この対比がこのアルバムの一番の聞き所
であると思います。そしてサウンドプロダクトも見事だと感じます。「IMAGES AND WORDS」に比べそれぞれの音がシャープでよりクリアに聴こえ、
また曲の最初から最後まで音で埋めるのではなく、部分的に音圧の薄い空間を設けることで、そこで鳴っている楽器の魅力が増しているように思え
ます。とくにヌケの良いドラム、独特の音で全体を彩るキーボードはこのアルバムの雰囲気づくりに一段と貢献しています。また私はこのムーアの音の
ファンだっただけに、このアルバムでの脱退はとても残念です。
とても素晴らしいアルバムだ。前作に次ぐ名盤として語られていくだろう。本来プログレッシブの意味は進化していくと言う意味であって、このアルバムを実験的だとかで非難する人がいるがそういう人は一生聴かなくていい。6:00はやや地味だが何度も聴けば味が出てくる。CAUGHT IN A WEBはサビメロがいいし中間のインストパートも見事な出来、INNOCENCE〜はBメロが叙情的で素晴らしい。エンディングではペトルシの凄さが堪能出来る。EROTOMANIAは最初は取っ付きにくかったが中間のクラシカルなソロは必聴。他にもペトルシの天才メロディメイカーぶりが堪能出来るSILENT MAN
や7弦ギターでヘヴィネスの世界を表現するMIRROR〜LIEの流れは見事。特にMIRRORの後半に出てくる天へ昇天するようなフレーズは鳥肌物だ。最後のSPACE DYE VESTは暗〜い雰囲気を醸し出しているが、ケヴィンの叙情的なピアノは素晴らしい。この曲でアルバムを締め括られると、物凄い余韻に浸れる。このアルバムは捨て曲がない、傑作以外の何者でもない
前作が最高傑作と言う人が多いけど、個人的にはこのアルバムが一番お気に入り。メロディーと曲のバランスは随一。
このアルバムの硬い音質が好きだ。
D・THEATERで一番好きです。
1ST・・・VO、音質が駄目。2st・・・結構好き、3ST・・・最高傑作!4ST・・・イマイチ、5ST・・・結構好き。6st・・・まあまあ。
このアルバムも様式美ですね。ちょっとコンセプトっぽい作りと広がりのある音が良く出来ており、へヴィな曲とラブリエの歌もよくマッチしていると思います。
このアルバムはいいですよ。上の方々が言っている様に捨て曲ないですし音質も重量感あってすばらしいです。確かに前作イメージアンドワーズが名盤だったがためにかなり
世間では酷評されてますが、じっくり聞いてみると味が出てきますよ。何度か聞いていまいちピンと来ない人も聞き込めばきっとお気に入りの一枚になること請け合いです。
全作と比べダークでへヴィーな音作りとなっているDTの3枚目。
なんだかんだ言われてますが私は全作よりもキャッチーな曲が増えたと思う。最近のDTは無駄なテクのひけらかしみたいであまり好きになれませんが、このアルバムは各々のテクニックを楽曲重視に行使している曲が案外多いため好感が持てます。
I&Wがだめだという人はこちらを聴くと気に入るかもしれません。
6:00しか聴かないって人多そうだなぁ
個人的には10点満点で、4〜5点の曲が多いので聴き込むまでには到らなかったアルバムです。
彼等の新譜を聴いて書きたくなってしまいました。DARKな感じですがけっこういけますよ。
ばかぼちゃ 2003年11月25日(火)17時50分
究極的なことを言わせてもらえれば、一流バンドには数多くの傑作が存在する。だから、一番好きなアルバムの票も割れて当然なのである。彼らの最高傑作を「イメージズ〜」だという人もいれば、最新作だという人もいるであろう。また「メトロポリス〜」だという人もいるであろう。いずれにせよ、オンタイムで聞いたファンとそうでないファンの作品に対する温度差は、それだけでかなり開きがあるはずである。僕もこの作品を聞いた時、正直「イメージズ〜」よりは少し劣るなと思ったけど、結果的に結構よく聞いた作品になった。僕は、自分自身の歴史を否定しないバンドが好きである。だから、例え結果的に駄作になったとしても、一生懸命努力している姿勢が感じられれば、僕は微力ではあるがそのアーティストを応援し続ける。失敗してもいい。音楽性を意識して全く変えないバンドより、努力したけど失敗してしまったバンドの方が僕は好きである。一番の理想は、結果的にいつもと変わらないバンドではあるが...。そういった意味でも、彼らは昔とほとんど変わっていない....。一流である以上そうそう音楽性は、変わるわけがないのである。
TRAIN OF THOUGHTを聴いてたら何故かAWAKEが聴きたくなって一度売ったアルバムをまた買い直してしまいました。
出た当時は「これ、I&Wと全然違うじゃん。心に残るメロディーも無いし重いし暗いし。こりゃとんでもない駄作だ」
って思って速攻で売り飛ばしてしまいました。
で、今改めて聴いてみると、意外とすんなり聴けちゃうんですよね。とても名盤などと呼べるようなレベルでは無いと思うけど
佳作ぐらいの評価はあげてもいいかな?なんてちょっと再評価しました。
銘菓ひよこ 2003年12月7日(日)20時30分
前作におけるクリアで爽やかな音像とは正反対ともいえるギターのエッジを効かせたモダンなアプローチのサウンド。
ジェイムス・ラブリエのヴォーカルスタイルもその澄んだハイトーンヴォイスを活かした、伸びやかに歌い上げるものばかりではなく、
低音部を強調したパンチの効いた唱法や囁くような歌い回しなど、非常にバラエティに富んだものになっています。
自分も最初驚いたが、今では大好きな作品です。
1曲目冒頭のオクタバンのフレーズを聴いた瞬間、彼らの世界に引き込まれてしまった。一般にこの作品は問題作と言われているが、様々なアプローチの楽曲で構成された本作こそ彼らの魅力が分かり易い形であらわれていると思う。特に「エロトマニア」などは彼らのお家芸であるテクニカルフレーズ満載のインストが聴ける。この手のインストものは退屈になってしまうことが多いのだが、ドラマチックな構成と変化に富んだ流れにより、一気に聴けてしまう。また、彼ら自身がファンであることを公言しているメタリカからの影響も随所に感じられる。⑦などはそのいい例だ。プログレが苦手な人はこの曲あたりならイケるんじゃないだろうか。
いや、マジで素晴らしいです。最初聞いたときからノックアウト!
「I&W」〜「Metropolis」まで今のところ聞いたけど、「I&W」より好き。
この暗黒ながらも緻密で繊細な美しいメロディーは彼らにしか出来ません。
もうちょっと聞き込めばもっと好きになるかも。
このアルバムは何度も聴き込まないと理解できない人も多いだろう。味と深みコクがあるアルバムだ!!聴きこめばヤミツキになる事間違いなし!!"space dye vest"...。失恋したときよく聴いてたなぁ....
重い重いと聞いていたが、実際聴いてみれば意外と聴きやすい。
聴き続ければもっと好きになれそうな曲ばかりなので、もっともっと聴き込みます。
初めて聴いたDTのアルバムです。
最初は、これ2、3曲目以外はよくわかんないという感想でしたが、毎日BGMとして聴き続けること2週間、好きになりました。今ではBGMとかではなく、ちゃんと鑑賞しております。(BGMにする時もあります。)このアルバムを聴いていると、音楽の世界に入り込んでしまいそうになります。
前作から一変してかなりヘヴィになり自分も最初かなりとまどった。①から②あたりでは一応キャッチーなメロディーもあるのだがそれ以上に何かヘヴィでスラッシュ的なリフや延々と続くテクニカルな演奏が目立つ。逆に曲全体が圧倒的なテクニックの前で見えにくくなっていると思う。LIEの究極的なギターソロやSPACE DYE VESTの叙情性などいいところもあるのだが、聞き込もうとすると歌詞の複雑さもあって疲れてくる。もっと時間をかけて作れば良かったと思う。
「I&W」、アレってさ、結局は彼等にとっての突然変異的なもんであってさ、DTの代表作であるかのように考える事には無理があるよね、、、と今は素直にいえるのだが、当時は恐くていえなかった(爆)。
「AWAKE」、こっちのほうが彼等らしいと思う。これを駄作というのは勘違いでないかと。ハイ。
楽器やった事のあるヒトあるいはやってるヒトであれば、このアルバムの「楽器っぽい」面がきちんと評価できると思う。
ちなみに私のフェイバリットは「six degrees〜」のコンセプトの方です。
正直「I&W」よりこっちのほうが好きだなぁ。前作は確かに聴きやすいポップな感じだけど、深みをあまり感じることが出来なかったし。でも名盤には違いないですけど。今作はその深みをありありと感じることができ、どっぷり浸れるところが大好きです。だってCD途中で止めるところが無いし、そりゃバイトに遅刻するってもんですわ。レヴュー見てたら聞きたくなったので聞きながら寝ます!DT最高〜!!
ヘヴィで緊張感のある曲と、心落ち着く曲がうまくつながっていて
全体の出来としてはDTの全アルバムの中でもかなり秀逸ではないかと・・・!
当時覚えたてのタバコ片手にこのアルバムにどっぷり浸ってました、幸せだった
TRAIN OF THOUGHTとAWAKEはダークという方向性で似通った作品だと思いますが、
どっちをとるかというと断然AWAKE。
曲も長くなくて聞きやすいし、音も生々しくてめっちゃ好み。
メロディーもイイ曲ばかりだと思います。
DTを知った当初はI&Wやメトロポリスpt2ばかりに目(耳?)がいきがちでしたが、今はAwakeやTrain of thought、SixDOIT-pt1のようなヘヴィーなやつにはまってます。
I&Wはやっぱ譲れないけどその次くらいに好きなアルバム。(その次はCHANGE〜だったりする。)
前作を陽の名盤とすればこちらは陰の名盤ですかね?表現しようとした世界観も正反対のように感じます。
ダークダークとは言うけどとってつけたような暗さではなく美しさが凄いあってゾクっとくるし鋭さ、緊張感がたまりません。
むだなテクニカルさがないのもいいです。
世間的評価はけちょんけちょんですが(B!誌のせいかな?)ここでは割と人気高くて安心しました。
一年や二年聴き込んだだけじゃ、このアルバムの真の素晴しさに触れることはできないのではないか、と、最近になって思った。完全に理解できなかった自分さえも、まだまだ未熟でした。
PANTERA並にへヴィなリフを持つ"The Mirror"や"Lie"、へヴィでダークな上に曲がやたらに長い"Voices"や"Scarred"を聴いてガッカリする人の気持ちもよく分かる。
しかし、AWAKE≠DREAM THEATERでないし、IMAGES AND WORDS=DREAM THEATERでもないのだ。DREAM THEATERに「らしさ」なんて存在しないし、存在する必要もないと思う。
ただし、IMAGES AND WORDSのように、収録曲全てが完璧なアルバムなのではない。一枚を通して味わってこそ、IMAGES AND WORDSとは違った、しかし同等の快感を体験できるのではないかと思う。
奇跡的名盤とは言わないが、フォワローには絶対に到達できない、彼らだからこそ出来上がったアルバムだということに間違いはないだろう。
当時バカげたレビューしやがった某B誌の糞記者ももう一度心して聴いてみやがれ。
Best Tune "A Mind Beside Itself Ⅰ.Erotomania"
買い度…90%
1994年発表の3rd Album。
今作よりペトルッチは7弦、ジョンは6弦を使用するようになる。
そのためかサウンドはよりヘヴィに、音域も広くなった気がします。
ヘヴィかつダークな路線はそれまでのドリムシとは一線を画すものになりファンと戸惑わせたモノです。
メロディのキャッチーさは薄れ、曲展開や変拍子はますます複雑になり、難解さ、取っつきにくさはドリムシ史上屈指と言っても過言ではありません。
かなりの聞き込みが必要な作品なのですが、フレーズ個々の魅力は失せていないのは流石です。
前作は神盤でしたが、今作も中々の良質な作品だと思います。
今作完成直後にバンドを脱退してしまうKevin Mooreだが、ここでも彼のセンスは抜群です。
オススメは④、⑨、⑩、⑪です、後半怒濤のケヴィン節が炸裂!!
①、③、⑤、⑦あたりも中々良い、キレイなメロディや重いリフが溢れてます。
87点。
かなーり複雑かつ難解なアルバムではあるが、充実したアルバム。
楽曲はもちろんアルバム全体としてのクオリティーが高い。
I&Wしか認めないと言う人はそんなこと言わずに本作を気に入るまで聴きない!
1st、2ndとほぼオンタイムで聴いたが、皆さんと同じく“ダーク&ヘヴィな問題作"との先入観から、この3rdはずっと聴かないままでいました。
で、最近になって実際に聴いてみて思ったのは、やはり「暗くて重くて音も粗いし、2ndのようなキャッチーさも全く無い。何とも取っ付きにくいな・・・」でした。
でも、耳に馴染んでくるにつれ、重く複雑な曲構成の中にも意外とキャッチーで魅力的なフレーズが多いことに気付くことが出来ました。
うん、これは(聴き込みが必要不可欠条件ではありますが(苦笑))間違いなく名盤ですね。
私はすごく好きなアルバムです。
「Awake」を聴いていると、まさに異世界に自分がいるような恍惚とした気分になれます。聴けば聴くほど良さがにじみ出てくる、そんなアルバムだと思います。
演奏はもちろん、ラブリエの歌声もとてもすてきですね!
私は、音色だけでなく、主観的な(『Awake』が「重さ」だけでなく「暗さ」のあるアルバムになったのはここが大きいと思う)カラーの濃い歌詞の書き手としても、ケヴィンの脱退が未だ惜しいと思っています。
一枚ごとに色の変わるバンドでありながら夢劇(DTと書くとDARK TRANQUILLITYとややこしいので…)の個性を貫き続けた最後の作品であり、「希望」の側から美しさを描いた『I&W』に対して、「孤高」の側からの音世界を構築しきった名盤ではないでしょうか。
余談ですが、4,6はそれぞれ『AWAKE』と『I&W』の変造形が出来てしまい、5は(好きですが)『I&W』のおまけ2(1は『CHANGE〜』)だったので、7で初めて、ケヴィン脱退後の道を見つけたと私見してます。
『IMAGES&WORDS』とは対極にある名盤。
とっつきにくいが中毒性はDTの中で一番かな。
作りこまれた「I&W」よりはラフで重苦しい雰囲気もあるが、個人的にはこのドンヨリ感が好き(笑)
それにメロディだってしっかりしてるし。
聴きこんだ回数も最近「I&W」と比べても変わらないかもしれない。
これは間違いなく名盤ですよ。
僕は発売当時から、このアルバムを聴きまくり、あくびが出るほど聴いていた。
だから、もはや、なんの違和感もない。
しかし、I&Wから入った人には、確かに聴きにくいだろう。
でもね、よく聴くと"Caught in A Web" "Innocence Faded" "Lifting Shadows off A Dream"を始め、さほど重く暗い曲が支配しているアルバムではない。中盤の組曲が聴きどころだろうが、随所に入る明るいフレーズから"重い"印象はない。個人的には"Space-dye Vest"が好きなんだが、これは確かに暗い(笑)
上でJamさんがおっしゃるように、
『「I&W」、アレってさ、結局は彼等にとっての突然変異的なもんであってさ、DTの代表作であるかのように考える事には無理があるよね、、、と今は素直にいえるのだが、当時は恐くていえなかった(爆)。』
というのは正解だと思う。
まぁ、とにかくI&WがDTの全てだ!という人の意見を聞きながら聴くと損をすると言うことで、何回も聴いてみてください。
友人の間では「色気がなくなったよねぇ」との評判だった「AWAKE」。
私も当時は暗く、モノクロなイメージが広がる「AWAKE」はあまり好きではありませんでした。
しかしながら、現在のDTと比べると「AWAKE」の方向性は自分の好みに近いです。
つくづくケヴィンの作る音楽と世界が好きだったんだなぁと感じるこのごろ。
でも一番好きな曲は「Lifting Shadows off A Dream」だな。今でもよく聴きます。
ドゴスギア 2005年7月15日(金)17時30分
前作を聴いた後にこれを聴くと、なんだかんだ言ってもラブリエは素晴らしいシンガーであることを痛感させられる作品です。ハイトーンだけではないのです。
ムーアのキーボードの音色がガラっと変わっています。
ヘヴィーだ!
ダークでありながらもそこに存在する黒光りするメロディが魅力。
①〜④は趣は違えど前作に負けない最高の流れだ。このアルバムこそ彼らの本質が出ていると言われても否定できない。
本作発表後にケヴィン・ムーア(key)が脱退するハプニングがあった3RD。
前作の延長線上に方向性はある中 ライヴでもお馴染みとなる
「Erotomania」「Voices」「The Silent Man」の三部作など重要曲が収録されています。
前作がとても気に入っていたので、政則氏のラジオで「Lie」を聴いた時は本気で気に入りませんでした。これだけ聴くと単純にモダンへヴィ路線なのかよ、呆れた〜って感じで(笑)、ラブリエの歌声も格好良く聴こえなかったのでアルバムが出るまで不安でしたが・・・。
実際買って聴き込むうちに緊張感のあるアルバムの流れが凄く気に入りまして、単体で聴くとイマイチ好みじゃなかった「Lie」も大好きになりました。(ま、よくある事ですけどね)
だけど、やっぱり「6:00」は好きになれませんでした。なんか幾何学模様っぽい音が冷たい印象なんで。カッコいいとは思いますが。
あとポリッシュをかける時間がなかったそうですが、このサウンドは凄く気に入りました。ラブリエがアグレッシヴに歌うのもなんかいいかも、と思えました。
これはいいアルバムだ。沈み込むような曲が多くバラエティにも富んでいる。
ドリ虫、不思議バンドナンバー1だと思う。今手元にないけど、また聴きたいから
借りてこようっと。
とにかく音がいいですね。内容は個人的には微妙なのですが(汗)。よく聴きまくる曲とほとんど聴かない曲があり、好き嫌いの差が激しいです。まあ11曲中8曲は好きなのでなんてことないですかね(笑)。
最近聴いたので冷静に聴けますが、I&Wの後に聴いたら、大変申し訳ないけど私はかなり不機嫌になると思いますよ。変化しすぎ!ジェイムズ、声しゃがれすぎ!あ〜良かった、免疫が出来てて(ホッ)。
ちなみに8「LIE」はDT名曲ベスト20内に入れたいくらい好きな曲です。カッコイ〜イ。
I&Wの後に出た作品だけに「賛否両論」等と言われているが
今聴いてみると全く違和感を感じない。というより、ワタシが今のDTに求めているのは
やっぱりAwakeの方向性だと再確認させられる
IMAGES AND WORDSも最高だが、個人的にはこのアルバムが一番お気に入り。
最初は違和感があったが、聞けば聞くほど完成度の高さに脱帽。
このCDは自分の人生の中でも最高の1枚です。
自分がドラマーだからそうなのかもしれませんが・・・?
オープニングからインストまで最高ですよ。
アルバム発表前にムーア脱退のニュースを聴いてかなり落ち込んだもんです。
特に彼の作曲によるアルバム最後の ケビンムーア自身の失恋を題材にしたという 11、を聴くと本当に悲しくなってしまった(別に曲が駄目というわけじゃなく)。
そのせいもあってか当時の僕はあまりこの作品に良い印象を持てなかった。
その一番の理由は全体的に 7、8、のようなダークな要素の曲が目立ようになり、叙情的要素が後退したのが原因かもしれない。それにキーボードの存在感も多少減っている感じ。
しかし、変拍子なリズムが印象的な 1、キャッチーな 3、組曲風なアレンジになってる 4、5、6、など今聴くとなかなかいい曲が多いと思う。
よく「重い」ということでtrain of〜と比較されますが私はこっちの方が好み。
awakeは確かに重いんですけど、キーボードの空間演出が深みを与えて飽きません。対するtrain of〜はギター中心になっていて苦手です。一曲一曲長いしね・・・
曲で言うと、特に①、②、③・・・全部です!
3作目。流麗な印象を受けるメロディーが詰まった2作目とは打って変わって、陰鬱な雰囲気の支配する音楽世界を描き出した。
それに伴い、曲調もよりヘヴィーな物となった。この部分は聞き手も賛否両論だと思う。
個人的にはこの雰囲気にはどうしてものめりこめなかった。
二作目に比べると曲も割と分かりやすく、一筋縄な物も多くなったように感じる。
Surroundedみたいな曲はもう作ってくれないのだろうか…
ドラマチックで圧倒されるような構築美は見られなかったが、音の世界を描き出すことに関してこのバンドの右に出るものはいないようだ。
このアルバムは個人的に大好きです。前作の驚異的なまでの作品の完成度、整合感はありませんが、奥が深い曲が多い。詩を見ると深すぎて意味不明なのが多い(笑)。けど、なんか魅かれるんですよね。ラブリエやムーアは制作当時かなりネガティヴだったようで、作風もダークな感じですね。このアルバムの主役はケヴィン・ムーア。彼のその後のDTには失われてしまった欧州的、ゴシックの部分が最大限に出ています。ラスト曲なんてもう・・・フランス映画で流れそうです。
前作と違って今作はダークな作風ですが、好きです。
4.Erotomania、7.The Mirror、8.Lieあたりがいいですね。
サウンドプロダクションも非常に良い。
'94年発表の3rd。聞き込みによって味がわかるDTの中でも好き嫌いが結構分かれる作品だと思う。ケヴィン・ムーアの空間演出が今作で最も活かされてる。(ただ、ベースがあまり聞き取れない‥)プログレに没頭しつつ、重さや暗さに重点を置いた作風でもメロディの美しさに影響力があった後の「TOT」も上質のアルバムだと思うが、低音で奏でられるへヴィなリフが、実質違うがダークな奥深さを「TOT」並みに醸していてなかなか素晴らしい。各楽曲の完成度は高いと思うけど、アルバム全体で統一感は、「I&W」のドラマとかメロディを感じさせる構成と言うよりは、曲自体がソリッドに、神秘的に、歪んだような雰囲気が漂っていてDTのそれまでの作品にはなかった(実際前作と極端に変わった印象は受けないが)、今となってはへヴィ路線の兆しを感じさせる作風になったのでは、という印象も受ける。単体で良いと思える楽曲は確かにあるけど、どちらかといえば一貫性に注意して聴きたいと思ったアルバム。だからそこの感触は「TOT」の色彩にもどこか似てる印象だったりする(あくまで個人的な感性では)。たしかにサウンド・プロダクションもかなり良いし、実験的な要素が強く出ていながらDTの肝というべきメロディーラインの豊潤さもしっかり持ち合わせているのがポイント。ハイクオリティなアルバムに仕上がっていると思う。
その場の思いつきとしか考えられない、つまらぬヘヴィーなギター・リフが多い。
しかし、始末の悪いことに、そのつまらぬ冗長なリフとリフの間に、おいしい展開、フレーズが隠されていたりする。
計算してやっているのだろうが、明らかにバランスを失している。
本作がとっつきにくいのは、その辺りに原因があると思う。
音がヘヴィーな割りに「精神的な重さ」を感じさせないこのプログレッシブ・フュージョン・バンドにとって、ヘヴィー路線は、
おのが弱点をさらけ出すことになった。
最高傑作。「I&W」はPULL ME UNDERとMETROPOLISぐらしかはまれなかった自分ですが、このアルバムは全曲最高に好きです。
ダークでへヴィで神秘的。衝撃的な曲のオンパレード。6:00、EROTOMANIA、VOICES、THE MIRROR、LIEなど素晴らしい!
特に最後のSPACE DYE VESTなんて暗すぎて最高。
★ オレ的世界遺産(ロック部門)認定No.136 ★
前作とは違ってダークな雰囲気が漂っているし
前作よりは一般受けもしないみたいだけど
俺はこのアルバム前作と同じくらい好きですね。
このアルバムは、自分の中で、好きか嫌いか、いまだに決められないような、とても複雑なアルバムだと思う。久しぶりに、最初から最後まで、通して聞いて、率直に思ったのは、本当に、密度の濃い音楽なんだろうなということである。はっきりいって、聞くのにかなり疲れる音楽である。この手の音楽が好きな人も、もちろんいると思うが、あまり一般受けするような音楽ではないと思った。試しに、このアルバムを聞き終わって、即、
8thアルバムである、「OCTAVARIUM」を聞いてみた。すると、案の定、とても楽に最後まで聞き終え、心地よい気分を味わえた。もちろん、このアルバム自体を否定するわけではないけれど、やはり、自分の中では、どうしても評価を定めることができないと思った。
自分の考えでは、このアルバムは、最初から構えて、最後まで聞くのではなく、曲単位で、ピックアップして聞いたほうが、良さが出てくるのではないかと思った。例えば、
「IMAGES AND WORDS」を聞いた後、「TRAIN OF THOUGHT」を聞こうと思っている時、
その間に、このアルバムの、例えば、「EROTOMANIA」を聞いてみるといった感じで、曲単位でこのアルバムを考えると、すごく価値が出てくると感じた。とにかく、一曲、一曲の出来は、素晴らしいと思うし、文句のつけようがないが、アルバム全体で聞くと、あまりの、濃密さのせいで、すごく疲れてくるので、全体を通して聞くのではなく、日によって、1〜2曲に抑えたりしながら聞けば、このアルバムの曲の良さがわかってくるとおもう。それにしても、本当に、評価を定めるのが、難しいアルバムだと思う。
ひたすら重く、暗く、内省的になった傑作。
一聴して「????」となってしまった①以外は全曲素晴らしい。
『Images And Words』とこのアルバムの二作で、彼らはいとも容易く孤高の存在に登りつめてしまった。
ダークな感じで良い。
前作より好きだ。
いやぁ、何故酷評が多いんだろうね?
最高なのに。
確かに重い曲あるけど、多彩だし、へヴィ一辺倒じゃない。
みんな酷評書くなら100回以上聴いてからにしようぜ!!
100点!
IMAGES AND WORDSの影に隠れてあまり評価されないアルバムですけど
聴きこめばこれも名盤だと思います。
初心者にはあまりオススメできませんが。
ここ二度目ですが
キングクリムゾンなどのプログレの代表バンドを聴いているうち
にプログレの良さが分かるようになり本作が更によりよく聴ける
ようになった。やはり傑作だった。全部家で聴のは疲れる…という人は
録音して電車の中などで聴くといいかもしれません。
…しかし未だにI&Wを何回聴いても良いと思えないオレは変わり者です(笑)
アナザーデイは最高なんですけどね。
3rd。
前作の「IMAGES AND WORDS」があまりにも名作すぎたために評価は低くならざるを得なかったでしょう。
実際、個人的な評価としてはまあまあな印象。嫌いではないが特にめっちゃ好きでもないかな。
真のDREAM THEATERファンからすれば「分かってないな!!」って思われそうだけど…
最新作の「SYSTEMATIC CHAOS」購入時にもう1度過去の作品を聞きなおしたりしたけど、それでも評価は変わらなかった。
そういう意味でも超名盤2ndの罪はあまりにも重いかも。今でもしょっちゅう聴くからな〜。
★★★
前作「IMAGES AND WORDS」の成功による固定化を恐れての、差別化を明確にした作品とみた。
へヴィなリフ主体の曲構成は暗さと神秘性を醸し出し、美しい旋律での盛り上げは感情を刺激する。
愛聴盤。
Imagesよりもっと内面的な部分に触れたような感じですね。僕はこのアルバムは偉大だと思いますよ。DTの作品でもっとも芸術的に感じます。
1stにおける衝撃、そして2ndの度肝を抜く完成度から言えば、この3rdが地味な印象を当時与えたのは当然の結果であったように思う。
誤解されがちなのは、彼らは名作である2ndで一気に人気が出たのではなく、作品を発売するごとに一歩一歩大きくなってきたという事実である。
当時を振り返ってみると、僕はこの作品に問題作という強い感覚はほとんど無く、まあダークになって楽曲が少し弱いかなあ〜という、楽曲の出来そのものだけに関心があったように思う。
今この作品を聞いて感じるのは、過渡期の作品だなあ〜という感覚である。今のように開き直っていないという面では、ある意味貴重かもしれない。新鮮に聞こえるのは、彼らの歴史の中でも過渡期の作品だからであると思う。
個人的には、83点かな。
どちらかと言えばセカンドよりサードを取る。
地味とかダークとか単純なものではなく何かしら思いが伝わる曲が多い。
初期の作品とは言えいまだに脳裏に浮かぶ曲・メロディがある。
やはり多少の叙情性というのは大事だ。
歌と演奏のバランスが比較的取れているのでいいアルバムだと思う。
ドリーム・シアターはあまり好きではない。
精神性に浸るにしても曲展開にまず疲れる。
過度な演奏が曲をぶち壊しがちだ。
もう少し歌とのバランスが取れないかなと思う。
もったいない…
僕もI&Wよりもこのアルバムの方が好きです。
Erotomania最高!
音質がぐっと向上し、音量も上がったので
他のアルバムの曲と混ぜて聴くことが簡単になりました。
楽曲はというと・・・
個人的にギターよりもベースが目立つアルバムだと思います。
初めて聴いたときはScarredのイントロのベースが
耳から離れず、一日中鼻歌で歌ってました。
Pull Me Underや6:00など
Kevinの作った曲が好きなので
Kevinの作曲した曲が聴けるのもこの作品で最後かと思うと
実に残念です。
DTにおいて自分にとっていまだにこのアルバムが最も評価が高い
単に技術を魅せるだけが能じゃない、Keyの空間演出が素晴らしい
2〜3曲しか良いと思う曲がない。
いやいや荒削りだけど、かっこいいです、このアルバム。他のアルバムもそうですが、曲単位じゃなく、全体像で感じたほうが、良さが観えてくるように思えますね、このバンドは。
まぁかなり重いんでI&Wと比べちゃうと、とっつきにくいです。
でも自分はI&Wと同じぐらい気に入ってるし、完成度もそこまで劣ってないように感じます。
ライナーで正則氏が陰鬱ではあるけれどもポジティブさを感じると書いていますがまったく同感です。
暗さとポジティブさ、対称的な二つがうまく調和している点で、荒削りというよりはかなり洗練された作風だと思いますし、DTの実力を感じます。
アルバム前半より後半がいいっす。
明確なメロディーが前作に比べて減退した本作は、多くの方が語っているように、僕にもかなり厳しい印象しか残っていません。また、何人かの方々が仰っているように、アルバム中盤以降で、ジワリとメロディーと雰囲気が盛り上がってくる感覚を感じる事が出来、それゆえ本作がスルメ盤、隠れた名盤と言われる所以なのかなと思います。
皆さんの感覚を否定することは無いのですが、僕にはやはり厳しい一枚でした。
それなりに評判を維持してしまった本作以降、他のGroupが「あ、こんなでも良いんだなあ・・・」と思ったかどうか、メロディーの欠片しか載せない、ダークな雰囲気満載で、リズムセクションがやたら切れまくる、個人的に魅力を感じづらいProg Metal Albumがわさわさと沸いてくるように現れたのは至極残念でした。また、彼らがMetropolis ptⅡ以降でメロディーを取り戻した直後、I&WやMetropolis ptⅡを志向したメロディアスなProg Metal Albomが世に多く現れましたよね。これらを併せて見ると、彼らは何をやっても、このジャンルの先端を走っているんだな、と思います。
私にとっての初のDream Theater
Firewindが好きだった私に友人が教えてくれたのがこのバンドでした。
Innocence Fadedのメロディーが印象に残り、頭から離れなくなり彼らにハマりだしました。
しかし、時間をかけてこのアルバムを聴くにつれて全体的に良くできてると思うようになり、また好きな曲も増えてゆきました。
VoicesやLifting Shadows Off A Dream などの曲にハマりました。
個人的には一番感情的で、かつ物語的なアルバムだと思います。
他のアルバムを聴いた今でもその感想は変わっていません。
1st、2ndから正常に進化して、一つの完成形になっているアルバムだと思います。
一番好きです。
Dream Theaterというプログレッシブなメタルバンドがいる、とだけは知っていた時に貰ったDT最初のアルバムです。
始めは6:00とCaught In A Webが気に入りました。すげえ!これがプログレッシブってやつかと。他は気にいるまで時間がかかりました(苦笑
まあ、当時はI&Wを聴いてなかったし、ヘヴィなのも好きなので抵抗はなかったです。
私的に、Space Dye Vestを聴きながら過去に思いを馳せるとなお味が出ます。
最初にこれを聴いてその内容の濃さに圧倒されて気に入りライブも観に行った。(横浜のちっこいライブハウスだった)
精神的な部分が主導しているので曲展開や重いリフやテクニカルなソロの説得力が全然違うと思う。ひけらかす感が無くてあくまでストイック。
この後I&Wを聴いたら逆に軽すぎてどうにもだめでした。
このタイトなサウンドの首謀者だったケビンムーアがやめてしまいDTどころか酷評してるHMシーン自体に興味が無くなってしまいました・・・