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SGT.PEPPER'S LONELY HEARTS CLUB BAND / THE BEATLES
ロック・ポップの革命だね。
ジャケット、曲、コンセプト、全てにおいて。
宇宙初のコンセプトアルバムと称されるこのアルバムは
非常に完成度が高い。
凝った音作りがされていて、SEも十分楽しめる。
特に注目してほしいのは、録音技術の改良でリアルになったドラム・サウンド。
そして、オヴァー・ダブにより可能になった、ポールのリード・ギター。
もちろんポールのベースにも注目である。
このアルバムからベースの録音法をライン・インに変えたようで、
硬いサウンドになっている(ベースもリッケンバッカーに変えたことも関係するだろう)。
このベース・サウンドは後期のビートルズ・サウンド
にとって重要な核であるといえる。
このアルバムのおかげでプログレに走るきっかけになってしまった。
"アルバム"という概念すら変えてしまった一枚。
ロックの歴史的名盤と言われている作品。
もちろんこのアルバムが出た後に様々なアーティストが後に続けとコンセプトアルバムを出したことは言うまでもない。
このアルバムもよく聴きました。
このアルバム、最初の二曲と最後のリプライズ以外は実はコンセプトアルバムじゃないそうです。ジョンレノン本人が言ってたのを記憶してます(違ってたらごめんなさい、確か『アンソロジー』のVHSで言ってたような・・・)
全曲名曲!
タイトル曲はジミヘンドリックス、「WITH A LITTLE HELP〜」はBON JOVIが、「A DAY IN THE LIFE」はジェフベックがそれぞれカヴァーしていました(俺が確認できたのはこれだけです)
最後に流れる意味不明な言葉は一体何なのでしょう??誰か意味わかるひといますか??
「アビィロード」のB面も良いがこのアルバムこそが究極のプログレではないでしょうか!
エビフライ 2004年9月27日(月)10時27分
題名が長いことでも有名だと思います。
この頃のTHE BEATLESは実験的要素のモノを試していた為、今作は非常にバラエティに富んだ内容になっています。
そして、全体的にサイケ&プログレ色が強いですね。
世界初のコンセプト作品というだけで超重要作品なのに、
架空のバンドを描いたコンセプト、楽曲の質の高さ、演奏能力はどれをとっても超一級品。
不屈の名曲A Day In The Lifeでも分かるように、
ポールとジョンの作曲能力がお互いを上手く生かしていて、正に革命。
未だに多くのアーティストに影響を与えている、革命的名盤です。
A Day In The Lifeの最後に流れる意味不明の音は、
当時のレコードを逆再生するとポールは死んだと聴こえるという噂があります。
ビートルスはライヴ活動をしてなかったので、メンバーの安否は不明な点が多かったのでしょう。
ジャケやメンバーの配置によってもポール死亡説が全世界に流れました。
過大評価されすぎでしょう。
個人的に名曲はLUCY IN THE SKY WITH DIAMONDSとA DAY IN THE LIFEのみ。
あとは可もなく不可もなく。
でも好きな人は多いよなあ。
まだ聴きこみが足りないんだろうか・・・・
シェパード 2005年3月18日(金)13時57分
KING CRIMSONのロバート・フリップはこの作品を聞いて、
クラシック・ギターからエレキギターに持ち替えたと言っていた。
つまりは、この作品無しにしてプログレッシヴ・ロックは有り得なかったのだ。
この作品の完成度は恐ろしいものがある。
ヒットシングルをつくらず、全体としての完成度を高めた。
こういう態度は後々のロック界にかなりの影響を与えたのではないだろうか?
一番好きな作品。
"REVOLVER"も良かったが、やはりこのアルバムは格別である。
今聴いてもそれほど感動しない人も中にはいるだろうが、67年にこれだけの曲を書いていると思うと…。
まさにロックの金字塔。
もしこのアルバムに(ストロベリーフィールズ…)が収録されていたら、完璧な作品になった…と思うんですが。
でもそれをしなかったのは理由があるんでしょ?
これは、世界中で誰もが知ってるはず、ビートルズの最高傑作!!!
この作品を超えたアーティストを俺は知らない
史上最高のアルバムとして知られています。
作品性とセールスをかねそろえた、希有なアルバムですかね。
確かに完成度は高いと思うんですがポールばかりが目立っている気がします。
なので『Revolver』の方が好きです。
99点
★ オレ的世界遺産(ロック部門)認定No.001 ★
FRANK ZAPPA氏の「FREAK OUT!」をポールが聴いて制作を思い立ったらしいアルバム。
完成度はぴか一。
ビートルズはあんまり統一感のあるアルバムは作っていないと思う。
『White Album』はバラバラだし『Revolver』にしたって
サイケっぽい感じでなんとなくまとまってる感じだけど
初期の雰囲気がかなり残っていたし。
そんな中このアルバムは唯一といってもいいビートルズの完成したアルバム。
ポールの趣味が色濃く出たんだと個人的には思う(彼は完ぺき主義者だしね)。
さすがにビートルズだけあって全曲素晴らしい。
ジョンの存在感が薄いんだけど『Strawberry Fields Forever』がシングルになっちゃったからね。
このアルバムをよくわかってこそ一人前のリスナ—ではないだろうか。
そう言う俺もまだよく理解してない......。
まあ、「A Day In The Life」は凄すぎるよ。