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THE LIZARD / SAIGON KICK
92年の2nd(だったかな?)。
とにかく変なバンドです。
変といってもあからさまにエキセントリックなんじゃなくて、要所要所でひねりが入っている、という感じ。
いろんな表情を持った曲をやっていて、また1曲の中で表情が変わったりする。
聴きどころはマット・クレイマーの浮遊感を有した独特のヴォーカルとジェイソン・ビーラーのポップセンスですね。
ジャケから敬遠してましたが、もったいないことをしていました。
いろいろな要素が詰め込まれています。
通常なら「良くできたロック」なんですが、このバンドにおいてはこのアルバムはまだ進化の途中だったのですね・・・。
これ以後のバンドの軌跡をたどると、このアルバムの位置がはっきりするのではないでしょうか。
内容は「ごった煮ハードロック」。
クオリティは「ああ、なるほど、そうやんなぁ」。
けっこうお気に入りです。
ちなみにこのバンドの真価は4thでしょうね。
スマッシュヒットを記録した LOVE IS ON THE WAY を聴くだけでも買う価値あり。
中古でとても安く売ってますし。。。
なんとも形容しがたい不思議な音楽をやっていたバンドでした。
スルメ盤。
彼らの中ではこのアルバムが一番好き。
全体的に流れが自然で気持ちがいい曲が多い。
昔ハードロックバンドのバラードだけを集めたコンピレーションアルバムで
彼らの「I LOVE YOU」が入っていたのだけどほかのバンドから浮きまくっており
なんだこのポップバンドは?と存在を切って捨ててしまった
その曲の出来が悪かったとかではなく、あまりにもポップ寄り過ぎた為
ファーストインプレッションとしては失敗だった
ところが今更ながらこの「THE LIZARD」を中古屋で見つけて気まぐれで買ってみたら
凄い衝撃を受けた
本当に多彩 曲によりハードロックだけでなく、オルタナ・ポストグランジの
ようなヘヴィな曲があったり、Fool's Gardenのようなメランコリックでポップ
な曲があったり、それらがすべて非常に完成度が高くアルバムが出て20年近く
経っているが全く古臭く感じない
いや、本当に素晴らしいバンドだ