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MARCH OF THE SAINT / ARMORED SAINT
84年発表の1stアルバム。
ジャケがとんでもなく良い。
彼等はアメリカのバンドですが、音楽的系統は明らかに英国寄り。ジャケットアートの如く、メンバーは鎧を纏ってライブを行っていたらしいです。
本作はムソルグスキーの「キエフの門」をイントロに用いたタイトル曲「MARCH OF THE SAINT」の魅力に尽きるでしょう。というかそれだけ(笑)余り悪いとこ言いたくありませんが、どの曲も平凡で、聴いた次の日には忘れてしまうほど印象は薄いです。正統派ということだけが売りってところでしょうか。だから王道を聴き尽くして「他に何かないの?」という人だけにお勧めします。
その昔、B!のレジェンダリー・マスターシリーズとかで再発されてましたね。
ジャケもクサくてなんとなく買ってしまいましたが、せーらさんのおっしゃるとおり、
1曲目の"MARCH OF THE SAINT"が佳作だった以外は、気が付くとつい別のことをしてしまうような曲が並びます。
「ANTHRAXのジョン・ブッシュがいたバンド」という枕詞は何の役にも立ちませんし、
変なところで無用なシャウトが飛び出すあたりが田舎くさいんですが、(笑)
古きよき正統B級メタルを愛好する方ならばそれなりに楽しめるのではないでしょうか。
けんしょー 2005年7月25日(月)21時16分
うわぁ〜、知名度低いのかなぁ。俺はANTHRAXが余り好きじゃ無いから、ジョン・ブッシュの本当の魅力が出たバンドだと思っている。しかし王道は良いじゃないか!鎧がB級っぽさを持っていて好感が持てるバンドである。
2、3年前とあるリサイクルショップにて300円で購入しながらもその時ははあまりぱっとしないバンドだなと思い売ってしまった(購入額より高く売れました)バンド。
2005年11月、今ではHMを聴くことは殆んど無くなり、変わりにエモやスクリーモ、ハードコアなどのジャンルを好んで聴くようになっていた。そんな中、懐かしさついでにHM専門店へ潜入し見つけたのがこのCD。「うわっ!このジャケださ!!」と心の中で嘲笑しながらも何故か「これは買わなきゃ」と思わせるものがあり、かつて購入していたことも忘れ買ってしまう。
家に着いて早速包装のビニールから取り出すのだが、ここである疑念が…。もちろんそれは「あれっ、そういえばこのジャケどっかで見たことあるような…。」そして遂に思い出してしまったのだ!!「このCD前に買ったじゃん!しかもあまりよくなくて売っちまったやつだよ!」後悔↓しかし買っちまったもんはしょうがねぇと泣く泣く再生(涙)
ところが…
「カッケー!かっけー!!脚気ー!!!」このCDをきっかけにまたHMを(も)聴くようになりました。ありがとうARMORED SAINT。
愛すべきB級メタルサウンド。
実力派ジョン・ブッシュの迫力ボーカルとデイヴ・プリチャードの熱いギター。
80'米メタルを語るうえで外せない名盤ですぞ。??B級メタルではないぞ??
ジョン・ブッシュがその後アンスラックスでズリ下げズボンを履いて歌っていた時は落胆しました。
別に大してボーカルが上手いワケじゃなく、強烈なエッジもヘビィネスも
ない、時代がグランジの洗礼を受ける前の全くオーセンティックなHR/HM。
正統派といっても様式系でも疾走系でもない、リフ主体の硬派なハードロック。
でも、でもね。俺はこれが好き。俺はこれがメタルと信じて疑わない。
ジョン・ブッシュのロック魂を突き動かされる歌唱。デイブ・プリチャードの
メロディアスかつエモーショナルなギター・・・たまらないです。1stから
いきなり出来がいいのがスゴイ!
ジャケのイメージと楽曲が見事にマッチングした名盤だと思う(笑)。B級であることは間違いないが、普遍的なハードロックというのはこういうのだと思う。もっと評価されて良いアルバムだ。