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EXTRACTION / GREG HOWE
数年ぶりのgregの新作です.このCDも前作同様hard rockというジャンルではないのですが,しかし,彼はshrapnel出身のguiteristです.だからhard rockerが彼を応援しないわけにはいきません.
さて,このCDの内容ですが,相変わらずの難解リズムにsuper techniqueの応酬でありました.このpleyをコピーできる人って,この世界に誰もいないだろうな〜と思いました.
買って損はしませんが,でも,これがいいな〜と思えるには,そこそこの知識とセンスが必要だと思いました.
このextractionを日々,聞き込み,難解リズムには脱帽していますが,一番気に入っているところはsoloの音が,暖かくそして柔らかくなったところです.特にこれは,速弾きのピッキングとタピングで感じます.昔のバカテク全開のCDでは,音が硬くて冷たい感じがしていました.この変化は,もしかすると演奏面の向上ではなくて,録音技術の向上なのかもしれませんが,にしても,gregは音色のよさも特筆ものです.
更に聞き込むと,速く弾かなくても速く感じる,いや,感覚的には速弾きよりも速く感じるのですが,しかし,物理的には遅弾きであるところのsoloがとても気に入っています.ここまでくると,もはやハイテクって無意味な気がしました.更にgregが弾くキーボードがいい味をだしていますね.彼は,もういい年のはずですが,今後はキーボードニストにでも,なろうとしているのでしょうか.にしても,今日までの何十年間もの間,音楽へのすさまじい情熱が冷えなかったのは,ほんとに凄いことだと思います.というか世界にも,類がないほどの音楽好きな人です,彼は.今後もどこまでいくのか興味深いところです.
言いたいことは全てarea51さんに言い尽くされてしまいました(笑
こんなアルバムを他のギタリストに聴かせたら嫉妬するに違いない。
ここまで来ちゃうと何て表現すればいいか分からない。
今世紀まず最初の(他にもあるけど…)インスト系モンスター・アルバム。
彼はどこまで進化すれば気が済むんだ!?
しっかし、グレッグ・ハウの才能は凄いね。こんだけ弾けて、更にKeyまで演っちゃうの。
っていうと、トニーマカパインを思い出すけど、マカパインにステロイド打った感じ?
コレをフュージョンファンだけのモノにしとくのは勿体無いよ。
ロックサイド的視点から聴いても充分興奮出来る、ハイエナジーインストミュージック。