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BEST OF THE BEAST / IRON MAIDEN
最強のベスト盤。良い選曲ですね。メイデン未経験者は是非買ってください。
ファンにとっては貴重なテイクや未発表曲が重要だと思います。(当時の)新曲は「VIRUS」のみで、これはまあ並々の曲。捨て曲ではない。あとブレイズベイリーのヴォーカルによるライヴテイクの「AFRAID TO SHOOT STRANGERS」は結構ブレイズに似合ってる感じです。あとは、「RUNNING FREE」の「LIVE AFTER DEATH」からのテイクは、アルバムとは違って客とのかけあいを排除したヴァージョン。「STRANGE WORLD」と「IRON MAIDEN」は幻の「THE SOUND HOUSE TAPES」からのテイク。まあ、オリジナルと大差なし。
今思いついたけど「FLIGHT OF ICARUS」ないんですね・・。不満はそれだけかな。確かブルースディッキンソンもそれについて怒ってたなぁ。
これ,もう廃盤みたいですね・・
こっちのほうが断然選曲良いのに。
TSUTAYAにレンタルあったんで借りました。
最近のから最初に遡っていく構成。
初期の方の曲は,
幻の音源とも言われる「THE SOUND HOUSE TAPES」から。
今でも売れ残りあるみたいなので探す価値ありかも。
DISC2がカッコイイです。
思い出の作品です。なぜならこの作品で僕はIRON MAIDENの偉大なる扉を叩くことになったからです。
1996年、僕は高校1年生でした。それ以前にもさすがにこのバンドの名前はもちろん知っていましたし、CD屋では実際に彼らの過去のアルバムを手に取って眺めたりもしていました。しかし、何故か買う気にはなれなかったのです。それは何故かと言えば、はっきり言ってその当時僕はまだHMにある種の偏見というものを持っていたからです。HMを聴かない人にHMの話をすると、聴いてもいないのに「気持ち悪〜い」とか「時代遅れ」とよく言われますが、その頃は僕も例に漏れずその状態でした(笑)。でも気になっていることは事実でした。
そんな時にこのベスト盤リリースの情報を入手しました。
とにかく買って聴いてみようと思いました。
発売後すぐさま購入した僕は、家に帰ってまず伊藤先生のライナーを読みました。まったく知識がないので先生が書いていらっしゃることがこれっぽっちも理解できませんでした。
でもまあ、それはさておき。その後CDをトレイに置き、再生。とりあえず感覚に任せて2枚ぶっ通しで聴きました。歌詞も追いかけながら・・・。
初めてのIRON MAIDEN。正直よく分かりませんでした。何か釈然としないものが心に残りました。
しかし僕は何度も聴き込みました。来る日も来る日も。そして一ヶ月後には彼らの創り出す音楽の素晴らしさ、音楽観、アティテュードが分かるようになって来ました。「一度聴いただけでは全く分からなかった」・・・その感覚が僕を思考と追及の世界に引きずり込みました。そしてこれはある意味クラシックと一緒だなと考えるようになりました。僕がロックにハマる前、少ない小遣いを必死で工面して買いあさったクラシックの交響曲の名作群のあの難解さ、複雑さ、気高さ、壮大さ、イマジネーション。音楽の精神的な面ではクラシックとメタルとは同等の位置で語られてもおかしくない程素晴らしいと思いました。この考えは今になっても変わっていません!!!。
あれから8年、彼らの作品は全て購入し、伊藤先生の解説も完璧に理解できるようになり、ライヴも2回見ました。僕にとってはBON JOVIと並んで一番好きなバンドに君臨しています。しかし出会いはこのアルバムでした。この作品がなかったとしてもおそらく近い将来IRON MAIDENの音楽に触れることはあったのでしょうが、僕はこの作品で彼らの音楽に出会えて本当に良かったと思います。それは何故かと言えばいろいろな理由が挙げられますが、あえて強調するならばブックレットへのこだわりの素晴らしさ!!!。沢山の歴史を追った豪華な写真とエディーの絵の数々が聴いている音楽とマッチして、より彼らの独自の世界を心の中で描き出すのに一役買ってくれたと思っています。「KILLERS」の不気味なジャケットや馬鹿でかいエディーの写真を見て、「なんじゃこりゃ!?」と思うたびにどんどんその魅力にとりつかれて行った気がします・・・。しかし、今思えばCD屋で彼らのアルバムを眺めていた時点で、もう既に彼らの創る世界に足を踏み入れていたのでしょう。
長々書いてしまいましたが、もう廃盤とは悲しいです・・・。確かにこれ以後にも新しいベスト盤が出ましたので、リマスターもされていないこの作品は売れなくなって当然だと思います。しかしこのアルバムのトータル・コンセプト的な製作過程を考えると、IRON MAIDENの一連の作品の中に含めても堂々と自分の場所を主張できる作品だと思います。新曲や未発表ライヴ、そしてサウンド・ハウスの音源などを考慮すると、歴史的価値は高いと考えています。「IRON MAIDEN A to Z」も勉強になったし・・・。ちなみに代表曲「Iron Maiden」は1stよりもこっちのヴァージョンの方が好きです。
このアルバムの目玉はやっぱり新曲の「Virus」とサウンド・ハウスの音源でしょうか。あ、あとブレイズの歌う「Afraid To Shoot Strangers」のライヴ音源も今となってはかなり貴重です。ちなみにこのライヴ音源、曲の終わりをよ〜く聴いてみるとこの曲の次には「The Evil That Men Do」をやってるな〜というのが分かります(笑)。
ともかく中古で見つけたなら是非お手元に。もしそれが限定ブックレット・バージョンなら、もう買い逃す手は無いと思いますよ。
いくつか出てるメイデンのベストアルバムの中ではこのベストが一番でしょう。
選曲もまあ納得がいくし、2枚組なのでボリューム満点。
メイデン入門編に最も最適な1枚です。
メイデンのベスト盤はこれこそでしょう。以降にもベスト盤が発売されて「入門用に最適!」なんか書かれてるけど、本当に入門用としてファンアイテムとしてマストな作品はやっぱりこれだと思ってる。選曲もほとんど文句無し、それが2枚の中に凝縮されてるんだから満腹感は凄くあるし、そして何より目を惹かれるのは拘りのブックレット、↑の方で仰られてるように、歴史を追った写真とエディの絵の数々の効果(?)によりあの曲この曲の独自の世界を心の中で描き出す、そんな気持ちになれるのもこの作品の魅力。
っという感じで、、2枚組で全27曲。
これで納得出来なきゃどうしようもないくらいの傑作入門アルバムばい。
真のベスト盤はこれやろ。入門編ならこれが一番。
有名な曲はだいたい入っているのでお勧めですよ!
入門用に最適なベストアルバムの条件って、
1.曲数が多い。
2.これは!という曲は押さえている。
この二つになると思うんですが、このアルバムは充分合格でしょう。
松戸帆船 2005年10月13日(木)15時19分
90年代という時代は、アイアン・メイデンにとっては一番良い時代ではなかったかもしれない。でも僕は、90年代という10年間では圧倒的に彼らの作品を一番多く聞いている。だから、本当意味で彼らの凄さを理解したのは90年代という事になる。
実は、このアルバムはある意味貴重な時代に企画され発売されている。ブレイズ時代からブルース、そしてポールと時代を遡っていくという構成は、当時から圧巻の構成であった。どれもがアイアン・メイデン........当たり前であるが、このバンドの凄さは単純に此処に表現されている。変化を求めたブルースも、スタイルを守ろうとしたスティーヴも、実は正解なのである。いつ聞いても熱くなれる.......このバンドの凄さは、簡単に言えばそんな所なのかもしれない........。アイアン・メイデンというバンドは、別格なのである.....。
これは御得なベストですね。曲数も多いし仕様も豪華で楽しい!初心者にこれを薦めるべきでしょう。時代を遡る構成もいいと思います。ただ、人によっては曲数が多すぎると聴く気を失うっていう人もいるんですよね(苦笑)。ただでさえ、長い曲が多いし。まあ、そういう人は「偉大なるエディー〜」の方を聴くのも手かもしれません。個人的にはディアノ時代の選曲が不満。「killers」と「prowler」を入れて欲しかった。
96年発表のベスト盤。
彼らの場合も数多くベストが出回っているが、これが一番バランスがいいんじゃないかと思う。
まず、嬉しいのが収録曲の選曲の良さ。ほぼ全時代の代表曲が網羅されていて、MAIDEN初心者にしてもライトなMAIDENファンにしてもとっつきやすい内容になっている。これ一枚聴いておけばライブに行っても、まあ7〜8割は対応できるんじゃないだろうか?バイオも結構気が利いていてGood!
MAIDENをどの時点から好きになったかでCD1とCD2を聴く比重が人によって違うと思うけど、僕は圧倒的にCD2の方をよく聴いている。HR/HMファンなら一家に一枚欲しい作品です。
廃盤になったと上の方が書いていたのだが
なんと奇跡的にブックオフで(つまり中古ってことなんだが)購入に成功した!
しかもブックレート付き・・・感激!
こだわりの<BEST OF THE BEAST>が廃盤で、レコード会社のマーケティングに乗った
だけの<EDWARD THE GREAT>が現行盤。まったく今の世の中を象徴している。
<BEST->は楽曲、音源、ブックレットを含め、作り手(S.ハリス)のファンに対する愛情
溢れる作品だったけど、<EDWARD->にそんなものはない。(それは訳されているハリス
御大のコメントのぶっきらぼうさをみれば解る。ハリス御大でもどうしょうもないことが
沢山あるんだろうな。)
どっかでリマスターされてないとか書いてた人もいたけど、ちゃんとSIMON HEYWORTH氏
がリマスターしているし、音だって悪くない。
作品の存在そのものが<ロック>です。
メイデンファンであれば、初回、通常盤のどちらでもよいから中古で見つけたらゲット
しておいて絶対損はないと思いますよ。(ただし、2枚組、1枚の編集盤は×)
石頭堅吉 2006年11月13日(月)18時58分
初めてメイデンを聞いたのがこのアルバム!!
失礼ですがDISC1はほとんど飛ばしてました。
なんか昔の方がカッコいい感じがしますね。
でもブルースもまた戻ってきたし、いい感じですね、いまも。
選曲がすごくいい。
あと、ジャケットも歴代のエディが出てくるところもいい。
「FEAR OF THE DARK」を聴いた後、「次はどれを聴こう?」と思っていたらこれを見つけて聴きました。
大好きな"Fear Of The Dark"のライブバージョンが入っていて、かなりエキサイトしてましたね。
アルファベット順で並んでいるメンバーや関係者、バンドの歴史のバイオグラフィーは、
IM初心者だった僕にとっては非常に親切な嬉しいオマケ(?)でした。
名曲をたくさん収録してるし、ブックレットもやたらと豪華。
入門用にもぴったりです。