CDタイトル↓をクリックするとチェックリストに入ります。
発言者の名前をクリックすると、その人の他のCDレビューが読めます。
(旧形式-更新停止)
LUCIFER'S FRIEND / LUCIFER'S FRIEND
ジョン・ロートンという素晴らしいシンガーが在籍したバンドの1st。
70年の発表ということもあってか1曲目からツェップの「移民の歌」のような
イントロが聴けます。(多分、ペイジがパクッたと思われますが)
全体的にヘビィでダークな雰囲気をかもしだし、鍵盤が前面に出ている作品です。
70年発表にして、早くもハード&ヘヴィそしてダークな世界観を醸し出しています。
なにやらこのままANGEL WITCHやWITCHFINDER GENERALなどの暗黒NWOBHMへとダイレクトに繋がっていきそうな雰囲気です。
RIDE THE SKYのインパクトがやはり強いですね。そしてカッコイイですね。
しかし他にも、妖しげなメロディが魅力のTOXIC SHADOWSや雰囲気たっぷりのLUCIFER'S FRIENDなど名曲多しです。
ルシファーじゃなくてルシファーの友達、っていうセンスがすごい好きです。
70年代のハードロック好きは勿論、80年代以降のHM/HR好きにもお勧めできます。
カットタン 2009年9月11日(金)20時41分
ときどきプログレッシブになる曲展開に好悪が分かれるバンドと言われるけども、演奏のテンションがともかく高いため、ハードロックファンなら全く気にせずに聴けるのではないでしょうか。
曲数が当時としてはかなり多いのに、一気に聴けてスカっとした後味。演奏は全員うまく、ヴォーカルのJohn Lowtonはロック史上稀に見るほどの超人的な安定感を誇る。もちろんシャウトも爆発的、破壊的、時代がかったバタつくドラムまでもが、この奇跡のようなテンションをガッシリと支持する。
このアルバムに出会ったのは事故みたいな感じがする。
バンドの知名度の低さでナメてかかっている人にこそ、この衝撃を味わってもらいたい。