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CHAOS A.D. / SEPULTURA
5th。前作のスラッシュからモダンへ。
でも、速い曲あります(笑)
ARISEまでしか聞いてない人が聞いたら最初のTribalなパーカッションでまずびびると思われます。スラッシュなARISEとTribal全開のROOTSのまさに間に位置する感じです。そんなわけで,スラッシュでもなければハードコアでもない,ある意味中途半端なアルバムです。ARISE好きな人はがっかりするでしょうし,ROOTS好きな人にはかなり重いです。歌詞がまたブラジルのかかえる社会問題満載で,夜一人で聴いてるとかなり暗くなれます。興味ある方はどうぞ。
かっこいい!!オープニングからグイグイ引き込まれる!
曲の展開、バランス、全曲通して完成度高いです。佳曲が多い。
好きなアルバムです!
民族臭プンプンのREFUSE/RESISTから始まり全体的に重い。
スラッシュスラッシュしていたARISEとは何から何まで全く違う音ですが、
モダンヘヴィネスアルバムの名盤であることは確かでしょう。
これからSEPULTURA好きになった。
Sepulturaのアルバムの中で、ダントツにかっこいい。
特にIgorのドラムがシブすぎる。
当時俺はまだ高校生で、Chaos A.D.のライブに行った。
10年以上聞き続けてるけどいまだに真新しく感じる。
最初は微妙だったが、聞き込んだら大好きになった。個人的には彼らの最高傑作だと思う。
このアルバムはジャケ買いでした。まだスラッシュ・メタルとかをほとんど聴いたことがない頃だったので、特に違和感もなく聴いてました。
いま聴き返すと、スラッシュの名盤とされる『ARISE』と、トライバル・リズムを用いたモダン・ヘヴィ・ミュージックの超名盤『ROOTS』の中間的作品ということで、ありそうで他にない面白い作風。
速い曲は少ないですが、ミドル・テンポのヘヴィな曲でイゴールの叩き出す奇妙なノリのリズムが、やたらに心地良いです。
社会的でシリアスな歌詞も強烈。どっちかというとハードコアっぽいヒリヒリした雰囲気。
地味な位置づけの作品かもしれないけど、これも良いアルバムです。
一般的にはまるで「前門の虎、後門の狼」という具合に「Arise」と「Roots」という二大名作の間に挟まれ、今ひとつ目立たない感じの作品ですが、自分的にはこれが一番好きです(というかSepulturaはこれとライヴ盤くらいしかちゃんと聴いてません、ごめんなさい。)
前作までのハードコアスラッシュ路線と以降のモダン民族路線の橋渡し的な作風ですが、こういう過渡期にしかできない微妙なバランス感が魅力です。楽曲に即効性が少なく、正直最初は地味であまり印象に残りませんが、二度、三度と聞き返すとあちこちに面白いギミックが隠されていているのがわかります。聞くたびに発見があって楽しく、聴き手を飽きさせません。
ハイライトは何と言っても、魅力的なバンドのパフォーマンス、Vo含めて全員が実に味のあるプレイを繰り広げています。特にイゴールのドラムスは最高。この人の場合、テクもさることながら、すごく頭がよさそうな感じというか、センスが抜群なのです。まさにHM界のスティーヴ・ジャンセン。もし自分にドラムが叩けるなら、イゴールのように叩きたい、思うくらいのカッコのよさです。
(余談ですが、Blind Guardianのドラムスは絶対イゴールの影響を受けてると思う、ほとんどパクリ?、というようなフレーズがあちこちに出てきます)。
もう一つ面白いのがアンドレアスのギター。リフワークこそメタリックですが、音色の感触があまりメタルっぽくない機械的な感じで、ソロパートなどまるでダークなUK New Wave(Bauhausとか)のような趣きです。HMでこういうギターの使い方をするのは非常に珍しいと思います。
Sepulturaというとハードコアスラッシュあるいは民族へヴィロックで、どっちにしろ「情動的・肉体的な」「熱い」音楽をやるバンドというイメージがあるのですが、このアルバムからはなぜかすごく無機的で冷徹な印象がただよってきます。先にあげたギターやところどころに出てくるインダストリアル風の音使いのせいか、何故かマシーナリーで不穏、かなり不気味な感じがします。タイトルどおり「不安」・「混沌」・「世紀末」な感触です。
極めつけは「Manifest」、扇動的なリズムにのせて、無感情に祖国の恥部を暴露する反体制ラジオ局風の「声明」が半端じゃなく怖いです!!(歌詞の内容が分かるとゾッとします。ブラジルの刑務所だけには絶対に入りたくない!!)
そういえばこういう雰囲気って、初期のKilling Jokeの得意技だったはず。あんまり語られませんが、このバンドはメタルやハードコア以外のバックグラウンドも結構もっているのでは?
というわけで、Voは激情かつスピリュチュアルな「生命の雄叫び」、ギターはダークで冷酷無情な電気音風、ベースが突進&グルーヴ両対応で、ドラムがトライバル(原始的)で同時にハイセンスという、奇想天外な組合わせ。にもかかわらずバンドの音として完全にまとまっているのだから凄い。類型的なスラッシュ・モダンへヴィとは一味も二味違った個性あふれる音です。こういう非スタンダードな組み合わせって大好きです。
93年,5th
駄作な意見が多数聴かれるけど
個人的にはそんなに嫌いじゃない
確かボキャ天に出てきた曲があったはず
故ダイムバック・ダレルの愛聴盤でもありました。
これを駄作呼ばわりとは耳が悪いとしか思えません。脱スラッシュ組の唯一の
成功例かも知れない。これがなきゃソウルフライもなかったろうに・・・。
トライバルでウルトラヘヴィでグルーヴィーでしかも冷酷。ホント腹の底に響く。
あまりに先進的過ぎて理解されなかったのか?
やっぱりスラッシャーとしてはね....
まぁREFUSE/RESISTとかはすきです。
やっぱりスラッシャーとしてはね....
まぁREFUSE/RESISTとかはすきです。
作「ARISE」で押しも押されもせぬ一流のスラッシュ・メタル・バンドとしての評価を確固たるものとしたSEPULTURA。
本作はそんな彼らが2年ぶりにリリースした4thフルレンス・アルバムだ。
'93年作品。
前作において突撃型のスラッシュ・メタルを極めてしまった彼らがどのような方向へと歩を進めるかに注目が集まったが、
本作ではスラッシュ・ビートを脇役にどけてブラジル音楽からアコースティックまで取り入れた広義のヘヴィ・ミュージックを表現している。
オープニングを飾る"Refuse/Resist"のインパクトが凄まじい。
「変化についてこられないものはついてこなくて結構」たるアティテュードがこの1曲から伝わってくる