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END OF THE WORLD / GASKIN
PAUL GASKIN(g.vo)率いるGASKIN、81年発表の1stアルバム。
NWOBHMを代表する名盤の1つであることは、一聴すれば分かってもらえるでしょう。
◎GASKINの魅力その1・・・分厚くメロディアスなコーラス
殆ど総ての曲のサビが分厚いコーラスで、そのためとても親しみやすく、一緒に歌いたくなります。
◎GASKINの魅力その2・・・覇気のあるインスト群
GASKINのインスト群はかなり優秀です。ギターはなかなかテクニカルで弾き出すフレーズも魅力的だし、ベースも音に埋もれず、かなり図太い音を出しています。しかしながら、ロックのワイルドさを保ちつつ、同時に耳障りの良いメロディーを楽しめる最大の要因は、間違いなくこのドラムです。ドラムがしっかりと脇を固めているので、全然甘ったるくないのです。叩いているのはDAVE NORMANなる人物。本当にドラムが素晴らしい!!レス・ビンクス、クライヴ・バーといった、手数の多い覇気のあるドラムが好きな人は、一発で殺られること間違いなし!GASKINの楽曲がクールであっても決して地味で無い理由はここにあるわけです。
以上の2点の魅力が、アルバム全編において存分に味わえます。NWOBHMの名盤としても必聴ですし、やっぱり音楽はメロディーがなくちゃ駄目!!と言う人にも是非聴いてもらいたい好盤です。
数あるN.W.O.B.H.Mのアルバムの中でも「メロディの美しさ」という点で真っ先に思い浮かべるのがこの作品である。
↑でせーらさんもおっしゃっているとおり、分厚くメロディアスなコーラスがポイント。
バンドの演奏テクニックもかなりのもので、RUSHの影響も窺える。
スピード感とメロディに溢れた超名曲「SWEET DREAM MAKER」、ドラム・プレイが心地よくスペーシーなサウンドの「VICTIM OF THE CITY」、ギター・メロディが半端じゃなく美しい「DESPISER」、ランニング・ベースが際立つアグレッシヴな「BURNING ALIVE」、暖かく優しいギターを聴かせるインスト「THE DAY THOU GAVEST LORD HATH ENDED」、終盤のギター・ソロのメロディがやや東洋的な「END OF THE WORLD」、WHITESNAKEのFOOL FOR YOUR LOVINGに似た雰囲気?のリフを持つ「ON MY WAY」、コーラスとギター・ソロが悲しい「LONELY MAN」、これまたかっこいいリフでシングルにもなった「I'M NO FOOL」、幻想的なオープニングの「HANDFUL OF REASONS」と、名盤として語り継がれるのも納得の内容。
評判がいいアルバムなので気になっていた
聴いてみたら確かに良かった
へヴィなサウンドでギターも好き
特にON MY WAYという曲は凄く好きになってしまった
他にも良い曲は沢山あるしこれは80年代の代表作だ!!
とても聴きやすく、素直にカッコイイ楽曲が沢山ある素晴らしい名盤。アルバムの世界観を存分に楽しめます。
中古で多少高くても、買う価値はあると思います。値段を見てスルーした僕はずっと後悔してます。安値でアナログ盤を買いはしましたが。
アートワークが大好きです。世の終末のイメージでしょうか。デザインの古臭さは否めませんが、それも味です。
A面の最後の『THE DAY THOU GAVEST LORD HATH ENDED』で終末感を漂わせ、B面の初めに『END OF THE WORLD』が駆け抜ける構成の妙は味わい深いです。
ぜひとも再発して欲しい名盤!